2019年09月17日
レッドブル・エアレース(千葉)空中のF1の興奮度
9/7,8の週末は、スポーツ観戦三昧。
テニス全米オープンは応援してたナダルが優勝。F1も2010年ぶりにイタリアのモンツァサーキットでフェラーリが優勝して、すんごい盛り上がりを見せていた。
生で観戦したのは千葉の幕張で開催された「レッドブル・エアレース」。時速370kmのエアレース機が、目の前の海上コースを低空飛行で駆け抜けるもので、最大で10G以上がかかるFAI(国際航空連盟)公認の三次元モータースポーツ

高さ25mの空気で膨らませたパイロンで構成された低空の空中コースを周回して飛行タイムを競うんだけど、2005年から世界選手権になって、今年が12シーズン目。
2017年に日本人の室屋選手がワールドチャンピオンになったことで、結構知名度があがったんじゃないかな。ボクはその時に知ったクチ。
海上15m-25mの場所を、機体を回しながら通り抜けるので、選手は反射神経よりも前に体が動かないとダメなんだとか。プラクティスフライトから見ていれば、すぐにルールや見どころは理解できる。
2日間の流れは、
<土曜>
・フリープラクティス
・予選
<日曜>
・Round of 14
・Round of 8
・Final 4
予選はタイムアタックで、順位で次の予選「Round of 14」の相手が決まるのね。ゴルフで言うマッチプレイみたいなもので、14人が2機づつ飛んで、早いほうの選手8人が次のステージ「Round of 8」に進むことが出来るワケ。
アレ、でも14÷2=7 なので、1人足りないってなるじゃない?
そこはファステスト・ルーザーといって、Round of 14で敗れたヒトの中から1番タイムが速かった選手1人がRound of 8に参加することができるのよ。
Round of 8では、またタイマンフライトして8人が4人に絞られて、最後に「Final 4」で1人づつ飛んで、フライトタイムで順位が決まる。

幕張のコースはビーチに並行に造られていて、スタートからゴールまで見渡せる。その分、陽を遮るものがないから、太陽に灼かれて干物になりかけたけどね。

ビーチに入る直前には木陰もあるけど、リクライニングチェアのあるデラックスシートだったんで、酔っ払ったら動くの面倒になっちゃってそのまま干物コースを選んじゃったわけ。つまり単なる自業自得(笑)
ZOZOマリンスタジアム周囲では、モトクロスバイクとかのサイドアクトが充実してて、フードコーナーも並んでるからレース時間外でも結構楽しめるのよ。ファミリー層もゲストに多かったしね。

ちなみに、レッドブル・エアレースは、オレよりもまりえがファンで大興奮。実は、今年が最後のシーズンになってしまうので、なんとも残念でならない。しかも千葉大会が最終戦。
レッドブルはもちろん、レクサスやハミルトンもスポンサーについてるし、また何年後かに復活して欲しいなぁ。
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千葉マリンスタジアムに来るのは、サマソニの時くらい。レッドブル・エアレースの日も激暑だったりと、毎回ココでは陽に灼かれて干物になりかける。

土曜日は、スター選手が集まるマスタークラスとのフリープラクティスと予選が開催されるんだけど、その間に、チャレンジャークラスという下のカテゴリーの飛行機が飛ぶのね。同じとこ飛ぶから、トップとの差がクッキリわかって面白い。やはりマスタークラスの選手のフライトは、早くて滑らか。そして、パイロンにあたっちゃうというケースも少ない。
このパイロン、安全のために風船みたく空気が入ってるんだけど、今はパーツが分かれて数分で交換できるようになっている。昔は直すのに何十分もかかったらしけど、こういうオペレーションは何年も続けるうちに洗練されるのよね。



惜しくもあと1ポイントの差で、年間総合優勝は逃したけど、レース展開は最高にシビレるものだったし、記憶に焼き付く結果だってので、なおさら今大会で「レッドブル・エアレース」が終わってしまうのが残念でならない。
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千葉マリンスタジアムに来るのは、サマソニの時くらい。レッドブル・エアレースの日も激暑だったりと、毎回ココでは陽に灼かれて干物になりかける。

土曜日は、スター選手が集まるマスタークラスとのフリープラクティスと予選が開催されるんだけど、その間に、チャレンジャークラスという下のカテゴリーの飛行機が飛ぶのね。同じとこ飛ぶから、トップとの差がクッキリわかって面白い。やはりマスタークラスの選手のフライトは、早くて滑らか。そして、パイロンにあたっちゃうというケースも少ない。
このパイロン、安全のために風船みたく空気が入ってるんだけど、今はパーツが分かれて数分で交換できるようになっている。昔は直すのに何十分もかかったらしけど、こういうオペレーションは何年も続けるうちに洗練されるのよね。
マリンスタジアムのとこにゲートがあって、この中でサイドアクトやフードコートが。

フードコートは千葉名産のものも扱ってたけど、なぜか富士宮やきそばに惹かれて。
スタジアム前にはモトクロスコーナーやレース機の展示が

土曜日の予選の結果は、室屋選手が5位。日曜日は「Round of 14」のタイマン対決からはじまります。室屋さんはホームだし、予選でもなかなかの記録出してたので余裕でしょと油断してたら、まさかの1/1000秒くらいの差で敗退。

「マジっすか...、有終の美が飾れなくて無念...」と会場中が室屋さんの敗退に凹んでたら、なんとファステスト・ルーザーとなって「Round of 8」に進出。そっからは、安定感ありつつも攻めたフライトで、なんと地元日本で優勝!!!
惜しくもあと1ポイントの差で、年間総合優勝は逃したけど、レース展開は最高にシビレるものだったし、記憶に焼き付く結果だってので、なおさら今大会で「レッドブル・エアレース」が終わってしまうのが残念でならない。
室屋さん、感動をありがとう!!