2020年11月06日
yaoyu(神田)ナチュール好きの神フレンチ
もっと早く行きたかったんだけど、コロナ禍のおかげでマイクロフーディズムづいてたから、どうしても近所のレストラン訪問率が高くてね
あんまし混んでる電車は乗りたくないってのと、お店のロケーションが大手町というか竹橋というか神保町というか神田というか的なポテンヒットスポットで、東京のど真ん中にありながら意外とアクセスがやっかいで
そんな先延ばしになってたフレンチにやっと願いが叶って訪問できたんだけど、温めてきた価値ありましたわ。ワインの提案は想像以上にファンタスティックだし、料理もナチュール好きには悶絶の愉しさ。
ただ、これ多分ナチュール好きじゃないと見えない景色な気がしてて、料理単体でも勿論美味だけど、ワインとの組み合わせで、もっと面白いとこにイケるのがいい。
高級スーツを着たマダムみたいな模範的マリアージュとは違う、日焼けした肢体がまぶしいブルネロ・クチネリのニットを素肌に纏ったショートカット女子的ニュアンス
料理は、カルパチョも穴子も青森の神経じめのモノを使っていて、特に穴子のインパクトが大
ほろほろ鳥は胸と腿と2種類の部位を使って。うわ、このテクスチャ未体験ゾーン。山椒の効いたソースはモダンチャイニーズのようなアプローチで、これまたビックリ!


ワインとの相性含め、『yaoyu』ならではのオンリーワン体験に昂った夜

yaoyu
03-5577-6783
東京都千代田区神田錦町1-17-5 B1F
https://www.facebook.com/yaoyu8571/
米大統領選、事前の世論調査よりもだいぶ接戦になってるのも驚きだけど、これだけ民意が分断するという状況も、かなり画一的な価値観の中で生活をしている日本から見ると体感しにくい状況。こればっかりは住んでみないと分からない。
最近では大阪都構想で見事に民意が割れたけど、日本にも分断の兆候が出始めているということなんだろうか。
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お店はオフィス街のB1、アプローチに並ぶナチュールの空瓶たちに期待が高まる

店内の雰囲気的には自由が丘のイタリアン「igora」にちょっと似てる。ナチュール扱いの上手なお店のトンマナなのかもしれない
期待は裏切られることなく、一杯目の泡からしてドンピシャ

こーいうの家に揃えておきたい

まずは、ブラータの敷かれたかぼちゃのスープ。落花生のフレッシュなアクセントが妙

青森のボラのカルパチョは、何故か写真を撮り忘れ。神経じめのボラを生で食べるというのも新鮮。付け合せはインゲンとミョウガのサラダ。茄子が隠れてたけど、それも旨かった。

こちらは穴子のフリット。弾力ハンパなく、ジューシーさも印象的。きのこの脇役っぷりが見事でした。

いちいちワインのセレクトが絶妙。これに合わせたのは鯵

シェフが釣ったという東京湾の鯵、百合根の食感が新鮮なアクセントになっていて、マリーゴールドが味をより印象づける仕事をしていた

岩手のほろほろ鳥には、ヨーロッパの平茸を合わせて。肉の部位は胸と腿、これに合わせるソースがアジアンガストロノミー的なタッチで四川料理のニュアンスも。山椒の風味が強いんだけど味の邪魔はしないのよ
これに合わせた赤ももちろんドンピシャ

デセールはエアリーなガトーショコラにピスタチオのソース
また、じっくり向かい合ってみたいレストランでした。そして、この日の時計たち。フェイスもいいけど、このリューズの主張具合も好き。ベルトのカラーもタイプ
プレミア過ぎる時計たち
最近はご近所レストランに通うマイクロフーディズムがメインなので、大手町まで行くのも遠征気分。平日の夕方の電車の込み具合に驚く。
GOTOトラベラーで移動自体は多いけど、混雑時間帯に公共交通機関に乗ることは少ないので、久々に世の中がだいぶ戻ってるのねと体感。ヨーロッパのような感染再拡大の傾向は見られない日本だけど、出来る限り人混みは避けてるし、不用意に外のものには触れないというスタンスは変えていない。
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