2021年03月08日
Maruta (調布)ローカルファーストの薪ガストロノミー
調布にこんな薪ガストロがあったとは!
大好きな目黒のkabiにも通じるとこあるし

そりゃ、オレ、昂ぶりますって


滋味深い味わいを、こんなカフェみたいなカジュアル空間でいただけるなんて。心が解放されていく

ココナツミルクの効いたrisottoの上に乗せていただきます…う、ヤバい❣️
久々にバンコクのミシュランスターに訪れた気分
そして、最後には夏みかんやレモングラスを効かせた蛤のお出汁をかけて、更なる未体験ゾーンへ
これよ、コレ!なに、このセンスの良さ!!聞いてみたらメルボルンのミシュランで腕を磨かれていたようで。納得
平目をこうやって合わせるのは日本人にはない感覚、やっぱ外食はたまらんなー

2種類のデザートも、それぞれタイプ
これが柚子って不思議でしょ?
友人らと一緒に貸し切りたいね
マルタ (Maruta)
042-444-3511
東京都調布市深大寺北町1-20-1
https://www.maruta.green/
ローカルガストロノミー、昼呑み、自然との共存、サスティナビリティ、ナチュール、五感を愉しむ。
このあたりが、今、自分のレストラン好みのポイントです
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店内を見回してたら、「是非、ガーデンも見てください」というから早速出てみた


ふきのとう
こごみ
たけのこ
あん肝




ザワークラウトのパン。薪のかほり、味わいもいい。このパンが、余計にバンコクの「ズーリング」を思い出させてくれたんすね
いよいよ、メイン
ここまでの流れから、否が応でも期待が高まる

鴨のかほりは素晴らしく、ジビエらしい滋味



更に机に戻るとおかずがもう一品
グラニテチックにリセットかける黒文字のアイス、爽やかでいて濃厚





いやいや、兵どもが夢の跡 ともいうべき満足感と寂寥感。こんなに満足したレストランは久々

電車だと調布って そこそこ遠いので、余韻を残したまま泊まって帰りたい。電車は乗り換えたくないので、代田の「由縁 別邸」あたりが狙い目だな
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都内に住んでいても訪れたことの無い町はたくさんあって、調布駅には、はじめて降り立ちました
更にそこから車で15分くらいの神代植物公園の近くにある「Maruta」
うわ、空が広い。ファサードの感じからしてひと目でタイプ
店内は無駄を排したミニマルなインテリア、北欧スタイルの美意識が心地良い
スタッフの空気感も肩肘張らずでフレンドリーだから落ち着ける
大きなテーブルを他のゲストと囲むスタイルもナチュラル
まずはシャンパーニュで喉を潤して

店内を見回してたら、「是非、ガーデンも見てください」というから早速出てみた

なにやら、ここでの調理の予感が。食事中に太陽浴びて、外の空気に触れられるって理想形

kabi、里山十帖あたりと通じる世界観
食事はコースにしていたので、まずは前菜から
ふきのとう
こごみ
たけのこ
あん肝
鯛の子
うわー、季節をいただいてる感が満載

筍の甘みと苦味が躰に染み入る

続いては酸化するまで薪で焼いたにんじん、周りの皮を剥いでいただきます。まずは、そのまま、めちゃ甘い〜
その後、手元の発酵バター、柚子、春菊と合わせて
ソムリエさんは、昨年 こちらにいらしたそうで
こちらの前は京都の「ルーラ」でやられてたというから、そりゃペアリングも期待できちゃう
ヒラメと合わせたのはチェコのオレンジワイン、なにこれ、いとうまし!!!!!
2015年ヴィンテージ。料理とも合うけど、単品でも相当うまいし

平目を野菜とともにいただきます、味の組みあわせ、上手だなあ
次は赤烏賊

テーブルに炭が運ばれてきて、自分で赤烏賊の火入れをするのも愉快です
それをリゾットに合わせるなんて、実に愉快
リゾットはまさかのタイっぼさ、ココナツミルクがガストロノミーらしく上品に融合している。なにこれ、予想以上に炭で焼いた烏賊に合うわ!
2枚目の烏賊は、このリゾットに夏みかんの葉とレモングラスなどを入れと蛤とアサリのお出汁をかけていただきます
はー、これはアジアや!!!
バンコクじゃなけりゃ、メルボンルだな、たしかに
ザワークラウトのパン。薪のかほり、味わいもいい。このパンが、余計にバンコクの「ズーリング」を思い出させてくれたんすね
いよいよ、メイン
ここまでの流れから、否が応でも期待が高まる
立派な鴨が休まれてる
その間に机にはソースと葱が置かれたお皿が
このお皿も自分で完成させるスタイル

鴨の胸肉を自分で骨から外すなんて、新しすぎるエクスペリエンス。あ、もちろんお肉は骨から外されていて、上に置かれているだけだったけど
鴨のかほりは素晴らしく、ジビエらしい滋味

この火入れ、美味しくないワケがない
もうひとつ、料理に合わせてくれたのがジントニック。もちろん、これも自家製です。まさかと思ったけど、ワインとは別のアプローチで、これまた新鮮。


メニューには「庭」と書いてあっただけなので なんのことかサッパリだったんだけど、言葉の通り庭にエスコートされたのね
そのガーデンで、炊きたてのご飯をよそってもらい、こごみ、蕗の薹味噌、うるい をピックアップ
外で食べるごはんって最高

これ無限ループだから、ついお代わりがすすむ…

更に机に戻るとおかずがもう一品
更に鯵の効いた味噌汁まで登場。鯵の効いたお出汁って新鮮
グラニテチックにリセットかける黒文字のアイス、爽やかでいて濃厚


あー、こんな楽しい時間が終わりに近づいてるのが寂しい

柚子のソースがはいった焼き大福とでもいえばいいかな。勢いよく頬張ろうとしたら、かぶりついた逆サイから同時に熱々の柚子ソースが溢れて、アチチチチと(笑)
オレだけじゃなく、一緒のテーブルでもうひとり同じシチュエーションの子がいたので、恥ずかしさも半減

客層は若い子も多く、次世代の食べ手が育ってるのも実感できる
最後に薬草茶で”ととのえ”てもらって帰りました

いやいや、兵どもが夢の跡 ともいうべき満足感と寂寥感。こんなに満足したレストランは久々

電車だと調布って そこそこ遠いので、余韻を残したまま泊まって帰りたい。電車は乗り換えたくないので、代田の「由縁 別邸」あたりが狙い目だな