2021年06月30日

みもっと(目黒)なぜこのタイレストランに通ってしまうのか

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今月も最高でした目黒のタイ料理『みもっと』、ナチュールとの相性がほんっとーに素晴らしい

現地のフィロソフィーを崩さずに、日本の素材や調理法も活かしながら、キチンとタイの景色が浮かぶような着地点を作ってくれる

バンコクにミシュランスターが増えてきた頃から、一気に食のカルチャーが進化し、カフェなんてあっという間に日本を抜いていった感覚すら受ける

そんな昨今のバンコクガストロ事情を体感してからじゃないと、、もしかしたらこの価値は伝わりづらいのかもしれない
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確かに東京の食カルチャーは凄まじいレベルだと思うけど、クリエイティブな中華料理が出てきたのだってここ数年。フレンチやイタリアンはある視点からみたら本国すら超えてる部分もあるくらいだけど、トルコ料理やノルディックガストロノミー、ましてやタイ料理などはストリートフードの理解が一般的

日本人より遥かに裕福なワカモノたちが遊んでるガストロって、多分東京にいたら想像できないと思う

ルーフトップバーなんて、日本はバンコクよりも10週くらい周回遅れ。これがフツーのバンコクの遊び方、ホテルもやっと日本が追いついてきたかなぁ...、うーん、でもまだ3周くらい差がある気がする。


毎シーズンタイに行ってた頃が懐かしいけど、「みもっと」に訪れるたび、現地の遊びや景色を思い出しながら脳内トリップしています。たとえば、このタイの納豆も使った豚のスープ、日本人も好きな味。旨みのパンチ! スマートな仕上がりだけど、ストリートではない洗練されたバンコクのレストランにいる錯覚に陥る
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草のかほりがつよいタイの納豆サラダ。納豆が食えないオレでもイケた
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タイ料理とオレンジワインをはじめて合わせたのが、ガガンのシェフたちがオープンさせた「Gaa」でのこと。2017年頃には、まだタイ料理にオレンジワインが合うなんて知りもしなかった。つか、ワインといえばブルゴーニュばかり飲んでいた。
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これまた日本じゃないと食べられないイサキとイチゴの漬けにハーブのサラダと合わせて。ヤムプラーサムイイプライという呪文のようなタイトルの料理。まず生魚はタイじゃ食えん。鮨はあっても現地タイ料理レストランで生魚はオレでも少し抵抗ある。なんだけど、この皿と対峙しているとバンコクが見えてくるのが不思議
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ここからのミッキーマウス(ワイン)は、さっきより酸が強めに
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ヤムカナームーヤーンという名の岩中豚のローストポークサラダ。わりと脂も強めで、タイ料理らしさ出すならソースのハーブ感をもっと強めてもいいかも。や、旨いんだけどね。ただ、タイのレストランで、ここまで脂の美味しい洗練された豚さんに出会うことってそうそうないから、ちょっと現地感がオレは感じにくかっただけ。いいとか悪いとかいう問題じゃない、心の距離感、着地点の話。
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チェンマイスタイルの放牧赤鶏のハーブ蒸し。放牧赤鶏が地力があって辛くない。シンガポールのペーパーチキン的なニュアンスも持っている。あれよりも高級感あるけど、そういう南国ならではニュアンスがよい
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ここにきて今日イチのワイン。アルザスのオレンジに惚れた
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いとうましな鴨にチェリーとトマトというフレッシュなレッドカレー。日本的な解釈も加えながら、タイにしっかりとおさまる。以前、タイ大使館で大使と会話した時に「タイレストランはストリートからのアプローチのお店が多いけど、ガストロ解釈のタイレストランがないのが残念ですよね」って共感しあってたのね。
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今、あの時のタイ大使とまた会ったら、「みもっと一緒に行ってみましょうよ」とダメ元で誘ってみると思う。オレと行かなくていいから(笑)、彼が足を運んでくれて「日本にもこういうタイレストランができたか」と気に入ってくれたら嬉しいな。
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タイ料理 みもっと
東京都目黒区目黒1-24-7
03-6426-6352
https://mymot.jp/thai
https://www.instagram.com/mymot_thai/
営業日: 水木金土 18:00〜22:00



タイ料理の美味しさの真価は、日本でまだまだ理解されていない。世界三大料理の一つトルコ料理もそうだけど、なんかB級にカテゴライズされがち。スパイスやハーブの使い方は、奥深い。逆に言うと更に伸びしろあるってことなのよね、この国では
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みもっとちゃんのワンオペなので、泡を呑みながらのんびりと料理を待つ
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とうもろこしのソムタムの手前にマネーバック。揚げ春巻き的な感じ、豚肉とイチゴのソースが佳きあんばい。豚のかほりが柔らかく立ち、春巻きの揚げ感とマリアージュ。イチゴの酸味と甘さが着地点
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ジョーパッカードって、US NAVYのエースパイロットみたな名前のスープだな。食べた感じは、そんなマッチョでストイックなビジュアルじゃなく、四角い包丁が似合ういつも陽気なマシュマロボディの陽気なオッチャン。さりげなくとびきりうまい定食作る街角のお店にいそうな
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ヤムブアボック、ツボクサのサラダ。葉の厚みからくる食感が良いっす。この苦味、子供の頃は食えなかっただろうな。大人になったら快感だけど。
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2杯目の白ナチュールも程よい癖で、野菜の素材感を引き立たてて優秀。
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ヤムプラーサムンプライ、生魚は醤油とかポン酢という発想の日本人には、なかなかハーブがこんなにも合うんだという想像ができないと思う。ベタッとした辛さだけが暴走してるタイ料理ではなく、辛さすら魚とともにエレガントに纏うことができるのがタイ料理なのだ
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イチゴも厳選だし、時間をかけて味を創っている。ファーストフード、ストレートフードではないガストロアプローチのタイ料理の魅力。かといってトリッキーではなく、どちらかというと王道からの派生系
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こういうワインを常に家にストックしていたい
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毎日食べたい。特に夏は。ヤムカナームーヤーン、岩中豚のタイサラダ
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ふっくらと火入れのされた旬魚のグリルに大胆にハーブを添えて
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しっかりと葉に包まれた放牧赤鶏
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コリッとした食感もいとおしく、肉の力強さのベクトルがタイとは異なる日本ならではのタイ料理
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ここにきてアルザスのオレンジワインにとどめを刺されるとはね
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愛してやまないバンコクになかなか行けない哀しさ、そんな想いを「みもっと」に来ると少し薄めることができる
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逆に、バンコクでこのカレーが出てきたらマジで驚く。現地を訪れたら必ず予約するお店になると思う。向こうでもね。たとえばね、バンコクで厳選タイ食材を使いなら京都が見える日本料理を出してくれたらシビレるでしょ。その土地ならではの真摯な解釈って、多分これからもっと評価されると思う。日本のフレンチやイタリアンがいい見本。
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デザートのテーマは紫陽花。ココナッツアガーに、緑豆あんの紫陽花。そこにバナナフリッターを添えて、え、コレどう紫陽花と関係あるんだ? 土を表現してるのか?? 笑
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たまたま隣あった方との会話も楽しく、やはり人生を愉しめるのは才能でありスキルだなと再認識した夜

2021年も折り返し地点、なんだかんだ悪くないw
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kyah2004 at 23:30│Comments(0)エスニック | ¥10000〜

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