デジタル
2021年01月01日
謹賀新年
2020年11月24日
紅葉の見頃の話(京都)



2019年12月09日
バヒア宮殿(モロッコ)マラケシュの王宮へ



こうやってブルーや強めの黄色が入ってくると”らしいな”って感じですが。
モロッコの9月末は、日なたは太陽に焼かれるくらいジリジリするけど、日陰は涼しいので王宮は暑かった印象が殆ど残っていない、

旅のこと書いてるのが一番楽しい。昔の写真を見返せるのもワクワクするし。食はFBやらInstaでも書いてるんで、なかなか筆がすすまなくて。

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2019年12月04日
そうだ 京都、行こう。 2019
昨年は、久しぶりに紅葉の時期に京都以外の場所に旅してたのね。秋の隠岐の島、神々が集まる出雲大社、鳥取の足立美術館などなど、山陰の秋も良かったけど、やはり今年は京都に戻ってきました。
京都に住んでいるわけではないから、紅葉はタイミングとの勝負。

2012年から京都の紅葉にハマっていて、最初の頃は朝から晩まで自転車であちこち回っていました。今、久しぶりに振り返ってみたけど、2012年は天気も色づき具合もよく、こんな紅葉見ちゃったら、そりゃハマるわな、と。
この年に見た、苔寺、常寂光寺のインパクトがあまりに強烈で、その後は「あの時を超えられない...」と、幻を追い続けていたような気がします。
さすがに今年は一段落したようで、一期一会を愉しめるようになっていました。
<直指庵>


欲を言えば、こういう場所ほどもっと洗練された空間づくりをして、高付加価値のサービスを提供して欲しい。全部が同じような茶屋さんである必要はない。単価数倍でも、間違いなくそっちを選ぶから。ニセコが成功している理由はそこにある。


お食事は、もう無いと諦めていた丹波の松茸をお椀でいただけたり、モロコに会えたり、2週間熟成のぐじのお造りがめっちゃ旨かったり、菊芋のテクスチャが異次元だったり。お酒もシャンパーニュから、ワインから、清酒まで。ちょっとだけ味見させてもらった清酒まで加えたら、何種類呑んだろう?
そうそう食事の前に、RYOと祇園のサウナ「ルーマプラザ」行ってて、初の本格サウナデビューだったのよ。外気浴してたら曇ってたのに、一瞬だけめちゃ綺麗なサンセットに遭遇し、それなりに”ととのった”せいか、体の芯がジワーッとなって。
その直後に「たいら」に行って呑んでたから、酔いが気持ちよくまわるまわる。中々いい滑り出しの「サ道」デビューでした

高台寺の真横、二寧坂の入口のところに出来たんですね。地図で見てから向かってるので頭ではわかっていたけど、実際にたどり着くと「こんなところに!?」と驚きを隠せない。建物の高さが10mに制限されているエリアのため、傾斜を活かしながらの設計となっている。
部屋の屋根も敢えて傾斜をつけることで、レジデンスのようなリラックスした雰囲気を作り出している。
かと思えば、バスルームはめっちゃクールだったり。
二寧坂沿いのレストラン『KYOTO BISTRO』は、ここがパークハイアットだとは気づかれないくらいさりげなく町に馴染んでいる。
メニューもリーズナブルなのに、フィッシュ&チップスや、カツカレーなどカジュアルメニューがフレンチの技で仕上げられているのよ。陶器は宇治の「朝日焼」が使われているのもポイント。
食後は最上階のBAR『KOHAKU』に移動。ここは京都ではありながら、誰も見たことのない景色を愉しめます。次回の京都でも寄りそうなくらい好み。
昼は紅葉を愛でて、夜は京都の友人らと酒を呑んで心地いい時間を過ごす。やはり、旅はヒトがKEY。
そうそう、オープンから1ヶ月も経っていないので、タクシーにハイアットリージェンシーに連れて行かれるリスクもあるので、お気をつけて。
2019年11月01日
旭山動物園(旭川)寒さを忘れたいやし空間
今年もそろそろやってきますね、積雪時にのみ行われる「旭山動物園」名物、ペンギンの散歩。

旭山動物園
旭川市東旭川町倉沼
0166-36-1104
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/
2月の富良野でマイナス10℃近かったと思うけど、重ね着しまくりだし、心構えもできてるし、ヤバくなったら室内に逃げ込めば少しは暖がとれるので、思ったほど凍える思いはしませんでしたよ
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2019年09月17日
レッドブル・エアレース(千葉)空中のF1の興奮度
テニス全米オープンは応援してたナダルが優勝。F1も2010年ぶりにイタリアのモンツァサーキットでフェラーリが優勝して、すんごい盛り上がりを見せていた。
生で観戦したのは千葉の幕張で開催された「レッドブル・エアレース」。時速370kmのエアレース機が、目の前の海上コースを低空飛行で駆け抜けるもので、最大で10G以上がかかるFAI(国際航空連盟)公認の三次元モータースポーツ

海上15m-25mの場所を、機体を回しながら通り抜けるので、選手は反射神経よりも前に体が動かないとダメなんだとか。プラクティスフライトから見ていれば、すぐにルールや見どころは理解できる。
2日間の流れは、
<土曜>
・フリープラクティス
・予選
<日曜>
・Round of 14
・Round of 8
・Final 4
予選はタイムアタックで、順位で次の予選「Round of 14」の相手が決まるのね。ゴルフで言うマッチプレイみたいなもので、14人が2機づつ飛んで、早いほうの選手8人が次のステージ「Round of 8」に進むことが出来るワケ。
アレ、でも14÷2=7 なので、1人足りないってなるじゃない?
そこはファステスト・ルーザーといって、Round of 14で敗れたヒトの中から1番タイムが速かった選手1人がRound of 8に参加することができるのよ。
Round of 8では、またタイマンフライトして8人が4人に絞られて、最後に「Final 4」で1人づつ飛んで、フライトタイムで順位が決まる。


ビーチに入る直前には木陰もあるけど、リクライニングチェアのあるデラックスシートだったんで、酔っ払ったら動くの面倒になっちゃってそのまま干物コースを選んじゃったわけ。つまり単なる自業自得(笑)
ZOZOマリンスタジアム周囲では、モトクロスバイクとかのサイドアクトが充実してて、フードコーナーも並んでるからレース時間外でも結構楽しめるのよ。ファミリー層もゲストに多かったしね。

ちなみに、レッドブル・エアレースは、オレよりもまりえがファンで大興奮。実は、今年が最後のシーズンになってしまうので、なんとも残念でならない。しかも千葉大会が最終戦。
レッドブルはもちろん、レクサスやハミルトンもスポンサーについてるし、また何年後かに復活して欲しいなぁ。

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2019年05月10日
七尾城跡(島根)益田の山城跡を歩く
島根県と山口県の県境にある益田。出雲や石見銀山、萩といったメジャーネームに隠れて「益田」という地名は認知度低いけど、ここの築城された山城の歴史は古い
そんな歴史の話を聞かなければ、神社の長い階段を登って、更にそこから山を歩くトレッキングコース。

頂上からは益田市街が見下ろせて、抜けていく風や鳥の鳴き声が心地良い。

小さな町でも、優秀なガイド役がいればその町はいくらでも掘れる場所がある。そういうとこに気づくのが地方活性化のポイントかもよ。
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2019年04月24日
スマイア(スペイン)バスクのホワイトクリフ
海崖は遠くから眺めているのも好きだけど、やはりこの”際”に立って、ヒリヒリするのが醍醐味。

言うてもこの高さだからね…、わかるでしょ!? ヤバさが

旅の目的は主に「食」と「崖」と「城」というのが最近の傾向。
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2019年04月13日
三重の崖巡り 花の窟、鬼ヶ城
海×崖好きとしては、このビジュアルは反則過ぎな『鬼ヶ城(おにがじょう)』
隆起と風化と波の浸食によってできた天然の岩のアートが、熊野灘に面して1Kmくらい続く。そこに、またむき出しの遊歩道があってたまらない。国の名勝にして天然記念物国『鬼ヶ城』は伊達じゃない。

国の天然記念物に指定されたのは1935年(昭和10年)、『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として世界遺産に登録されたのが2004年。
場所は尾鷲市の少し南。名古屋からは電車でも車でも行きづらく、東京から行くには沖縄よりも心のハードルが高いっすね。めったに行ける場所じゃないから、ほんとはもっとじっくり回りたくて、鬼ヶ城城址の展望台にも行ってみたいんだけど、未訪なのが心残り。
そこから更に車で10分ほど南下したところには、日本最古の神社といわれる『花窟神社(はなのいわやじんじゃ)』もあるんです。

なんで日本最古かというと、日本書紀にも記されている古来からの聖地なのよ。話題の万葉集ではなく、日本書紀ね。
花窟神社には神殿がなく、熊野灘に面した巨巌が御神体で、その下に玉砂利を敷きつめた祭場、王子の岩と呼ばれる岩がある。

パワースポット不感症の当家は、
「古来かららしいよ」
「感じられたヒトがいたんだね」
といった会話を残し、この場を去りました。

次回、三重に行くときは那智勝浦に寄ってから、南紀白浜まで周り、いい崖を探そうと思います。
2019年04月07日
目黒川の花見と情緒
ここ数年、これだけ開花してから長く桜が持ったのを見たことがなかった。

桜のピークが週末にあたって、かつ田道の桜まつりにあたったなんてのは記憶にある限りないのよね。こんなタイミングは相当レアなので、今日ばかりは室内のレストランでランチの予約を入れていなくてよかったと思う。
桜の下でお薄をいただく気持ちよさ。




このあたりの週末旅は、前後ちょっとズラすだけでタイミング外すからね。紅葉よりも桜の方が旅プランするの難しいのよ。
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2019年02月26日
丘の上のイルゲド(サンセバスチャン)美食の町の美景

2018年10月06日
丸山千枚田(三重)ライステラスラバーの皆さんへ
熊野古道らしいフォトジェニックな「馬越峠」に訪れたことがある人ですら稀なので、そこから更に南下した山奥にある『丸山千枚田』に行ったことあるって人には、そうそう出逢ったことがありません。
こういうとこドローンで撮ってたらカッコ良かったろうになぁ...、当時はまだドローン持ってなかったので、今なら違うアングル切り取れたのにと悔しい。

2018年10月04日
壬生狂言 (京都)今週末は壬生寺に行こう
10月はこの週末の10/6 (土)〜10/8日(祝)までの3日間に開催予定です。ボクが訪れたのは2015年と3年前だったけど、狂言デビューの当家でも興味深く愉しめました。
しかもこれって伝承なんですよね。今でこそビデオやスマホで録画できるとはいえ、700年間もの間、代々伝えていくっては途方もない労力なわけで。



2018年09月26日
富士山を眺めながらのSPAな休日
レストランでもホテルでも、最近はその土地ならではの体験をしたいという想いが強まってきています。
2018年08月11日
仏歯寺 (スリランカ)世界遺産の町の聖地へ
外から見ると地味っぽく見えるけど、内部はシンハラ建築の技術の粋を見ることができて興味深い。
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2018年07月24日
祇園祭は藤井絞で (京都)
今年は、いろんな意味で「藤井絞り」さんと縁深い祇園祭に。
ま、でも、いい反物に出逢っちゃったら作っちゃうじゃない?(笑)


ここんとこ毎年のように祇園祭行ってるから、当家は意味分かるけどフツーの感覚だと暗号に聞こえるかもね。
宵山というのは、祇園祭の山鉾巡行の前日のイベント(前々日は宵々山)。山鉾が立ち並び、あちこちで祇園囃子を奏でられていて、ここから山鉾巡行までがある意味祇園祭のハイライト。露天も立つうえに歩行者天国になるので、その時は狭い路地も見たこと無いくらいの人で埋まります。
その宵山の時に鉾町の旧家や商店などが所有する美術品などを公開する「屏風祭」がおこなわれているのね。京町家の通りに面した間を開放して、秘蔵の美術品を展示しているので静の美術館とも呼ばれています。
この屏風の前で宴をするっていうのが、今回呼んでもらったプレミアムイベント。数年前、藤井絞さんをまだ知らない頃、外から眺めてて「こんなとこの宴にいつか座ってみたい」と思ってみていたので、この宴会にお声がけいただけたのは、本当に嬉しかった!
宴の最中に反物も見せてもらったら、気になってた陣羽織が飾ってあって着てみたらいい感じにフィット。この夏使えるので即買い。
これだけでも祇園祭に来た甲斐があるってものだけど、宴の最後で藤井さんから「巡行もうちで観てはどうか」とお誘いを。
全く予想してなかったお誘いだけど、遠慮してる場合じゃないので即手を挙げちゃいました。というのも、昨年 菊水鉾のフォトグラファーとして山鉾巡行に参加してたんだけど、一番印象的だったのが新町通りで二階から巡行を見てる人々だったのよ。

新町通りの細い路地を、山鉾が軒先のスレスレを抜けていく。その光景を近くで味わえるのって、ほんと限られた町家だけなんですよ。
やー、藤井絞りの浴衣、2着もってきてよかった!! 朝から酷暑過ぎたので、前日の夜に買った陣羽織は羽織って行けなかったけど、小紋とは違う雰囲気の茶色の雪花絞りで伺いました。

二階は期待通り距離感、鉾の屋根やお囃子さんと近くて感動。
あまりにプレミアムな体験だったので、自分的にはここが今年の祇園祭のピークだったし、一般的にも宵山と山鉾巡行が山場と思われてますが、宵山の後の「日和神楽」、山鉾巡行の後の「神幸祭」では、誰でもディープな祇園祭に触れることができるんです。
祇園祭はこの空気を味わいたいから来ているといっても過言じゃない日和神楽。山鉾巡行の晴天を祈って前日深夜に行われる御囃子の奉納。八坂さんの後に祇園の路地を練り歩くこの瞬間の祭りの濃度が堪らんのよ。
今年はちょい早めで23:30頃から。寸前まで人が居ないのに、急に湧き出てくるからタイミングが難しい。花見小路のBARで様子見ながら飲んでて、10分おきに偵察出てました。
なんせ、去年は23:00頃に行って閑散としてて「あれ、もう終わったのかな?」とお店に入って飲み始めてたら、<今、通過中>とメッセが来てショックに打ちひしがれて帰ったという哀しい記憶が(笑)。なので、今年は絶対見逃したくなかったんです。
そして祇園祭の本番の「神幸祭」。八坂神社の神様が、お神輿にのって1週間だけ(24日の還幸祭まで)町中の【御旅所】にでていくんです。あの山鉾巡行ですら、ざっくりいうと この露払い的な位置づけ。絵的にも御旅所に行く前に八坂神社の前で神輿が3基並ぶ姿は圧巻!!!

....なんですが、これをいい位置で撮るにはポジション取りが壮絶で、今年は酷暑に負けて諦めました。ただ、その代わりといっちゃなんだけど、神々しいシーンに出逢うことが出来てね。場所は八坂神社の正門の中村楼。
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2018年07月07日
伊勢神宮 (三重)早朝拝観のすゝめ

帰り道に赤福で朝茶。
朝から伊勢海老、アワビ、雲丹などの乗った海鮮丼を。もちろんテラス席でいただきます。


あっという間に2年とか経っちゃうけど、ついこないだ訪れたような感覚でした。
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2018年06月23日
祇園祭 (京都)山鉾巡行を歩く
昨年の祇園祭は、友人の紹介で祇園祭 山鉾巡行の「菊水鉾」の撮影班に。
祇園祭の山鉾巡行は前祭と後祭があって、前祭は長刀鉾を先頭に23基、後祭では橋弁慶山を先頭に10基が京都の町中を巡行するんです。先頭の山鉾以外はくじ引きで順番が決まります。

前祭は7/17で、今年は3番目。菊水鉾は主要なコーナーでお献茶を出すのが特長。

所謂VIP的な人にお茶を出すんだけど、あるコーナーでは友人らが集まっていてここだけはやけにアットホームだったり。

相当な重量がある鉾なので、綱を引いている人数も半端ない。

但し、主要なところにキーマンが配置されていて、一番前の曳き手さんなどはフォームのが明らかに他と違います。

近くで見てるとめちゃくちゃかっこいいのが、車輪の周辺で方向を微調整している達人の方々。木の道具でちょいちょい方向修正してるのね。

「小川 長楽」の若旦那、弘嗣くんに感謝。

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2018年05月19日
旅人目線の会津若松
磐梯山、五色沼、渓流沿いの温泉など、郊外に観光資産が散らばる会津若松だけど、せっかく訪れたのでフォトジェニックな場所探してみました。

天守閣は鉄筋コンクリなので色気はないが、天守閣の最上階からは市内が見渡せるので気持ちいい。

千利休の子、少庵が建てたと言われる茶室の「麟閣」は中に入れるわけじゃないし、お庭はピンとこないのでわざわざ行かなくてもいいかな。

自分的には七日町から続くレトロな洋館がちょいちょい残る町並みや、野口英世青春館のあるエリアのノスタルジックな雰囲気は好み。あちこち視線飛ばしてると、案外いい被写体に出逢えます。

お目当てのカフェがお休みだったんだけど、小さな庭のある「あんてぃーくカフェ 中の蔵」も周囲から時間軸ズレてて面白かったです。
鶴ヶ城の東にある「御薬園」は、歴代の藩主に愛された大名庭園。当事、領民を疫病から救うために園内に薬草を植えたというのもので朝鮮人参を試植したそうで。ここは静かで美しく、現代であれば心が癒やされる場所ですね。

白虎隊自刃したの飯盛山や、近くの重要文化財さざえ堂は未訪なので、今更だけど「八重の桜」を見て、訪問したいと思ってます。
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2018年04月19日
グラントワ (島根)アートなステージに立つ方法
島根県芸術文化センター「グラントワ」さんの石州瓦をめぐるプレスツアーに参加させてもらったんだけど、やはりここは石州瓦のモダン建築の集大成っすね。
28万枚の石州瓦を外観に使ったデザインが斬新で、屋根じゃなく敢えて壁に瓦を使うことで、艶っぽさが醸し出されるのよ。中庭が改修工事終わったところで外に出られなかったんだけど、これからのシーズン、ここでカフェ兼BARスタンドがあれば最高なんだよなー

そんな外観のビジュアルに目がいきがちな「グラントワ」ですが、実は大ホールもいい作りして「こんなステージに立てたら気持ちよかろうね」と別世界の憧れとして眺めておりました。

なんせArtlessな身ゆえ、これまでの人生も、そしてこれからの人生も、ステージなんてモノとは無縁だと思い込んでいたんですが...皆さん、諦めるのはまだ早いですよ!
グラントワでは毎年初めに『グラントワ カンタート』という合唱のイベントをやっていて、これに申し込めばステージの上に立てちゃうんです!!
しかもね、このイベントの講評者や声楽家は日本トップクラス。島根のローカルイベントなのかと思いきや、合唱経験者の友人は鼻息荒く「これは凄い!」と目をキラキラさせてました。

そんな『グラントワ カンタート』の詳細はこちらに。応募締切が9月なのでちょいと先のようですが、興味ある人は是非。
http://www.grandtoit.jp/theater/grandtoit_cantat
グラントワ
島根県益田市有明町5−15
0856-31-1860
http://www.grandtoit.jp/
こんな国内トップクラスの合唱イベントで歌う機会を得られるのも凄いけど、一流の方々の創ったオリジナル曲が歌えたり、アドバイスを直接もらえるなんてのは相当貴重な機会なんですって。
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2017年11月27日
錦秋の京都へ 其ノ二
京都の紅葉レポ 第二弾。
毎日アップしようと思うも、全力で遊んでいたので追いつかず。二日目から四日目(11/24〜26)までの紅葉情報をまとめてアップしておきます。
【11月24日】
京都二日目は朝から快晴だったので光が重要なダイナミックな紅葉を楽しめるとこ早めに回って、午後は曇りがちだったのでこじんまりした古刹にシフト。
まずは8:00頃に鷹峯向かって源光庵と光悦寺に。源光庵はこれまでで最高の美しさだったと思う、悟りの窓より脇の庭が凄味帯びてた。
光悦寺はもちろん美しかったけど、入口のアプローチもだいぶ散ってたし、光悦垣の紅葉は全部落ちてたから そろそろ見納め。
一旦部屋に戻ってから嵯峨野へ。天龍寺は池の周りはそこそこだったけど、裏山の紅葉はどピーク。通り抜けの気分で寄ったのに結構しっかり滞在してましたわ。
天龍寺の裏は外国からのゲストのインスタポイントに。
天龍寺の様子見て、期待値高めに常寂光寺行っただけど、それでも思わずスゲーって呟いてました。
ただ、光が射さないと威力は4割減。帰り際に雲で太陽が隠れがちになったので、タイミング間違えなくて心から良かったなと。
嵯峨野はその後太陽が戻らず、妙心寺の大法院へ。ここではお抹茶いただきながら、庭をボーッと眺めて。
夕方には、話題の瑠璃光院 近くにある蓮華寺へ。辻が花 絵紋庵で夏羽織のデザインの相談があったので、絵紋庵から徒歩圏内の蓮華寺で時間調整しようと。
知る人ぞ知るこじんまりしたお寺なのと、写真に対する大人な姿勢が素晴らしく、後半はカメラを置いてしっかりと庭と向き合えました。
【11月25日】
まりえと合流して紅葉狩りもペースをスローにシフト。まずは、この時期は入れないと諦めていた永観堂へ。京都の朝夕はかなり寒く開場40分前から寒さに耐えて並んだら前列から10番目くらい。そこまで急がなくていいんだと、逆に勉強になった。

がら空きの永観堂が見れたのは貴重だけど、朝イチは光の具合もそこそこで10:00過ぎからやっと見頃な感じに。混んではいるけど敷地が広いので思ったほどの詰め詰め感ではなかったよ。


スケール感を活かした圧巻の紅葉は、まさに極楽浄土をこの世に再現しています。

さすがは東福寺とともに、京都の紅葉を代表する双璧のお寺。

そこから南禅寺に移動して「天授庵」へ。

入口付近は枯れ木が多かったけど、奥の方はまさに見頃でしたね。

その後、蹴上から電車に乗って初の山科へ。目的地は毘沙門堂。参道の階段の紅い絨毯は薄毛だったけど、本堂の説明が面白く修学旅行モードを発揮。

朝から着物で移動してて疲れたので、リッツカールトンのバーでひと休み。


夜は夕方から大徳寺の『おはりばこ』でイベントがあったので離れの一階でユル飲み開始。


京都最終日は、初訪問のお庭も積極的に組み込んで。
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2017年11月23日
いざ錦秋の京都へ
今朝 土砂降りの東京を発って、錦秋の京都に来ています。ちょうど紅葉はピークといったところで、あちこちで息を呑む瞬間が。
北野天満宮、真如堂、金戒光明寺の塔頭 栄摂院、法然院、安楽寺、南禅寺を今日は回ったので、タイムリーな見頃情報アップしておきます。
まずは、北野天満宮。実は天神さんの”もみじ苑”が、京都の紅葉にハマる最初のキッカケになった場所なんです。約300本の紅葉が織りなす世界観か圧巻。赤と碧と黄色が織りなす鮮やかな日本の秋。

紙屋川沿いの御土居は、紅葉のトンネルになっていて、逆光の裏側から光が透けて見えるので美しさにため息が漏れる。

やはり京都は、日本でも抜きん出て紅葉の美しさが洗練されています。

当初の予定としては、天神さん見て、そっから電車乗って嵯峨野に行こうと思ってたんだけど、この日は天候が気まぐれで、時雨にヤラれて「近為」でランチしてたんです。そのせいで、ちょっと時間の目論見がズレてしまい急遽、東に向きを変えて「真如堂」、通称”極楽寺”に向かうことに。
ここは、拝観料とか払わずに五重の塔✕紅葉✕銀杏が見れるは、本堂裏の紅葉のトンネルは圧巻だわ、更に叡山を借景にしたお庭もあったりと、京都らしい紅葉のエッセンスが詰まったお寺。

陽が射すかささないかで印象がグッと変わるので、めまぐるしく天候が変わる今日みたいな日は、シャッターチャンスが訪れるまでじっと皆さん 我慢して待っています。

TOPの写真にも使っている金戒光明寺の塔頭「栄摂院」は、京都で三本指に入るお気に入りのスポットで、普段は一般公開されていていないけど、この時期だけは拝観できるんです。こじんまりした空間の中に、圧倒的な美意識が凝縮されていて、比較的空いていることもあって、じっくりと紅葉に向かい合うことが出来るんです。

真如堂から哲学の道方面に向かって「法然院」へ。こちらの門は雰囲気あってフォトジェニックなので、こちらもカメラを持った人々がシャッターチャンスを狙って並んでいる。

法然院から、少し下がったところにある「安楽寺」は、この階段のアプローチが美しいのよ。

そのまま哲学の道を下がると永観堂にあたるのね。こに時期、入口付近は悶絶ラッシュアワーなので、チャリを迂回させて南禅寺へと向かってみました。軽くチェックのつもりが、思いのほかピークでズンズン足が境内の中へと向かっていきました。

入口のあたりや、三門の裏手は萌えるような紅葉の群れ。

夕方だったので、どこの光の状態がいいかわからず、方丈に行くか天授庵に行くか南禅院に行くか迷ってしまい、この中では一番お気に入りの南禅院をセレクト。結果、ちょっと地形を読み間違えて、ここは日陰ゾーンに入っちゃってたから、紅葉の威力は少し落ち気味でした。夕方なら天授庵が正解だった気がする。

とはいえ、床紅葉は美しかったし、赤と黄色のコントラストは破壊力高かったね。

明日は鷹峯、嵯峨野、詩仙堂エリアを攻略予定。続きで、もうちょい写真載せておくので、これから行く人は参考までに。
↓ ↓

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2017年09月22日
益田でドローンを飛ばしてみたよ (島根)
夏の島根旅は、島根県芸術文化センター「グラントワ」のプレスツアーってこともあって、「ドローンで益田の魅力を撮ってみたいんです!!」とお願いしたら、色んな場所でドローンフライトの許可をとっていただきました!
写真好きには堪らない被写体満載の益田だったけど、ドローンが加わると縦の視点が加わるので面白さ極まりない。
日本というか、世界でもドローンの規制は厳しくて、好き勝手に飛ばすことはできません。空港の5km圏内とかは、そもそも離陸すら出来ないようにプログラミングされてるし、人口密集地などを飛ばすには事前に国土交通省管轄の地方航空局に申請をしておかないといけないなど、結構メンドーです。
とはいえ、実際飛ばすとわかるけど、あっという間に高度100m以上まで飛んで行くドローンは、一歩間違えれば凶器です。あれが人の頭上に落ちたら…と思うと、飛ばす方にも自然と責任感が出てくるもの。
なので、グラントワみたいな場所では、行政の許可をあらかじめとったうえで、飛ばす場所の許可と両方をカバーしつつ、周囲の他のゲストの動きをみながらのフライトになるわけです。
ボクは、ドローンは2機持っていて、両方ともDJI社製。さっきの上の画像はMavicPro。羽というか足みたいのは折りたたむことが出来るのでワリとコンパクト。安定感もあり安心して飛ばすことが出来る。

この映像はSPARKという今年発売された機体。SPARKに至っては250g以下と、ほんとオモチャにしか見えない。ただ風が多少あってもこの安定感。しかもコマンドひとつで、操作しなくても自動でこういう絵を撮ってくれるんです。
ほんと手のひらサイズで驚きまっせ。但し、音はかなりの存在感なので、周囲の注目を集めるのは間違い無し。

■荒磯館
こちらは荒磯温泉という海沿いの旅館にある宿。バリバリの旅館というよりはホテル的な印象で海に突き出たテラスや、インフィニティのアウトバスもあって、春から秋にかけては気持ち良い滞在ができそうです。

テキストと写真だけだと、上のような説明がわかりづらいと思うけど、この映像だと一目瞭然じゃない?。宿からすぐにある海水浴場の長閑な風情はPriceless
荒磯館
島根県益田市西平原町1019−1
0856-27-0811
http://araisokan.com/
ドローンマーケットは中国勢が圧勝、小型化だけじゃなくアプリの体感価値も高いんです。
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2017年07月08日
カサ・バトリョ (バルセロナ)当家一お気に入りのガウディ建築
バルセロナの青山、グラシア通り43番地に建つカサ・バトリョ(Casa Batllo )は、ガウディが手がけたモデルニスモの中でも特に人気が高く、色々回った当家も一番のお気に入りに。東京の建築では殆ど見られない曲線を多用した窓部分は、内側からも外側からも強烈なインパクトを放つ。

外から見た印象より窓が大きく、通りと内部との一体感強め。

2005年に世界遺産に登録されたこの建物は1877年に建設されたもの。大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスのオーダーで1904年から2年間かけてガウディが改築を行ったんです。アナログ感満載の温もりある建物で、内部の吹き抜けはブルーが段階的にグラデーションをかけられている。

木の使い方も特徴的で、この曲線がさわると とっても心地いいのだ。

この空感の取り方とかも、アナログさが感性を心地よく刺激する。

裏側から見たカサ・バトリョ。ダイニングから外に出ることができます。

昔は、ここが庭園のように緑が飾られていて、癒やしの時間を過ごせたんでしょうね。

ガウディの凄いとこは、100年経った今でも圧倒的な存在感を放つインパクトを残していて町のアクセントを作っていること。

夜の主張も半端ない。

バルセロナを唯一無二の存在にしているのは、サグラダ・ファミリアを含めモデルニスモの建築たちなんです。
↓ ↓

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2017年07月03日
フルサイズカメラRX1RM2とdysonドライヤー
ここんとこ、InstagramとかFacebookページの写真が微妙に変わってるんだけど、ま....気づくわけないっすよね(笑)
愛機はSONYのα7なんですが、やっぱね、なんだかんだ重くてかさばるんです。鞄の自由が制限かけられるのがホント嫌で。でも一方で美しい絵を撮れるシャッターチャンスは取り逃したくない。
そんな悩みを解決できるのがSONYから2012年に登場されていたRX1シリーズ。フルサイズのセンサーにツァイスのレンズという組み合わせで、ずーーーっと欲しくてたまらないカメラだったんですが、まぁ、プライシングも大人でね。
ただ日常での機動性や、旅先でのストレスフリー具合を考えたら、もういいだろと「RX1 RM2」という昨年発売されたモデル手に入れちゃいました。

まだ、使い始めて2週間なので、やっと慣れてきたとこくらいですが、時折ハッとする絵が撮れます。

それに操作が洗練されてきてるので、比較的簡単にイメージに近い絵を撮れるようになってきたと思う。

少なくともα7クラスの表現力を、このコンパクトさで実現しているのがメチャ嬉しい。

小さいこともあって、その辺に置きやすいから自撮りも前より気軽にできるようになった。この眼鏡もオレと同じでアンティークなんだけど、フレームの繊細さとかエロさがいい感じで表現できている。自分的には納得。

服とかは、画角的に雰囲気出すには難しいのかな。まだ慣れてない。

別に、自撮り増やそうとしてるわけじゃないけどインスタが生んだ時代の寵児『ジャンルカ・バッキ』とか、いい刺激になります。
名前聞いてもピンと来ない人いると思うけど、美人のフィアンセと踊るイタリアの富豪オヤジといえば、「あ、あれかも」と思い当たる人もいるでしょう。

<(C) OK!JAPAN>
フォロワーがそろそろ1000万人というから、ほんとスゲー。日本最大の読売新聞も今は900万部まで発行部数を落としてるわけで、それ以上の発信力を個人が持つ時代って、デジタルネイティブでないオレには、ガキの頃想像すらできませんでした。
ちなみに、彼を見ての第一印象は、友人のファッショニスタがマッチョになった!というもの(笑) マッチョっぷりとか、タトゥーとか、全然違うんだけど、なんとなく。

イタリアでも稀有な存在の彼だと思いますが、日本人には真似しにくいスタイルっすよね。底抜けなバカっぽささと、有無を言わさぬカッコよさ、にも関わらず憎めない感じ。
こないだで「OK!JAPAN」で、彼のインタビューが記事になっててて興味深かった。話題になってからのことは知ってたけど、どういうバックボーンだったのかとか全然知らなかったので。
ちなみに「OK!JAPAN」ってうのは、世界中の女性を読者に持つセレブリティーライフスタイル「OK!」マガジンの日本公式版WEBマガジンのことね。
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朝日焼 十六世襲名展 (日本橋三越)水色の美しさ
日本橋三越で宇治の朝日焼の茶陶展が明日(7/4)まで開催されています。東京では初の襲名展。
朝日焼 十六世 松林豊斎に襲名した彼の作品の中で一番印象的だったのは、美しい水色が印象的な「月白釉流し」

お茶碗は、日常生活の中であまり出番を作り出せていないので、月白釉流しの酒呑をいただいきたかったんですが、2日目にして全て売約済み。次の機会を狙います。

あともうひとつは、箆で大胆にアクセントを入れた力強いスタイルのお茶碗。朝日焼伝統の鹿背、紅鹿背といった焼物も、このアプローチでだいぶ印象が変わるものになっていました。

この花器が似合う家に住みたいっす。

この水指も、この季節に見ると実に涼やか。

なんか、先代に似てきましたね。

今月には、新しいギャラリーも宇治川沿いにオープンするそうで、今後の動きも目が離せません。

今週は、遅ればせながら鮎強化週間です。
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2017年05月29日
犬山城 (愛知)たった5つの国宝天守

名古屋から、電車で30分ちょい。岐阜県との県境にある国宝『犬山城』
天守が国宝指定されているのは、日本でたった5城なんだけど、
高さ約88メートルの丘に築かれた平山城。近くの岐阜城は、

ただ、天守から木曽川を見降ろすと、

明治の廃藩置県で廃城となったため、天守を除いて櫓・

〜2004年まで、
天守は見た目は小ぶりなんだけど、

犬山城だけだとワリとサッパリ回れるんだけど、城下町が意外とオモロカッたり、周囲に織田有楽斎の国宝茶室『如庵』もあったりするので、名古屋からだと半日コースくらいの感じで訪れるのが正解。

名鉄観光ホテル内に「有楽苑」というお庭に中に、件の移築された茶室が佇んでいるんです。元々、建仁寺の中に建てられたもので、三井家が買い取り一度東京に移築して、その後 戦禍を避けるために湘南に移されたらしいんだけど、戦後の財閥解体時に名鉄が買い取ったとか。

犬山城下町は、古い町並みが残っていて情緒あっていい。意外と言っちゃなんだけど、若者も多いのが好印象。

ここからもチラッと天守閣が見えたりしてテンション昂る。

センスいいカフェも何軒かあり、いい意味で”犬山”の印象変わりました。

一日あれば、岐阜城とハシゴもありよ。岐阜城近くの温泉街のわりとイケてる泊まるのもアリ。
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2017年05月23日
アマルフィ大聖堂 (イタリア)必見の地下聖堂
アマルフィ半島は、半島の入口にそれぞれソレント、サレルノといった規模の大きな町があって、海沿いにいくつか町が点在しています。
アマルフィは、かつてアマルフィ共和国として強盛を誇った海洋国家。世界文化遺産に登録されているアマルフィ海岸の中心都市で、観光で訪れる人は、アマルフィかポジターノどちらかに泊まることが多いんじゃないかな。

高い崖に囲まれたこの町は、崖好きのオレには垂涎の場所。不幸にも、訪れた日は曇りで、ランチ後には大雨になったので、いい絵は全然撮れてないんけど...

そんなアマルフィの町のシンボルとも言えるのが、『アマルフィ大聖堂』。町の中心部のドゥオーモ広場から階段を上って中に入ることができる。

9世紀頃建設されたもので、鐘楼は完成までに100年以上かかったとか。フィレンツェのドゥオーモにしてもそうだけど、当時の建築って気の長い作業だったんすね。


この大聖堂は7回改修されたので、ロマネスク建築、バロック建築、 イスラーム建築、ロココ建築、ゴシック建築、ビザンチン建築など様々な様式が混在しているのも面白い。


大聖堂自体は、街の規模の割に立派だなぁってくらいの印象だったんだけど、ここも地下聖堂があって、そっちの方がカラフルで息を呑む美しさ。



天国の回廊も有名なんだけど、行った時には工事中かなんかで見ることができなかった。それだけが心残り。

今回の旅は、イタリア政府観光局とHISさんのプレスツアーだったんだけど、この旅で視察した場所を組み込んだツアーが出来上がったようです。詳しくはこちらに。
http://e.his-j.com/shop/tour/
定番をおさえつつも、まだ知られていないカンパニアの魅力を詰め込んだ”イタリア通”向きの内容になってます!!
・カプリ島と青の洞窟
・エメラルドの洞窟
・サヴォイ・ビーチに1泊
・ナポリ車窓観光
・アマルフィ海岸ドライブ
・パエストゥム遺跡
・サン・サルバトーレのワイナリーとレストラン
・タウラージのワイナリー
・カゼルタ王宮
・ローマ
あゝ、イタリアに行きたい…
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2017年04月27日
グラシア通り (バルセロナ)モデルニスモに魅せられて
バルセロナと言えば、思い浮かぶのは”サグラダ・ファミリア”だと思うけど、実際に滞在するのはこのエリアというのが大半になるでしょう。
カタルーニャ広場からコロンブスの塔まで続く並木道「ランブラス通り」と、ハイブランドのブティックや”カサ・ミラ”などのモデルニスモ建築が並ぶ「グラシア通り」。

ランブラス通りは、市場があったり、カテドラルがあったり、レアル広場や、旧市街の迷路のような町並みが愉しいけど、人が多すぎて落ち着けない側面も。
一方、「グラシア通り」は、まず道幅が広くて開放的。マンダリンオリエンタルやマジェスティックホテルなどラグジュアリーホテルが軒を連ねており、ハイブランドのブティックも並びどちらかといえば銀座か青山みたいな雰囲気。

ただ、ここが世界で唯一の存在感を放てるのは、「カサ・ミラ」「カサ・バトリョ」など、異彩のモデルニスモ建築が何食わぬ顔して並んでいるから。ほんと笑えるほどにフォトジェニックなのよ。ひとりの天才建築家が残した遺産が、こうまで町の後世に影響をおよぼすのかと、なんだか感慨深い。

ライトアップされた夜の「カサ・バトリョ」もお洒落過ぎる。サグラダ・ファミリアの次に混んでたのが、ここでした。

カサ・ミラの前で記念写真。

グラシア通り沿いには、オープンテラスのカフェやバルが並んでいて、カフェやビールを愉しむにはもってこい。

気になるお店も。

ここはTOPのLOEWEが入っているカサ・リェオ・モレラという建物。サンパウ病院やカタルーニャ音楽堂を設計した建築家ドメネク・イ・モンタネールの設計。カサ・バトリョと同じくらいタイプ。2014年から2Fより上も一般公開されてたそうで。次回は絶対見学したい。

泊まっていたホテルのルーフトップバーから見降ろすグラシア通り。高台なのでバルセロナの町が一望できる。

夜もいい雰囲気。治安悪いとか感じたことなく夜中も全然歩ける。もちろんスリには気をつけて。

今年の夏バケはイタリアか、はたまたスペインか、いっそキューバか。さて、どこに行こうかね。
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2017年04月11日
サレルノの町を歩く (イタリア)
ソレントとは逆サイドにあるアマルフィ半島めぐりの拠点「サレルノ」
自分的には、のんびりとしたカラフルな町を、行くあてもなく散策して、気の向くまま好みのショップとか、雰囲気ある教会とか、美味しそうなレストランに入ってみるのが醍醐味だと感じてます。

リゾートのかをりも漂う生活タウン。まさに暮らすように旅するには、もってこいの拠点。

その町の中で、観光という点で優先順位をつけるなら、まず訪れてほしいのが『アレキ城(カステロ・ディ・アレキ)』。中心部からは少し距離があるのでレンタカーがあると便利。アマルフィ半島らしく、海から急に山が反り立っていて、その峰にそびえるいかにもという雰囲気の古城。

残念ながら、ボクラが訪れた時は雨で視界もクリアじゃなかったけど、晴れてたらナポリを高台から見降ろすよりも、こっちの方がキレイなんじゃないかなーとさえ感じました。そのくらい高い絶景ポテシャル持ってます。


夜はライトアップされていて、町の隙間から見上げるとお城が神々しく光っています。

続いてはカテドラル「サン・マッテオ大聖堂」。夕方訪れたせいもあってひとけもなく、外観はドヨーンとした印象だったんかど、一歩中に入ると荘厳な空間。1000年前の建築物で、様々な色のはめ木細工やモザイクが残る貴重なアラブ・ノルマン風建築。

南イタリアらしく荘厳なだけでなく、白を多用してたりと内部は明るい印象。カノッサの屈辱で知られる教皇グレゴリオ7世のお墓がここにあります。


ただ、正直ここまでは、いわゆる観光地的な感動レベルだったんすよ。でもね、地下礼拝堂に降りたら、その空間の美しさが圧巻で!上とは全然違ったバロック建築の華やかな世界観が形成されちゃってて思わず昂りました。ちなみに、我らのイケメンドライバーさんは、ここで結婚式を挙げたんだとか。舞台装置が本物過ぎてうらやましー

”暮らすように旅する”気分を、なんだか無性に味わえたのがエレベーター。高低差が激しい町なので、上のエリアと下のエリアをつなぐエレベーターがあるんです。一見してわからない場所にあるので、サッと通り過ぎるだけの旅だと、見つけることは困難でしょうね。なんだか、こういうのワクワクするんです。

このエリアは、もともとアマルフィ海岸のオフシーズンにサレルノに滞在した労働者の生活地区だったんですって。近年空き家が増えてきたらしく、ゴーストタウン化すると雰囲気悪くなるので、若手のアーティストがウォールペイント描いたり、実際にアーティストを住まわせたりと、再開発化をすすめているんです。

だから、いい意味でちょっと癖あって面白い。これがナポリだったら治安も気にしなければいけないんだけど、サレルノは至って平和です。
ちなみに、そのエレベーターの上には「ミネルヴァ庭園(Giardino della Minerva)」っていう植物園があったのね。なんで植物かって言うと、実はサレルノって医学の町という顔も持っているんです。現存する世界の大学の中で、サレルノ大学はボローニャ大学に次ぐ古い歴史を持っているんです。そして、ボローニャが法学で名を挙げていたのに対し、サレルノ大学は医学の名門だったんだって。なので植物園としても、世界最古クラスのようで。

ここからの景色も、お城ほどじゃないけど抜けてていい感じ。

続きに行く前にちょいとお知らせです。
今回の企画はイタリア政府観光局とHISさんだったこともあり、なんと5月17日(水)19:30から表参道の「旅と本と珈琲と Omotesando」でイベントすることになりました。
ボクラがこの旅で訪れた場所が組み込まれたプランもHISさんで新たに出来たようで、はじめてのヒトでも、”イタリア通”なヒトでも楽しめる内容。一緒にイタリアに行った旅の達人 南まいちゃんとのトークイベント。日本ではまだ聞き馴染みのない場所もあるので、そのあたりのこと本音トークできればなと。良かったら、いらしてみてくださーい!
http://peatix.com/event/248974
H.I.S.×イタリア政府観光局presents
これからがベストシーズン!南イタリアここだけの話
(特別協力:イタリア・カンパニア州、アリタリアーイタリア航空)
時間:19:30-21:00
会費:500円
会場:H.I.S. 旅と本と珈琲と Omotesando(表参道)
住所:東京都渋谷区神宮前4-3-3 バルビゾン7番館
※東京メトロ 表参道駅 A2出口を出てすぐ。
お待ちしてまーす!
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