デジタル
2017年04月04日
目黒の桜はもう一息

今年の春は遅めですが、中でも目黒川は出遅れ気味。既に満開宣言の東京だけど、今晩の段階でまだ五分咲きくらいの印象でしたね。
写真は密度高めの場所を選んで撮影してるから、いっぱい咲いてるように見えるけど、引いてみるとだいぶ寂しい感じだったりします。

ほらね。まだまだって感じでしょ?

撮り方で、さもこのエリアが満開かのように見えちゃいますね。

水辺の桜はいいなぁ。

夜桜もいい感じ。寒いけどね。

これからが見頃の目黒川でした。

今週末が天気悪いって噂はホント? 見頃だと思ったのになぁ。
中目黒の桜はそろそろ見頃だとか。
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2017年02月02日
レイトンアベニュー (香港)ここは香港!?的 お洒落ストリート
香港の路地裏のイメージって、看板がひしめいて、露店が並んでてみたいな感じだと思うんだけど、湾仔の「レイトンアベニュー」は、六本木のけやき坂か、丸の内の仲通りかと見紛うほど洗練された空間。
上の写真だけ見たら「日本にもあるよね」って印象かもしれないけど、ここの周囲はこんなカオス感満載なのよ!このギャップの激しさが、香港の魅力になっている。数日香港に滞在してると、何故かこういう綺麗な場所に落ち着きを覚えちゃうとこが、日本人だなーと(笑)

■香港スタイル 「男の香港歩き」
http://www.cathaypacific.co.jp/hongkong/blog/kyah/detall/post_332.html
絵的にはゴチャッとした香港の裏路地はたまらぬ被写体。
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2017年01月24日
百花繚乱 〜トーキョー大茶会〜 Vol.2 DSC-RX100M5は夜イベントも無敵

海外向け日本コンテンツというか、日本の伝統芸能/工芸のリブランディングというのは、ここ数年自分の中でも大きな関心ごと。京都の伝統工芸の若旦那衆によるクリエイティブユニット「GO ON」だったり、太秦映画村を貸し切った着物フェス的イベント「太秦江戸酒場」などに関わることで、日本のこうした美意識が、世界のニーズにマッチしてるって手応えを体で実感しています。

東京でも和のアーティストたちによる『百花繚乱 〜トーキョー大茶会〜 Vol.2』というイベントが昨年11月に開催されて、茶道・菓道・盆栽のアバンギャルドなお点前や浮世絵を眺めつつ酒を楽しんできました。

六本木の雑居ビルのB1会場で、混雑するとのことだったので、こういうイベントはデカいカメラ向きじゃねーなと。つーわけで、モニターで借りてたRX100V(DSC-RX100M5)を手にイベントに向かったわけです。
着物だったので余計な荷物持ちたくなかったからちょうどよかったし、暗い会場でもピントが早い!そしてキレイ!

和菓子の『あんこ堂』のスイーツもコラボしてました。クラシックな和菓子の代表”水ようかん”も魅せ方を工夫して、透明なデザートグラスなどに冷やして盛り付けると、一気にモダンな装いに。

見せ方ひとつで大きく印象が変わる、ならばこそ魅せ方にはこだわって生きていきたい。

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2016年12月23日
小川長樂 古稀記念 作陶展 (日本橋三越)おくのほそ道をめぐる
日本橋三越で開催されていた『古稀記念 小川長樂 作陶展』。新しい歳の初めは美しいもの、本物に触れておきたいと、誕生日を迎えたその日、箱根の帰りに寄りました。
三代小川長樂さんは、襲名以降、個展毎にテーマを定め、「百人一首見立て茶盌」など和歌をテーマにしたり、伊賀に新工房を構えた時は松尾芭蕉の「野ざらし紀行」に挑戦するなど”樂茶盌”が持つ尺の大小を超えた世界と、和歌や俳句が紡ぐ無限の情景を重ね合せ、独自の世界観を築いてきた方。
今回は、松尾芭蕉の『おくのほそ道』がテーマ。芭蕉生家や菩提寺のある伊賀を起点に、東北の地を巡りながら3年の年月をかけて制作された新作が並ぶ。

自ら名づけた「銘」が持つ世界を表現した作品が並んでいるんだけど、ひときわ目を引いたのがTOP写真の『日の光』。"あらたふと 青葉若葉の 日の光"、青葉若葉の輝きを日光東照宮で詠んだ句をテーマにした茶碗は古稀にも関わらずめちゃモダン。

黒樂茶盌がシグニチャーな窯元だけど、赤の発色も好きなんすよね、自分。"笈も太刀も 五月に飾れ 紙幟”というのは、弁慶の笈と義経の太刀を所蔵する医王寺で詠まれた。端午の節句の時の句なので、鯉のぼりとともに武者の絵が描かれた幟(のぼり)が街道に並んでいたようです。

こちらの銘は『高館』、あの有名な”夏草や兵どもが夢の跡”の句は、自分も行ったことがある場所だけに自然と茶碗にも愛着が湧いてくる。

今回のおくのほそ道をテーマにした作品群も、まずは作陶に入る前にすべての作品の完成形をイメージし、流れを組み立ててから作るんだそうです。なのでイメージに合う作品が出来るまでは、たとえいい器ができたとしても、完成には至らないんだそうです。若旦那の祐嗣くん曰く、命を削るような日々だったそうで。飄々としたいつもの感じからは想像すらつかない姿ですが、来年こそは窯元に寄らせてもらおう。

いつか自分の家にも織部鉢を置いてみたい。

いいお茶碗を見せていただいただけじゃなく、今回の展示会とは別に、もっと昔に作られた小川長楽の茶器でお茶席を愉しませていただいた。

ボクが使った茶碗は、白楽。掌で包んだ時の感触が見た目よりも肉付きがあり、ぬくもりを感じるお茶碗でした。口をつけた時の心地よさも、当たり前だけど自分の持っているものとは大違い。こういう体験大事だわぁ...。

お棗もなんとも言えない色気を纏っている。

時間が取れなくてお茶には通えなくなったけど、たまには家でもお抹茶点てたくなりましたわ。来年はもっともっと積極的に良い物、本物と触れ合っていきたいと思います。
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2016年12月04日
SONY RX100 V サブカメラの実力は期待以上
(α7 + Sonnar T* FE 55mm)
ボクは、フルサイズのカメラ「α7」を使っていて、レンズは被写体に応じて単焦点レンズを組合せている。
料理や景色 SONY FE 28mm F2
人物や料理 SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
α7自体は、もう3年前(2013年末)に買ったので、次の新型モデルが出たら買い替えたいのよね。今でも充分満足できる絵は撮れてるんだけど、ボティ内蔵手ぶれ補正やAFの高速化は魅力なんで。

(RX100 Vで撮影)
ただ、フルサイズカメラってひとつ大きな欠点があるのよ。それは持ち歩きが面倒なこと。カメラが大きいと、カバンがどうしても大きめになりがちで、ファッションとの両立が困難になりがち。これはメンズよりも、女性にとってクリティカルな問題だよね。
日常使いなら、その日に何を撮るかというのはだいたい決まってる。だから交換レンズまで持ち歩くことは少なくて、まだストレスも小さいんだけど、旅の時は交換レンズ8本くらいになることも。スーツケースの中でめっちゃ幅取るし、なにより重いから移動の時に大変で。

(RX100 Vで撮影)
そんなわけで、常々、いいサブカメラ無いかなぁって探していたんです。全てがフルサイズカメラの代わりにならなくていいけど、それなりのクオリティで記録できるカメラがあればレンズを減らせるし、気軽な散策ではできるだけ身軽に動きたい。
スマホのカメラの進化も半端ないよ!というアドバイスもあると思うけど、どうしても色気というか空気感を切り取るのが難しくて。あと暗いレストランやボケに関しては、期待値との差がまだまだ大きい。
そんなサブカメラ候補として、前から気になってたのは、1インチセンサー搭載のRX100シリーズ。その最新型『RX100 V(DSC-RX100M5)』をモニターで借りることができたので、早速使ってみた。

(RX100 Vで撮影 かなり暗めのイベントでもクリアな絵が撮れる)
メイン機と同じSONYなのでボタンの配列や、メニューなど共通点も多く、直感的に操作ができる。
F1.8の大口径カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」搭載で、広角24mmから70mmまでズームできる。ボタンやダイヤル類も多く、シーンに応じて露出変えたり、F値変えたりといったセッティングの変更もスムース。手ぶれ補正、フラッシュ、ポップアップのファインダー(EVF)もあるから、色んなシーンへの対応力あるんすね。実際使ってみて、そのユーティリティっぷりに、正直驚いた面も。
能書きはこの辺にして、実際に撮ってみたレポートはじめましょ。
ボクが一番カメラを使うのがレストラン。
RX100 Vの24mmから70mmまでのズームを使いこなせば、引きの店の雰囲気撮り、料理の寄りショットもこれ一台でカバーできちゃう。結構暗めのレストランでもさすがにピントが早い。友人の他ブランドのAPS-Cカメラよりさっと撮れちゃったしね。

(RX100 Vで撮影 体感はもっと暗い)
ホワイトバランスがオートだと、上のような色の写真になった。そこで、撮影後にα7でも使っているソフト(アプリ)、Adobeの「Lightroom」で補正をかけるとこの通り。ブログやFacebookで使うには充分な絵力。ただ、この焦点距離だと一番明るいF2.8でこのボケなので、もっと色気が欲しい人には若干物足りないトコがあるかも。

(RX100 Vで撮影 Lightroom で補正)
というのも、同じシーンをα7とSonnar T* FE 55mmで撮影した絵がこちらなのね。フルサイズのF3.5なのでボケ具合に違いが出てくる。F1.8 のレンズということで、こっから更にボカすのも抑えるのも自由自在、余力はまだまだありますから。

(α7 + Sonnar T* FE 55mm Lightroom補正)
こちらの写真なんかは、RX100の良さが出てます。同じくf2.8なんですがボケ過ぎずに被写体の魅力が伝わってくる。

(RX100 Vで撮影 Lightroom で補正)
酔っ払ってたり、カメラの小さなディスプレイでの確認だと、ボカし過ぎのリスクにハマることも多い。α7とSonnar T* FE 55mmでf3.2だと、構図によっては意図しているよりもピントが合ってる位置が狭くなってしまうことも。この被写体に関してはRX-100の方が好み。

ブログ用としては、殆ど文句ない仕上がり。これはLightroomで加工したけどWBを最初からマニュアルで合わせてたら、もっとラクチンにこのくらいの雰囲気出せてたかも。

(RX100 Vで撮影 Lightroom で補正)
いかにもFE55mmのツァイスっぽい仕上がり。元の写真はもっと艶っぽさが溢れてるんだけど、ブログ用に圧縮かけちゃうと魅力は半減。

(α7 + Sonnar T* FE 55mm Lightroom補正)
カメラのモニタで見るといい具合なんだけど、f3.5でもフルサイズだとボケが強いね。

(α7 + Sonnar T* FE 55mm Lightroom補正)
お店の外観も24mmの広角使えば余裕でおさまる。ちなみにAFもめちゃ早でした。

(RX100 Vで撮影)
サブ機としての料理カメラの威力は、かなりのモノですが、開放バカ的な(ボケ味をめいっぱい活かした)エロい写真というと、もう一息。これでも中々のものなのでサブ機としては合格なんですが...

(RX100 Vで撮影 Lightroomで補正)
比べちゃうとこういうエロさは、やはりフルサイズ×ツァイスさんには一歩及ばず。
ま、期待値をどこに置くかという話なんですけどね。スマホとは格違いの表現力なので、サブ機としての存在意義は明確でSNS上でのアップには問題ない。ただ、エロティズムの表現には、ちょっと優等生すぎるというのが率直な印象です。

(α7 + Sonnar T* FE 55mm)
ちなみにα7 + Sonnar T* FE 55mm は、最短撮影距離(レンズから被写体)が長いので、被写体が料理のときはクローズアップレンズを付けています。シーンに応じて取ったり付けたりが、わりとめんどくさいというのも付け加えておきます。
フルサイズ機は、重たいうえにイメージ通りの絵を撮るには操作も複雑なので(慣れればむしろ楽なんだけど)、フツーの人ならメイン機としては、むしろRX100Vが向いてると思う。
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17920-2728-296846
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続きを読む2016年11月25日
今年の京都は紅葉早いね
11/23に京都のウェスティンホテルで開催された「朝日焼の十六世 襲名披露」。京都には日帰りだったので、会の前後、開場前とアフターパーティの前に近場の紅葉を見に行ってきました。
蹴上が拠点ということで、南禅寺、真如堂、金戒光明寺の塔頭 栄摂院くらいしが寄ることはできなかった。今週末に京都行くとしたら、どのエリアが見頃なのかな。
まず朝は「南禅寺」へ。三門の前は完全にピークアウト。地面に落ちている葉っぱも、瑞々しい紅色ではなく、枯れて茶色のものが多かった。

苔と落ち葉のコントラストが一番キマるタイミングがめちゃ好み。

一方、三門の先はまだ色づいた葉が多く残っていて、シューティング向きのポイントもいくつか探すことができる状態。

モニター用に借りてるSONYのRX-100は、自撮りや広角用で活躍。ポイント絞った撮影となると、フルサイドのα7 + F2.0から攻められるオールドレンズや、ツァイスの55mmの醸し出す色気とは、どうしても差が出ちゃうね。とはいえ、この小ささは凄い武器。

広角系はレンズ交換するのいちいち面倒なので、RX100に任務をまかせてました。

さて、境内の散策をすすめますか。レンガ造りの水道橋のあたりも、黄色い葉がチラチラ残ってる程度。橋の脇にある塔頭「南禅院」も時間がなくて覗けなかったが、外から見た感じでは結構散ってそうな雰囲気でした。天授庵も偵察したかったけどタイムアップでウェスティンへ。

ここからが夕方バージョン。金戒光明寺までタクシーで向かい、そこから少し歩いた「栄摂院」に。いつもは、この時期だと天井を覆うような紅葉だけど、もうだいぶ落ちていて下の苔が隠れるくらいの枯葉っぷり。

ピークの4割といった感じだったけど、素顔が美人なので、行った甲斐はありました。ブログの読者の方に声をかけられたり。

レンズ交換中に、まさかの落下事故で水没させたのはちょい泣けた。一番使ってない標準レンズだからまだ良かったけど、これツァイスだったら立ち直れなかったわ(笑)

最後に「真如堂」、ここも毎年この時期に訪れている定点観測スポット。ここもだいぶ葉が落ちてたけど、門から五重塔にあがるところまでは、「お、紅葉狩り来た!」という実感ができる見事な紅っぷり。ただ、近くによると思ったより葉は落ちていた。

敷地の殆どが無料で回れるし、五重塔あるし、高低差を活かしたシューティングも楽しめる。そして紅葉の量も多くて、そこまでメジャーではない。色んな意味で紅葉時期はハズせないお寺。ここ4年くらい毎年訪れているかも。この写真達でも充分綺麗だと感じると思うけど、やはりピークの威力は半端ない。これは一昨年の様子。

入口近辺がそんな状態だったので、陽がよくあたる本堂の周囲は枯れ木も多かったなぁ。その一方で日陰の部分は、「まだだ、まだ終わらんよ!」と言い放つクワトロ・バジーナ(注:ガンヲタ向け)のようで、もうちょい余韻を楽しめそうなコンディション。

本堂の裏は日陰の時間が多いので、まだかなり色づいていましたね。

このダークブラウンの木造建築をバックに、陽が当たってる紅葉の美しさったら、そりゃないね。

襲名披露に来てた東京の美人ママちゃん。この時期の京都を友達に見せられるのは、ほんと嬉しい。

続きの方にも写真は大量に載せておきます。この週末に京都行く人の多少の参考になれば。11/23の状態なので、またちょっとすすんでいると思います。
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2016年11月08日
もうすぐ京都は紅葉ですね
そろそろ京都も紅葉の季節。
去年は紅葉が遅くて、11/23(祝)前後が見頃と読んで両親を京都に連れてったんですが、恐ろしいほどハズしましたわ(笑)。ほんと親孝行が出来ない息子です...。とはいえ、食は裏切らなかったし、周ったコースをメモがてら。
定番の祇園白川「巽橋」、画になる人が立っていると嬉しい。

写真は、紅葉がまだまだの状態だけど、無理やり色づいてるトコを切り取ってました。
こちらは「無鄰菴」、こうやって切り取ると、そこそこ色づいてるように見えるかもしれません。自分でも、お、結構色づいてたのかなと勘違いしました。この写真を見た時は...

実際、引いて写真を取るとこんな感じ。11月上旬ですか?って雰囲気です。さて、今年のピークはいつなんでしょう?

この前年(2014年)は、めちゃくちゃピークに訪れることができたんだけど、その時と同じレベルの感動をくれたのは唯一「栄摂院」。金戒光明寺の塔頭で、普段は非公開なんだけど紅葉時期はこっそり門を開けてくれている。ここの空を覆うような紅葉は、ほんと見事でねぇ...、好き。

もう少し経って色づいた葉が散り始めると、かなりヤバい。苔や白い石の上に、鮮やかなコントラストが浮かび上がってくるんです。天井からだけじゃなく足元からも美しさに包まれる。

去年は色づく前に落葉したものも多く、足元の美しさはピーク時と比較にならず。

南禅寺 天授庵、ここの奥行ある庭も中々好きです。

南禅寺のレンガの橋は、この時期ハズせません。

今年も少しは見に行きます。
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2016年11月04日
食事をキレイに魅せてみよう 香港スタイルVol.15
キャセイ・パシフィック航空の香港スタイル『男の香港歩き』で、料理をキレイに写すコツについて解説しています。折角食べた美味しいものは、美味しそうに記録したいじゃないですか。
高性能のカメラとレンズがあるに越したことないですが、スマホ × 神アプリでも、それなりのラインまでは辿り着けちゃう世の中になりました。たまに腹減ってる時に写真整理とかしてると、過去の自分に負けそうになります。「あの時の、オレに今なりたい」ってね。

年間、何万枚の写真を撮ってるのかなぁ...
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2016年06月17日
ダンブッラ (スリランカ)最古の石窟寺院
スリランカ最古の石窟寺院で、保存状態も極めて良い『ダンブッラ』。
このように岩をくり抜いた寺院で、中には153の釈迦像、3つのスリランカ王の像、4つのヒンドゥー教の神像が祀られていてる。紀元前3世紀からの機能していたというから驚きだ。

1991年に世界遺産に登録されたもの。入口で靴をぬぐのでここでは裸足です。

内戦の影響もあって、今ではだいぶ近代化に遅れた国という印象だが、歴史を紐解けばはるか昔から高い文明を有する国だったことが伺える。

壁画の面積は2,100屬砲盖擇屐場所によっては、こんな色彩が鮮やかな場所も。

上層部の寺院は厳かな感じだが、山の麓には黄金の大仏が。めちゃくちゃ暑いスリランカゆえ、このまばゆい存在感はちょっと精神的に圧だったりもする(笑)。このふざけたような顔にしか見えないものも、至ってありがたいものらしい。ちなみに、こちらは博物館。仏陀の歯にちなんで、歯がたくさん。

石窟寺院は150mの岩山の山頂にあるので、炎天下の中を登っていきます。陽をよけるものがないので、体感ではシーギリヤ・ロックよりもタフな行程となる。周囲の猿も油断ならない。

第一窟から第五窟まであって、第二の「マハラジャの石窟」が一番大規模。こちらの涅槃像は第一窟。足の裏の赤さに驚く。

シーギリヤ・ロックやサファリと比べると観光客には地味な印象だが、スリランカの人々には重要な信仰の拠点なのだ。

案外、宿泊していたバワのホテル「ヘリタンス・カンダラマ」からは近いので、ランチのついでに行ってみるのがいいかもしれない。

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2016年05月25日
近況
完全にキャパオーバーな日々が続いてますが、元気に生きてます。個人のFBには、半分くらいは行ったレストランとかアップしてるので、それなりに情報を出してるつもりだったんだけど、気づいたらブログは放置状態。
ブログって、それなりの情報量を書きたくなっちゃうので、時間がないと全く手がつけられない状態に。
FB並に、ちょこっとメモでもいいから書いてみようかな。いずれにしろ、ストックネタだけで1000以上あるので、ガッチリ書いてたら出さずに終わるネタも多いので、メリハリの必要さを感じている今日このごろです。
ちなみに5月に入ってからだけでもセブ島、バンコク、福井、京都、名古屋、三重、岐阜と職業「旅人」みたいになってます。

ま、ある意味理想ではあるんだけど。
ここんとこ感じたことをメモ。
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2016年05月05日
二条城(京都)一度は行ってみたほうがいいね
京都の二条城、海外からの観光客の定番スポットでは
あると思うんですが、日本人だとそこまで馴染みが
ないんじゃないでしょうか?
しかも、龍馬伝で大政奉還のシーンを見て、
そういや行ったこと無かったなと気付いたくらい。
歴史ヲタじゃなくても、 建物の作りや庭で愉しまます。
二条城といっても戦闘を目的とした城ではないので、
アップダウンもありません。京都のど真ん中だし。
海外では、お城とか貴族の邸宅が、今は宿泊施設として
観光資産になっているけど、日本の大名屋敷が各地に
もっと残っていたらなぁと思う。そういうところ、
宿泊とかレストランに使えたら、相当人気出るのにな。
ちょっとしたお堀と石垣を見ることは出来ます。
こちらは清流園かな、石が印象的なお庭です。
GWもラストスパート
↓ ↓

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歴史ヲタじゃなくても、 建物の作りや庭で愉しまます。
二条城といっても戦闘を目的とした城ではないので、
アップダウンもありません。京都のど真ん中だし。

海外では、お城とか貴族の邸宅が、今は宿泊施設として
観光資産になっているけど、日本の大名屋敷が各地に
もっと残っていたらなぁと思う。そういうところ、
宿泊とかレストランに使えたら、相当人気出るのにな。

ちょっとしたお堀と石垣を見ることは出来ます。

こちらは清流園かな、石が印象的なお庭です。

GWもラストスパート
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2016年04月25日
月曜 おもうこと
この週末は、早朝からのトレーニングにはじまって、
ランチで世界一になったシェフのピッツァをテラスでいただきつつ
夕方からは結婚式で久々の友人らに会い、深夜まで酔っ払い。


次の日も朝からカメラのチューニング行って、そこから
アンティークウオッチの会行ってフレンチ食べたり、
時計のベルト作ったり、事務作業用のWindowsのPC買ったり、
パッキングしたり、原稿書いたり...

「最近、運動さぼってたせいか なんか疲れやすいんだよな」
なんて話をしてたら
「kyahさん、それ歳だから」って。
「あ、そゆことね」と。
面白いと思うことは、ついついヤッちゃうので
ここ数年、ぼけーっと休んだこととか、多分無い。

リゾート行っても、好奇心が勝ったりとか
写真欲に引っ張られて、全然ゆっくりしてないしね。
休んだのってインフルエンザの時くらいかも。
なので、敢えて決めておく。
G.Wは、あくせくしない日を2日間作る。
目標、1日の移動距離は半径1km以内。

好きなことで忙しいのはいいことなんだけど、
忙しいってのは、心を亡くしている状態。
本当に好きなことが全力でやれてるかい?
手段と目的はこんがらがっていないかい?
そんな問いかけを自分にするためにも
ちゃんと立ち止まることも大事。
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2016年04月18日
エレファントサファリのすゝめ (スリランカ)
自然写真家の写真を見て、一度象の群れって撮って
みたかったんですよね。ただ、アフリカまで行くのは
厳しいなぁ....と。
そんな風に思ってたら、ふとある時にスリランカでも、数百頭の
野生の象が水や草を求めて集まる「エレファント・ギャザリング」
が見られるっていう情報を耳にしたんです。

調べてみるとエレファントサファリで有名な「ミンネリヤ国立公園」では、
ベストシーズンが7月から9月。場所もシーギリヤロックからわりと
近いということで、滞在スケジュールにもバッチリはまるなと。

スリランカは九州くらいの大きさなんですが、日本みたいに
交通網が発展していないので、100kmちょいの移動にも
半日くらいかかったりします。
なので「どこで」「何が出来るか」というのを事前にチェック
しておくというのはとても大事。現地に行ってから
”このスケジュールじゃ回れないや…”という事態は避けたい。

「ミンネリヤ国立公園」のサファリは、ドライバー手配の時に
併せて申し込んでおいたもの。とはいっても、ドライバーさんが
多分直前に調整していたくらいのもので、案外フレキシブルそうな
感じという印象。にしても、こんなにも理想の絵に逢えるとは。

上の写真は、実はまだまだ距離があるところからのショット。
望遠全力で活用してたので、実際はこのくらいの距離感。

だからといって、ずっと遠くから象を眺めてるだけなんて
ことはなく、余裕でこんなくらいまで距離詰めます。
めっちゃ興奮するよ、酒飲みながらサファリしたいわw

ドライバーさんたちのポジション取りとか連携具合も絶妙で、
象の立場から見たら、こっちも動物の群れのように見えるのかも?
ま、人間という動物の群れではあるんですが。

象だけじゃなく、こんな動物もいます。
遠くからでわかるかな? 正解はつづきの方に。

確か15:00頃にスタートして、3時間くらいだったかな。
帰り際はサンセットを眺めながら戻った気がする。
アドレナリン出まくりで、あっという間。でも、
体調悪かったり、トイレが我慢できなくなったり
すると逃げ道ないから大変かも。そこは気をつけて。

思ってる以上に象とセッションできたので、
後半はモノクロで撮ったりトイカメラ風に
撮ってみたり。

こうやってみると、ジープも”群れ”ですね。
しかもハンター系の動物に見える。
象さん、こわがらないでね。

ミンネリヤ国立公園に象がいない時期は、カウドゥッラ国立公園とか
フルルエコパークでも象を見ることができるらしい。スリランカに
エレファントサファリなんて夏休みも洒落てると思いますよ。
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2016年01月12日
エディンバラ (イギリス)石の美意識に象られた古の街

同じ島にありながら、全くロンドンとは表情の違う
スコットランドの首都『エジンバラ』。
というのもスコットランドは、イギリスを構成する
4つの国(カントリー)のひとつで、1700年頃までは
独立国だったんですよね。そりゃ、違うわな。
そんな首都エディンバラはスコットランド人口第2の都市で、
ヨーロッパ最大の金融センターの一つとなってるんだって。
どうりで、余裕と気品があるわけだ。

ここにはね、緑の丘陵が連なる湖水地方経由で来たんですよ。
ヴァージン特急の中から見える景色も、柔らかな曲線を描く
緑の丘の延長線上で、自然とのんびり構えていたんです。

で、電車を降りて、ロンドンよりもモダンな駅だなぁ
なんて思って外に出てみたら…

思い切り石のプレシャー感じる町で驚きましたわ。

なんなんすかね、この石のプレッシャー。
木造建築もそうだけど、キラキラ光る近代ビルに
そこまでプレッシャーって感じないけど、石とか
木造の建築物って、そこまで高さないのに人間の
パワーを感じるんですよね。

故に、道の上をトラムとか走っていても
背後が力あるんで写真もキマるんです。

そんな石の町の象徴は、やはり町を睥睨しているエディンバラ城。
美しすぎることこのうえないでしょ。

さすがスコットランド第2の都市だけあって
一通りのものは揃ってますね。

にも関わらず、こんなテーブルマウンテンみたいな
自然の美が近くにあるのも羨ましい。

春先でも夕方は20:00以降。
食後の散歩でこの景色って堪らないね。

夜のお城も色気あるね。

しかも高台だから景色いいのよ。
目の前の湾を一望できるロケーション力。

お城の周囲もいい建物が多い。

そんな場所でバグパイプの生演奏とか心に沁みまくるから。
思わず涙が出そうになるくらい心打つのよ。


そんないい気分になってるとこで、裏道入ったら
仲よさげなデート中のカップルと遭遇。これって、
映画ですかってくらい絵になる町。


【スマホ】http://bit.ly/1z0nslF
【PC】 http://bit.ly/1Djdw1u
年をとってから訪れても愉しいけど
歩き甲斐もあるので、元気なうちにも一度是非。
↓ ↓

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2015年12月07日
宝厳院 (京都)獅子吼の庭で過去最高の紅葉に出逢った
天龍寺の塔頭『宝厳院』、こちらも紅葉の時期は
特別拝観できるんです。嵐山を借景にした回遊式
山水庭園 「獅子吼(ししく)の庭」。
ただ、この特別拝観も凄く人気なので、庭のポテンシャルを
引き出すためには貸切がベスト。ということで。京都の姐さんが
友人らを集めてオープン前の貸切イベントやってくれたんです。
あ、こちらも去年の話です。
なので前日5:00まで飲んでたにも関わらず7:20に
ちゃんと嵐山まで行きましたから(笑)。

まずは、この紅葉のトンネルが圧巻。
外から見てもオーラが全開。

本気出せば、京都の紅葉はこんなに凄いんです。
今年も、今頃色づいてきたとこがあるみたいですね。

ちょいとご住職のお話を聞いた後に、
こちらの建物で解散。あとはご自由にと。
この建物からの写真がトップの写真。

窓はフルオープンで寒すぎるけど、
あまりの美しさに目が醒める。

自然の美しさの前には....、人間なんて非力です。

苔の上に散る朱の紅葉の葉がなんとも愛おしい

苔の上だけじゃなく、砂利の上でも相当愛らしい。

天気もよく人生最強の紅葉体験。

興奮しすぎて時間があっという間すぎでした。

どうしてくれましょうかね。

岩がどうしてこんなにも美しいのか。

夜のライトアップもあるんですよね。


帰る頃には次々とお客さんが。

紅葉の時期の京都は、1ヶ月位住みたいです。

やはり紅葉は早起きが大事。
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2015年11月30日
常照寺(京都) 鷹峯の穴場かも
光悦寺、源光庵が鷹峯の紅葉スポットとして
注目されている分、マークが薄めなのが「常照寺」。
2012年の紅葉シーズンに訪れた時の印象が強く、
去年も期待して行ったんだけど、コンディション的に
期待値超えは難しかったのよ。
そのせいか記事のノリも、
前回はいい感じ。
良かったら、こっちの記事を読んでみて(笑)
こちらは、本阿弥光悦から寄進を受けた土地に寂照院日乾を
招き開創された「鷹峯檀林」の旧跡。どことなく枯れた魅力が
あって、夕方に訪れるのが好きだったりしています。
吉野太夫ゆかりの門や茶席、大丸窓があるなど、
入口の印象よりは見どころ多いし、紅葉シーズンは、
続きを読む2015年11月27日
光悦寺 (京都)鷹峯の美意識の頂点

これまた、去年の今頃の京都です。
「仁和寺」に行った後に向かったのは鷹峯。
お目当ては、本阿弥光悦の「光悦寺」。
本阿弥光悦といえば『工芸家、書家、画家、出版者、
作庭師、能面打ち、様々な顔を持つマルチ・
優れたデザイン・センスを持ち、すべてのジャンルに
名品を残した日本のダ・ビンチ
美意識を形作った頂点のひとり。ほんと憧れる。

そんな本阿弥光悦の芸術村がこちらで、
光悦の死後に「光悦寺」となったんですね。
このお寺の見どころは、なんといっても
入口からのアプローチの美しさ。
有料になるゾーンはこのアプローチの奥で、
誰でも自由にここを通れるから、めっちゃ
混むのが玉に瑕。人が切れるのを待つ
カメラマンが、ずっさり控えています。
こないだの連休もそれなりに綺麗だったけど
紅葉の迫力は、やっぱ圧倒的に去年だね。
特に大きな差は、この落ち葉の美しさ。
苔に真っ赤な朱色がアクセントになっているのが
たまらなくセクシーなわけで、これが茶色がかった
枯葉だと、一気にテンション落ちるんです。

光悦垣のあたりも、殆ど葉っぱが落ちてたけど、
全盛期はこれくらい朱く萌え上がるんですよね。

光悦寺
北区鷹峯光悦町29
075-491-1399.
紅葉の時期には必ずお寺のひとつです。
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2015年11月24日
仁和寺 (京都)五重塔と紅葉
今年(2015年)の京都市内は、11月に入っても気温が下がらず
紅葉は枯れて落ちるか、まだ青いままの状態のものが多いんです。
一部は色づいているものの、鬼気迫る美しさだったり、
息を呑むような場面に遭遇できる可能性というのは、
例年に比べて激減している感じ。
来週末あたり状況は変わるかもしれないけど、
期待値は低めに入京されるのがいいんじゃ
ないでしょうか?
こちらは、まさに去年(2014年)の京都。
天気もよく、見事に色づいた紅葉が見事でしょ?

世界遺産にも指定されている「仁和寺」。
TOPの写真のように方丈からは五重塔を借景で
見ることができるし、塔の近くの紅葉も綺麗で
被写体に欲張りなボクにぴったりのお寺。
真言宗御室派総本山、二王門の左右の
阿吽の二王像からして迫力ありまくり。

皇族や貴族とのゆかりが深かったため
「仁和寺御殿」といわれる御所風建築物が特長。
外廊下の柱に切り取られた景色もいちいち美しい。

ほら、品があるでしょ。まぁまぁ朝も早かったし、
そこまで混みすぎてないのも良かった。

宸殿からの庭の景色はレイヤーで楽しまないとね。

いや、たまらん。

こういう場所にご僧侶が立っているだけで
絵の質が4割増しに。雰囲気あるなぁ…

この目線の先は、この景色ね。

御殿は見応えあるから、時間は余裕持って見てほしいね。

こちらは五重塔の近くにて。
ランチをどこで食べようか相談中。
境内は広いのでダイエットにも効果的。

仁和寺
京都府京都市右京区御室大内33
http://www.ninnaji.or.jp/
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2015年11月18日
妙心寺塔頭 大法院 (京都)限定公開のお庭でこそお抹茶を
妙心寺塔頭の大法院は、通常非公開ながら、
春の新緑と秋の紅葉というベストシーズンにのみ
特別公開されているんです。
場所は春光院の裏くらい、妙心寺の西側。
表の門の案内は、知らないと入らないだろうと
思われる控えめオーラ。
実際、中に入って期待以上の美しさに
息を呑んだからね。路地の奥にこんな
宝の景色が埋蔵されていたのかと。

退蔵院で朝粥してきた流れなので、
早速だけど”朝茶”しようとお薄をいただくことに。

しかし、皆さんよくご存知ですね。
ボクもたけチンも通りすがりに嗅覚だけで
寄っただけだけど、朝から結構な人出でした。

こういう縁側の写真って、つい最前列に行って
撮りがちじゃない? 1枚目はこんな感じでいいんだけど

2枚目以降は、トップの写真のように
少し後ろに下がって写真を撮るのが
実際の見てる感覚に近づけるためのポイント。
日本の庭園って座敷に座ってレイヤーで
楽しむようになっているから、
写真もその方が艶っぽく仕上がるんです。
やー、しかし天気良くてよかった。

妙心寺内の他の非公開塔頭も、門から覗いた
だけで、高い美意識が伝わってきます。
日本ってイイね。

妙心寺 大法院
京都府京都市右京区花園大藪町20
075-461-5162
http://www.myoshinji.or.jp/guide/images/img_map.png
こういう偶然は、チャリ移動ならでは。
天気さえ良ければ、京都の秋はチャリがおすすめ。
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2015年11月14日
天龍寺 (京都)健康的な美脚少女的紅葉
常寂光寺は日陰だったけど、天龍寺は夕方でも
まだ明るいね。嵐山を借景にした開放感のある
紅葉が魅力。
かと思えば、裏山には竹林があるので、
緑を背景に萌ゆるもみじが艶っぽい。

嵐山の駅と嵯峨野の古刹の通り道的な使い方ですいません。

健康的な紅葉が好きな人にはもってこい。

どちらかというと、天龍寺の塔頭の方が
紅葉の時期は好きですね。エロいのよ、
サブキャラのほうが。
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2015年10月30日
真如堂 (京都)必ず足を運ぶ紅葉の名所
ここも紅葉の時期に京都に行ったら
必ず足が向くもみじの名所です。
真正極楽寺 、通称「真如堂」

金戒光明寺からも歩けるし、銀閣寺からもまぁまぁ近い。
正門からなだらかな石段を登ると目に飛び込んでくる三重塔。
こいつが見ての通りフォトジェニックなんだわさ。

拝観料を払って本堂の縁側から紅葉を眺めたり
書院の涅槃の庭から叡山の借景を眺めるのも
素敵なんですが、拝観料を払わない無料のゾーン
だけでも、相当スゲー紅葉体験できちゃうのが
真如堂が好きな理由。


ここも栄摂院同様に、初日と3日目
2回訪れたんだけど、たかが2日でも
ピーク時は表情変わるね。

2回目に訪れた時のほうが朱色の深みが増してたり、
橙や黄色の主張がより強くなってたりとかね。
全体的に色気が増してました。

夕陽を受けて燃えるようなもみじ。

真正極楽寺
通称・真如堂
京都府京都市左京区浄土寺真如町82
075-771-0915
京都の紅葉、愛しています。
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2015年07月22日
フィリピンへ
日本、オーストラリア、中国、韓国から8人のブロガーをフィリピンに集めて、
現地での様々な挑戦を通じて魅力を掘り起こしていこうという
「セブ・フアンダラー・バックパッカー・チャレンジ」。
そいつに参加することになりまして、初フィリピン決定です。
各国から集まったブロガーは、「Juan-derers:フアンダラーズ(放浪者達)」と
呼ばれ、1週間の滞在の間でボラカイ島、セブ島、ダバオ、マニラ、パラワンの
5つの都市を巡るとのこと。
自然相手は天気で印象が大きく左右されるから、
晴れるといいんだけどなー。
さっき、ちらっと”挑戦”って書いたけど、日本からのブロガーは
ボクを入れて2人。各国の代表がチームを組んで他の国の
ブロガーさんとなにやら競い合うらしいんです。
優勝チームのには航空券、2泊分の宿泊、300米ドルの
お小遣いがプレゼントされるようなので、折角なら勝ちたいなぁ。
いったい、なにすんだろ??

ちなみに、このイベントは、LCCのセブ・パシフィック航空が
開催するイベントなんですね。これまで実はノーマークだった
フィリピン。周囲に話したら「私セブ好きなの!」とか
「こないだボラカイ行ったの!」とか「魚の数が半端ない」とか
ポジティブな発言が連発。
なんだ、みんなさりげにフィリピン行ってるんじゃん 笑
さて、ボクのフィリピンデビューはどんな感じに
なるんでしょうかね。いい写真撮ってきまーす!
↓ ↓

2015年07月15日
ナイツブリッジを散歩しよう (LONDON)

ロンドンの青山というか銀座というか、ハロッズなどの高級デパートや
ハイブランドのブティックが集まってるかなりハイソなエリア。
ハイドパーク沿いにはマンダリンオリエンタルホテルもあるし、
V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)もこのあたり。
ハイブランドのブティックが集まってるかなりハイソなエリア。
ハイドパーク沿いにはマンダリンオリエンタルホテルもあるし、
V&A(ヴィクトリア&アルバート博物館)もこのあたり。
町並みも美しく散歩にはもってこいなんですよね。
なので、時差ボケで早起きしたら、ハイドパークまで
なので、時差ボケで早起きしたら、ハイドパークまで
散歩してみましょう。一歩公園に足を踏み入れたら、
街の喧騒が一気に遠くなって、また違ったロンドンの
魅力が見えてきますよ('∀`)
街の喧騒が一気に遠くなって、また違ったロンドンの
魅力が見えてきますよ('∀`)
そして、ナイツブリッジ駅真横のマンダリンオリエンタル。
元々ジェントルメンズクラブだった場所だったという
エレガント極まりないラグジュアリーホテル。
去年、ここに泊まれたのは幸せでした。

4月のロンドンは、ちょうど桜の時期でハイドパークに
点在する桜も見頃でした。朝から桜を独り占め。

写真の左側にチラッと見えるのが馬のコース。
こちらは人が走るマラソンコースなのかな?

朝は散歩というか軽くジョギングしてたので、
いつも車で通りすぎるだけのバッキンガム宮殿に
行ってみた。朝なので人もまばら。イベントの時は
ここが人で埋まるのね。

バッキンガム宮殿の近くの桜。
なんか日本で見慣れてるのより背が高い。

昼間、ちょっと空き時間が出来た時にはV&Aへ。
一部の特別展示を覗いて無料なんすよね、ココ。
日本とはアートの環境が全然違うんだよね、
生活レベルに染み込んでるのがいい。

ムダに写真禁止なんて変な制限もないし。

博物館の中のカフェというスタイルの発祥の地がここV&A。
だからってワケじゃないと思うけど相当センスいい。しかも
こんなのはフツーの方で、他のカフェとかもっと威力ある。

たとえばコートヤードのカフェ、ちょっと
ありえないくらいお洒落でしょ?

ナイツブリッジのあたりも、わりと
オープンテラスのカフェが多いです。

ブティックのショーウィンドウもさすがのひと言。

オリンピックも開催されるわけだし、世界にならって
日本も、もっともっと歩道にデラス席出していこう!!
その方が絶対街の雰囲気上がるんだから。規制を
作ってる役人が遊び足りてねーんだよな、この国は。
だから、どうしても町に色気が出ないのよ。
お台場のビーチ、あそこはもっと民間に開放しなきゃダメ。
大人が金落とすポテンシャル、めちゃくちゃあると思うんだけど。
例えば、夏の間はプールラウンジにして、泡パーティとか
やってみたくない??? 結構金落ちるはずよ。

サウスケンジントンの方まで歩きましょう。

駅の近くの広場にはカフェやレストランが集まっていて
人々が、外でのんびりと午後のひとときを楽しんでいる。

地下鉄の駅もカワイイね。

ちなみに、こっから10分くらいでビッグ・ベンまで行けちゃいます。

これまでの投稿はコチラにアップしています!

【PC】 http://bit.ly/1Djdw1u
【スマホ】http://bit.ly/1z0nslF
特別な場所に行くのもいいけど、
こういうフツーの街歩きにこそ
旅の醍醐味はひそんでいます。
↓ ↓

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2015年06月03日
伊勢神宮 外宮 (三重県)まずはここから

伊勢神宮には、外宮と内宮があるって知ってました?
もっというと、それ以外にも別宮がいくつもあったりと、
全部見て回ろうと思ったら1日じゃ厳しいかもね。

ただ、さっと見ようと思えば1時間もかからない。
なので「伊勢神宮って回るのどのくらいかかるの?」って
質問に応えるのって、結構難しいんです。
参拝者の向き合い方次第で、どうにでも変わっちゃうので。

式年遷宮から間もないので、建物はツルツル。

外宮は天照大御神の食事を司る「豊受大御神」を祀っている。

ここに訪れた友人らからは「入っただけでビンビン パワー感じた」と
吹きこまれていたんだけど、あまりの人の多さと、建物のツルツルさで
中々空気にシンクロすることが出来なかった。

やはり、おすすめは朝か夕方。
自分のペースで向かい合えると、全く違うものが見えてきます。
↓ ↓

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2015年02月11日
朝日焼三代展 (新宿)

先日、新宿で、遠州七窯のひとつ「朝日焼」の現当主と先代、若旦那の
作品が一堂に会する『朝日焼 三代展』が開催されていたんです。

かなり大規模な展示会ということで、まりえを連れて京王デパートへ。
若旦那の佑典くんは、京都の若旦那衆のクリエイティブユニット
GO ONメンバー。東京でも時々イベントやってはいるんですが、
ここまで大規模なものはめずらしく。

窯元に訪れたこともあるんだけど、こんなに多くの作品を
見れたのは初めて。先代の存在感ある作品から、若旦那の
モダンなタッチまで、時代や個性の違いを感じることが出来る。

ボクが行った日には、2020年のオリンピックを決めるIOC総会での
スピーチがあまりに有名な皇室の方もいらしていたりと注目度
高かったですね。

こういう趣のある被写体は、どうもパキッとした現代レンズは
イメージしてた絵が撮れなくて、オールドレンズに換装したら
やっと感覚に近い空間を切り取れた。

コーナーの一角に、焼物の説明をされてるところが
あって、いつもよりじっくりと説明を聞くことが出来た。
この焼物の色は表面についているだけじゃなく、断面を
見ればお分かりの通り、中まで色がついているんです。
こうして中から色がつくことで、あの得も言われぬ
雰囲気がつくられるんだとか。

京都の、小川長樂さんもいらしてました。
若旦那の裕嗣くんとは京都に行くたびに会ってる
感じだけど、お父様とは初対面。ご挨拶させて
もらいがてら、長々とお喋りにつきあってもらいました。

1870年代のアガシの懐中時計と、先代のお茶碗のコラボショット。
被写体深度浅過ぎで、折角のお茶碗がボケ過ぎたけど、嬉しい
セッションができました。

食事を撮るのもいいけど、美しいものを撮るのは
なんとも愉しい時間です。
↓ ↓

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2015年01月24日
修学院離宮 (京都)美意識の到達点へ

左京区修学院の比叡山麓にある『修学院離宮』。
後水尾上皇が造営した離宮で上・中・下3つの御茶屋から
構成されていて、数奇な趣向の茶亭が閑雅にめぐらせた
池の傍らに立っている。自然と建物の調和が絶妙過ぎて
言葉を失う。

桂離宮・仙洞御所とならび、王朝文化の美意識の到達点と
言われるだけあって、年末の一番枯れた時期でも気品ある
色気が漂っていた。
この池の光と松のシルエットとか半端ないし。

冬でもこの美しさなので他のシーズンはどうなることやら。

高低差のある離宮なので、上部からは京都市内が見渡せる。
まるで神が降臨してきたかのような柔らかな光を魅せる。

トップ写真は、客殿のかすみ棚。
このクリエイティビティの高さは痺れるね。

こんな茶屋で夏の終わりを過ごしてみたい。

日本が誇らしい絶景。

各御茶屋の間には田畑が広がり、細い松並木道が各御茶屋を結んでいる。
バリ島のラグジュアリーリゾートの原点のような構成。

未だ、桂離宮は行けてないので、今年こそは見てきます。

ただひたすらに美しい。
こういう原体験を今年もひとつひとつ
大事に重ねていきたい
↓ ↓

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2014年12月29日
金戒光明寺 (京都)新選組の朱

紅葉シーズンは、あっという間に終わってしまうえに、
非日常感がやけに高いので、1ヶ月前でもかなり
昔のことのように感じてしまいます。
今年の京都の紅葉はかなりアタリでしたが、
紅葉めぐりのはじまりは。黒谷の金戒光明寺から
はじめました。
ランチまでの時間から逆算すると、2つくらい
お寺を回れる時間があったのね。新規と鉄板を
組み合わせつつ、次の移動も視野にいれながら
コースづくりを考えてみたんです。
エリア的には南禅寺あたりが良かったんだけど、
快晴のコンディションで真如堂見たいという想いが
勝って、金戒光明寺からの流れを作ることに。

金戒光明寺は、新選組発祥の寺としても有名。
幕末の京都は暗殺や強奪が日常化し、
手のつけようのない状態になっていたので
徳川幕府が京都の治安維持のために作ったのが京都守護職。
その京都守護職についた會津藩主松平容保が本陣としたのが
こちらの金戒光明寺なんです。京都守護職が市中取締を命じたのが
『新選組』で、かなり頻繁にやりとりしてたみたいですね。
ちなみに、なぜ、ここが本陣になったかというと、城構えで、
要所に近く、千人が駐屯できたからなんですと。

徳川家康は京都に直轄地として二条城を作ったほか、有事のために
黒谷 と知恩院をさりげなく城構えにしてたんですね。黒谷は大軍が
一度に入ってこられないように南には小門しかなく、西側には高麗門が
城門 のように建てられていた。小高い山の黒谷は自然の要塞で、
天王山や淀川のあたりまで見渡せつほか、古地図によると大坂城
まで見えたらしい。
そんな金戒光明寺、紅葉時は紫雲の庭が美しいとのことで
行ってみました。
まず山門が特別拝観でのぼれたので、そんなに期待しないで
登ってみたのね。景色は予想通り「ま、そんな感じだよね」って
とこだけど、上に並んでる仏像がやけにかっこ良くてシビれた。
門の上があんなにクールだったとは...。

思わず紅葉じゃない部分からクラってましたね 笑
写真は撮影禁止だたので撮れなかったけど、あの特有の
空気感は、カメラを持っていても切り取れなかった気がします。
そして、紫雲の庭へ。
朝に訪れたせいか、奥まった庭は結構日陰部分が多く、
もみじも天を覆うという迫力よりは、庭のアクセントといった
こじんまりタイプの展開です。隣の真如堂がこれでもかって
くらいのもみじ天国だけに、ちょっとそこと比べると物足りないかも。

浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺
www.kurodani.jp/
〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121
075-771-2204
今年の紅葉は凄かったです。
↓ ↓

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2014年12月22日
クリスマスプレゼントは、Agassizの懐中時計
今年は、結婚記念日にTIFFANY×PATEK PHILIPPEの時計を
プレゼントしたので、さすがに自分の時計を買うのは我慢してたんです。

んが、世の中が浮かれてるこのシーズン、そろそろ
自分への誕生日とかクリスマスのプレゼントとか
買ってもいいんじゃないかと気づいてしまったワケですよ。

『ゴーン・ガール』とか『6才のボクが、大人になるまで。』が気になりつつも、
まりえが見たがっていた『ベイマックス』。なんかアレ見たらちょっとオレにも
ご褒美をあげたくなってしまい。

去年末くらいから、懐中時計は探してたんだけど、
今年最後のウオッチマニアの会で"出逢いもん"に
めぐりあい宇宙しちゃったワケで。
(この日の写真はコチラにも)

ロンジンの最高級ラインである「Agassiz」、
ムーブメントも質が高く、なによりデザインに一目惚れ。
この中蓋に反射して写ったムーブメントのエロいこと。

そう、実態よりも虚像の方が、時に美の本質を抽出することって
あるじゃないですか。その瞬間を切り取るのも、人生の面白さのひとつ。

裏蓋の手掘りのデザインですら、一切手が抜かれていない
究極のハンドメイド。この美しさから目が離せず即決。

メンテナンス入るので、手に入るのは来月だけど、
三つ揃えのベストに紐で引っ掛けたり、着物の帯下から
サッと出してみたり、夏はマリンな短パンから、おもむろに
引っ張りだしてみたりと、エロ技繰り出しまくりの大人アイテム。

ナベさん、いいモノ提案してくれてありがとう。
そしてパイセン方、ボクの好みのラインを熟知した
適切なアドバイスもありがとうございますm(__)m

来年も、いい時計に出逢えるように。
↓ ↓

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2014年12月14日
青の洞窟 (中目黒)
クリスマスまで開催している中目黒「青の洞窟」。
日清の同名のパスタソースのプロモーションなんすよね。
あまりにもヒトが集まりすぎて、土日は点灯中止という
なんとも冴えないイベントですが、ある意味そこまで
引力があるというのは、マーケティングの仕掛け的に
成功なんだと思います。
※日清のブランドイメージに寄与してるというよりは
中目黒のブランディングに貢献してるだけなんで、
企業のマーケティングとして成功かどうかは微妙。
ただ、この寒い時期に、しかも水の上でブルーという寒色を
大胆に使う発想力。これ、なんか社内で反対とかありそうだけど、
やりきった企画担当者は立派だなーと。

あと、ヲタっぽいコメントすると、上の写真は光芒作りたくてF11くらいで
撮影してたはず。下の写真は光芒無いので絞りは開放近くで撮ってます。
ノイズを避けるためにISO200くらいだったかな。
綺麗だとは思うけど、撮ってる時の体感値は
やっぱ暖色ライトより低めです 笑
選挙結果に「うーん...」、自民を支持したってよりは
その他に 投票する先が無かったというのが民意なのでは?
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2014年11月29日
七五三撮ってきました
プロフ撮影のほかに、レストランやホテル、イベントあたりは
カメラマンの依頼を良くいただきますが、七五三は初めてでした。
ちょこちょこ動くかわいらしい被写体は、思った以上に難しい〜

場所は明治神宮。参道や神殿などの厳かな背景を
小道具に使えるので、雰囲気出すには絶好のロケーション。

途中雨が降ってきたり、娘さんの体調がイマイチだったりと
大人の思惑通りにいかないのも七五三ならでは。

そのうえ、明治神宮に観光に来た海外の方々が、次々に「あら、カワイイ!
一緒に写真撮っていいかしら?」的な感じで押し寄せてくるので、いい加減
無双でも発動しないと、神殿に辿り着くまでにヘトヘトになっちゃいます。

慣れない部分は多く合ったけど、他人の家族の幸せな
時間を切り取るのは、とてもやり甲斐あるんですよね。

カメラマンをお探しの方は、是非ご連絡下さいませ。
プロフ写真も引き続き撮ってますよ。
FBページからでもメッセくださーい。
https://www.facebook.com/kyah.jp

甥や姪の写真を撮る日も楽しみっす('∀`)
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