京都 2012春
2012年05月13日
深淵なる古の都へ

久しぶりの京都は、これまでと全く
スタンスが異なった旅でした。
一言で言うなら、京都裏口体験入学。
大好きなお寺も多少は回りましたが、
それよりも京都に住むヒトを通じて、
フツーの観光客では見えないもの、
知りえないことに触れられたことが、
何より刺激的な4日間でした。
これはひとえに、よそ者のボクでも
温かく接してくれたみんなのおかげ。
何度言っても足りないくらいだけど、
心の底からめっちゃありがとう!!!

特に、今回 運良く京都に裏口入学(体験版だけどね)できたのは、
アジアで9年間仕事をしてきて、半年前に京都に赴任したRYOに
あちこち連れ回してもらえたから。

ヤツのインターナショナルなコミュニケーションスキルは完全に日本人離れ
しており、顔や言葉は日本語でも中身はほとんど”ガイジン”なのよ。
なので、京都のヒトからも「ガイジンさんならしょうがないねー」と、
ある部分は 日本人以上に受け入れてもらってる感じなんです。もちろん、
扉が何重にもなっている深淵なる古都ゆえ、ある一定の部分までという
限定つきではあるんだろうけど。

実は、この”ガイジン”キャラってのは、観光客にとっても学ぶべき
ところが多いんです。プライドが高く閉鎖的な古都では、AWAYの
若造の中途半端な知ったかぶりとか、お高くとまったような態度なんて、
なににも増して嫌われるじゃない。
むしろ素直に「京都ってほんーっと美しいね。で、コレってナニナニ??
どーいうこと?」って無知なところを隠さずに、でも敬意を払いながら
コミュニケーションを取っていたほうが「しょうがないな、それはね…」
って優しく教えてもらえると思うのよ。
ただ、これも信頼を得ている”紹介者”がいるのといないのでは
全く話が変わってくるので、まずは起点となる友達を通じて
っていうのが大原則となるんですが…。

で、そんな「ナニナニ? ウキウキ♪」モードで過ごしてきた今回、
あまりに愉しかったイベントだらけだったんで、何から書きはじめれば
いいか悩むんだけど、やはり一番のSpecialは、友だちになった
芸妓ちゃんに連れてってもらった「鴨川をどり」。

あ、勿論、お仕事中の芸妓さんじゃないですよ(なので「芸妓ちゃん」)。
RYOの友達の芸妓ちゃん達が、打ち上げで集まってるOFFのとこに
お邪魔させてもらったのね。で、その中の一人がプライベートで
「鴨川をどり」行くっていってたのよ。なので、調子に乗って
「それオレも行きたーい!」みたいな感じで。
これはビギナーズラックだし、RYOの信頼力と東京から来た
アホなガイジン2号(オレね)というお気楽キャラが、
たまたまイイ感じでマッチした結果。しかし こういう
”縁”をつかめる”運”ってのも、それはそれで大事なんで。
素直に自分の強運に感謝した次第であり。
あとは、RYOの連れのかおリンにも感謝。
人気イタリアン「Vineria T.V.B」の床で、時間ないからと
OPEN前から泡Partyやらしてもらったりとか。
鴨川神社そばの和菓子の老舗「老松」での和菓子作り
体験とか、かなりセンスいいセレクトしてくれたり。

あとは、鴨川沿いでの外呑みとか、観光客のオレが
「京都に住んでいたらやってみたい!」って遊びを、
さりげなーく流れで作ってくれて。
めずらしく食事の話が後回しですが、こちらも
完璧なエスコートしてもらってます。
↓ ↓

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ヤツのインターナショナルなコミュニケーションスキルは完全に日
しており、顔や言葉は日本語でも中身はほとんど”ガイジン”
なので、京都のヒトからも「ガイジンさんならしょうがないねー」と、
ある部分は 日本人以上に受け入れてもらってる感じなんです。もちろん、
扉が何重にもなっている深淵なる古都ゆえ、
限定つきではあるんだろうけど。

実は、この”ガイジン”キャラってのは、
ところが多いんです。プライドが高く閉鎖的な古都では、
若造の中途半端な知ったかぶりとか、
なににも増して嫌われるじゃない。
むしろ素直に「京都ってほんーっと美しいね。で、コレってナニナニ??
どーいうこと?」って無知なところを隠さずに、でも敬意を払いながら
コミュニケーションを取っていたほうが「しょうがないな、それはね…」
ただ、これも信頼を得ている”紹介者”がいるのといないのでは
全く話が変わってくるので、まずは起点となる友達を通じて
っていうのが大原則となるんですが…。

で、そんな「ナニナニ? ウキウキ♪」モードで過ごしてきた今回、
あまりに愉しかったイベントだらけだったんで、
いいか悩むんだけど、やはり一番のSpecialは、
芸妓ちゃんに連れてってもらった「鴨川をどり」。

あ、勿論、お仕事中の芸妓さんじゃないですよ(なので「芸妓ちゃん」)。
RYOの友達の芸妓ちゃん達が、打ち上げで集まってるOFFのとこに
お邪魔させてもらったのね。で、
「鴨川をどり」行くっていってたのよ。なので、調子に乗って
「
これはビギナーズラックだし、RYOの信頼力と東京から来た
アホなガイジン2号(オレね)
たまたまイイ感じでマッチした結果。しかし こういう
”縁”をつかめる”運”ってのも、それはそれで大事なんで。
素直に自分の強運に感謝した次第であり。
あとは、RYOの連れのかおリンにも感謝。
人気イタリアン「Vineria T.V.B」の床で、時間ないからと
OPEN前から泡Partyやらしてもらったりとか。

鴨川神社そばの和菓子の老舗「老松」での和菓子作り
体験とか、かなりセンスいいセレクトしてくれたり。

あとは、鴨川沿いでの外呑みとか、観光客のオレが
「京都に住んでいたらやってみたい!」って遊びを、
さりげなーく流れで作ってくれて。
めずらしく食事の話が後回しですが、こちらも
完璧なエスコートしてもらってます。
↓ ↓

2012年06月04日
東寺 (京都) 駅から見える五重塔

最初に京都に訪れたのは、中学の修学旅行
だった気がします。その時に驚いたのは、
「あれ、なんだかフツーの町じゃん」ってこと。
今でこそ、深淵なる町の空気を少しは感じ取れる
ようにはなりましたが、ガキの頃はシンプルに
見た目まんまの印象しか持てないわけで。
フツーに駅前にロータリーがあって、ビルが
わしゃわしゃ建ってる姿に、正直 拍子抜け
したというか、幻滅したというか。

というのも、イメージでは京都って時代劇の
まんまの町だと思ってたんです。まー、多少は
駅前にビルあったとしても、ちょっと離れたら
あの世界観みたいな。
でも、実際は...ご存知の通り。

せめて海外で良くあるように、旧市街と新市街を
分けて、旧市街は古き良き日本を継承していく
とか出来なかったのかな~
やっぱさー、フレンツェやパリって、その辺の
魅せ方を徹底してるじゃない。だから町が
あれほど魅力的なわけで。木造と石という
文化の差はあれど、世界に誇れるコンテンツが
点在する京都、点の力を面にできたら、もっと
凄い引力を発揮できると思うんですけどね。
お気楽な外野の戯言だけどさ。
そんな愚痴が出るのも、京都に対する憧れと期待が
大きいから。なんだかんだ京都が大好きなので、
新幹線で到着して、「あの五重塔」が目に入った
瞬間アガります。

ありがとう「東寺」、ありがとう「五重塔」。
でも、そんな東寺が未訪だったので、
今回は一番最初に行って来ました。
↓ ↓

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2012年06月17日
京都の食事 ダイジェスト版

G.Wに行った京都も、気づけば
既に記憶が風化気味なので簡単なメモ。
今回の食事は割烹が中心でしたが、
それ以上にBARをはしごしまくって
ますね。どうりで最終日は胃が完全に
ヘタってたわけだ。改めて納得。
友人からは、今回の京都のブログ見てRYOの
アテンド力に「いったいどんなヒトなの?」との声も。
一言でいうとアジアで通用するエンターテイナーです。
ガイジンなので日本のしきたりとか平気でまたいで
己の道を作っていきます。そーいうヤツです。
【日本料理】
●割烹 はらだ
075-213-5890
京都府京都市中京区河原町通竹屋町上ル西側大文字町239

河原町にあるローカル色強めの割烹。
カウンターの中でご主人が1人、静かに料理を進める。
肩の力は抜いてるんだけど、程よく凛とした空気が漂っている。
客層は遊び慣れた風の小粋なオヤジが綺麗な女性を連れてきてる
パターンが多い。
料理は派手さは控えめなものの丁寧な料理が多く、京都に来た..
いうのをしみじみ実感できました。
●やました
075-256-4506
京都府京都市中京区木屋町通二条下ル上樵木町491-3

カウンター14席の奥行ある店内。カウンターの向こうは
大将を中心に料理人さんが5,6人横陣を張っており、
店内にはお客さんと大将の賑やかな声が響いている。
地元の方だけでなく、ボクのような観光客も多めな模様。
ランチに食べた中華のダメージ&直前に飲んだ酔い(睡魔)が
MAXで、とても正当な判断が出来る状況ではなかったけど、
ボリュームが多く、味わいはストレート。
●割烹 蛸八
075-231-2995
京都府京都市中京区蛸薬師通新京極西入ル東側町498

狭いカウンターに詰め合いながら座って、横のお客さんに
気遣いながら極めてリーズナブルに、美味しい割烹料理を
いただく。旅行者にとっては、こういうローカルみたいな
時間を過ごせることは、本当に嬉しい体験なんですよね。
飲み過ぎで胃はヘロヘロだったけど、・・・がメチャ染みました。
●居酒屋 神馬
075-461-3635
京都府京都市上京区千本通中立売上ル西側玉屋町38

ここは、驚いたなぁ。トータルで言えば、一番印象に
残ってる。京都でも珍しいタイプの居酒屋じゃないかな。
場所は辺鄙だし、お店は昭和のまま時間止まってるし、
接客のお婆はヨーダ並のフォース放っているし。
料理は、300円くらいの手頃なものから、天然の高級
素材までなんとも幅広い。ある意味テーマパーク的な
要素も兼ね備えた刺激スポット。

【イタリアン/中華/うどん】
●Vineria T.V.B
075-351-2050
京都府京都市下京区西石垣通四条下ル斉藤町140-25
http://www.vineria-tvb.com/

鴨川の床も楽しめる京都らしいイタリアン。
1Fはカウンターと川床、2Fはテーブル席と使い勝手イイね。
実力派イタリアン「Ristorante t.v.b」の姉妹店で、高い
クオリティの料理が気軽に深夜まで食べられる。京都に
住んでたらヘビロテしてるだろうと思われるトラットリア。
夕暮れ時に床で泡するのとか贅沢っすよ。

●中華 美齢 (メイリン)
075-441-7597
京都府京都市上京区黒門通元誓願寺上ル寺今町511

西陣にある人気の一軒家の中華料理店。
普通の一軒家のような素朴な佇まいから想像
されるように、素朴なタッチで素材を立ててくる
アプローチ。京都には、残念ながら中華で美味しい
お店が少ないようで、こちらは貴重な存在らしい。
●おかる
075-541-1001
京都府京都市東山区八坂新地富永町132

深めまで呑んだ時の〆に。
冷やしカレーうどんなるものを食べたんだけど、
出汁とカレーが半々くらいの印象で、思った
以上にツルっと食べられてしまう。
【BAR/カフェ】
●SferaBar SATONAKA (スフェラバー サトナカ)
075-541-1197
京都府京都市東山区縄手通新橋上ル西側弁財天町17 スフェラビルディング 3F
http://bar-satonaka.com/

祇園のインテリアビルの中にあるモダンなBAR
ミッドタウンにもSHOPを出している「Sfera」のBAR展開。
ミラノサローネにも出展してるとはいえ、
10年前から京都でこんなBARをやっていたとは。
●ワインBAR Mago
075-761-2055
京都府京都市左京区二条川端東入上ル新先斗町136-1

1Fはカウンター席なんですが、地下にはテーブル席の
クラシックなスペースが。グラスワインでオーパスワン
もあったりします。他のお客さんもいないので、
クラシックな部屋を舞台に写真撮影大会でした。

●BAR 丸梅
祇園にあるお茶屋さんBAR、
こういう雰囲気のBARは東京には
無いので(あっても知らない)、
観光客はめっぽうアガります。

●BAR(場所失念)
芸妓ちゃんのOFFの行きつけを3軒ほど。
場所は、酔っ払って付いて行っただけので
どこだか全くわかりません。こんな感じの
とこで、呑んでました。あと、クレープが美味しい
スイーツBARがあったんだけど、そこのパンケーキ
は衝撃レベルで美味しかった! カメラのメモリー
カードを忘れて出かけたので、写真すらありませんが...泣


●Cafe Terrazza
075-751-7931
京都府京都市左京区鹿ヶ谷法然院町72
http://www.cafeterrazza.com/

哲学の道沿いにあるテラスカフェ。以前、メンズで
京都遠征した時も、炎天下でくらったダメージを
ビールで癒すために立ち寄った。今回は、河原町
からマラソンしたご褒美に。なにげに、哲学の道って
お茶できるとこ見当たらないので、テラス席多い
ここは貴重。競合が少ない分、味とサービスは....
●大徳寺
利休切腹の口実となった三門があるのはコチラ。
和尚さんの説教を聞きながら、お抹茶をいただける
んだけど(要予約)、前日の痛飲でそのイベントは
キャンセルに。FREEで行って、お抹茶を愉しみました。
ここの枯山水は、荒波仕様で印象強かったなぁ。

●老松
京都市上京区北野上七軒
075-463-3050
http://www.oimatu.co.jp/

有名な老舗和菓子店「老松」では、
和菓子づくりの体験教室をやっています。
北野天満宮からほど近い、上七軒。
これ、1回やってみると和菓子との
距離感縮まりますよ、おすすめ。

(kyah作)
愉しかったなー、京都の休日。
↓ ↓

2012年07月02日
東福寺 (京都)京都五山の迫力

京都五山のひとつ「東福寺」
通天橋と紅葉の絵があまりに有名なので、
お寺の名前よりも、そっちの絵を見たほうが
「あー、あそこね」ってなる気がする。

紅葉のシーズンの激混み状態がこわくて、
未訪なんですが、いつか見たい景色のひとつ。

ちなみに、G.Wあたりでも通天橋からの景色は充分綺麗。ただ、
ボクの好みでいえば、開山堂へ向かうアプローチの景色が好き。

開山堂の門の前には、朱いヤツが。
春なのに赤いってことは、年中色づいてる
んでしょうか? 被写体としては一流です。

開山堂は建物の形も変わってるし、庭も独特で印象的なのよ。
美のレベルでいえば、方丈とかのほうが完成度は高いですが、
こちらも かなり撮りごたえある被写体です。

方丈は、やっぱ美しいっすね。

モダンっすね

特別拝観で公開されていた小さな中庭。
写真で観てるのの10倍くらい美しかったです。

この三門は国宝です。
そう言われるとね、尚更ありがたく
見えちゃいます。こういう文化遺産の
目利きは、全く出来ませんので、ワタクシ。

とうとうEURO2012が終わってしまいました。
これで、睡眠時間がフツーに戻せるんだけど、
祭りの後ってのは、ちとさみしいね。
決勝のスペインは絶好調だったのに対し、
イタリアは試合中の2人も選手が故障して、
後半は10人でスペインの猛攻を凌ぐという
苦しい展開に。結果的には4:0と大きな
差がついてしまったけど、ドイツを破った
イタリアの力は本物でした。
(ボールポゼッション、シュート数とか互角だったし)
チームとして、一番サプライズだったのが
イタリアだったので、、今後が楽しみッス。
↓ ↓

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2012年08月17日
京都のBARはしご (京都)

昨晩、8/16の京都では五山の送り火が。
たくさんの人で賑わってたんだろうな。
ボクも一度行ったことがあるんだけど、
かなり混んでましたね。ビルの上に席とった
んだけど4つくらい送り火が見えました。
前もチラッとアップしたけど「大文字」の
大のとこって登れるんだよね。こないだ京都
行った時、銀閣寺脇の登山道から登頂果して
きました。水を買ってかなかったんでカラッカラ
になったけどね。

BARへは、RYOに連れってってもらったので
場所や店名は知りません。楽しければいいんです!

ボクが眠そうな顔じゃなく まともな顔してるのは、
このBARに来るまでにタクシーの中で落ちてたから
でしょうね。ビールと日本酒で結構酔ってたからな…

との町行っても呑んだくれてますw
みんな、遊んでくれてありがとね。
↓ ↓

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2012年08月31日
アンテルーム (京都) アートに泊まる

京都にひとり旅な、殆ど部屋に戻ることは無い。
たとえ戻ったとしても、全開の酔っぱらいか、
全力で疲れているので、ベッドの上に居る時が殆ど。
だとしたら、四条烏丸あたりのアクセスの良い
ホテルを選ぶというのも手なんだけど、リノベした
アートホテルなんぞにも興味があって泊まってみました。

カフェの雰囲気とかイイし(通し営業じゃない 泣)、
共用部のトビ具合は結構好み。ただ、場所が東九条と
駅の南なんですよね。東寺からはかろうじて歩ける距離。

泥酔状態じゃない時間があれば、このスペースとか、
mac開いて写真の整理するのに、とてもいい空間だと
思うんですけどね…。

久しぶりの京都でわかったことは、RYOと一緒だと
殆どオレは酔っ払っているということ。酔ってない
時間はその分必死に観光してるということで、結論
ホテルでのんびりしてる時間なんぞありません。

ホテル アンテルーム 京都
京都府京都市南区東九条明田町7番
075-681-5656
http://hotel-anteroom.com/
京都のひとり旅は全力で。
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2012年10月17日
神馬 (京都) 京都な居酒屋

時間が止まったかのような昭和の空気を漂わす
京都の居酒屋「神馬」、外の古さは想定範囲の
古さですが....

店内の空気は明らかに他の店と
一線を画すホンモノのレトロ感。

昭和なのは雰囲気だけではなく価格も昭和。
その中に天然の刺身も入ってるんですが、
これも内容考えたらメチャ リーズナブル。

見えるかな?

関西といえば牛。美味な牛カツが
日常的に食べられるこの環境が羨ましい。

場所は二条城と北野天満宮の中間くらい。
観光客にはわかりにくいお店ですが、
足を伸ばす価値はあると思います。

神馬
075-461-3635
京都府京都市上京区千本通中立売上ル西側玉屋町38
この歳になって、居酒屋が大好きになりました。
↓ ↓

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2012年12月10日
祇園のBAR (京都)

RYOに連れてきてもらった、これまた一見さんお断り系の
お茶屋BARです。写真にはうまく写せてないけど、上の写真
窓の向こうにある中庭の風情がなんとも艶っぽい感じで...。
こっちの部屋は、ボクラが帰る頃には、芸姑さん
連れたお客さんが呑んでました。

カッコいい大人遊びが出来る街っていいよね。
子供と大人の線引がある方が、いいことって
あるよね。何事もバランスだけど東京は
ボーダレス化し過ぎてるところが、つまらない。
↓ ↓

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2012年12月19日
Sferabar satonaka (京都)感性を研ぐ空間

京都の伝統工芸を世界に「GO ON」若旦那衆も”センスの塊”とリスペクトを
絶やさないマッシローニ(ニックネームですw)が経営する祇園のBAR
『Sferabar satonaka』
あのミッドタウンのインテリアショップ『Sfera』ってのも、実は京都発。
マッシローニの経営で、ココのビルに入っているんです。

彼はミラノサローネにもだいぶ前から出展していて、
「GO ON」のメンバーにも、大きな影響を与えている。
ボクが「GO ON」のメンバーに最初に出会ったのもここ。
祇園のお茶屋さんBARでRYOと飲んだ後に、ノリで合流
しようって話になって。
初対面だったけど、最初からワリと意気投合して、
気づいたらRYOが寝てて完全AWAY状態。
でも、くだらない話をしながらも「日本の文化を
どう世界で魅せてく?」みたいなこともアツく
語ったりしてオモロイ夜でした。

京都で、よくこんな弩エロな外観を
やりっ放しにできますな。さすがッス。

サトナカ (SferaBar SATONAKA)
075-541-1197
京都府京都市東山区縄手通新橋上ル西側弁財天町17
スフェラビルディング 3F
http://bar-satonaka.com/
ほぼほぼ 毎晩酔っ払ってるうちに
あっという間に2012年が終わりそう。
↓ ↓

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2013年02月18日
美鈴 (京都)西陣の隠れ家中華

西陣にある中華料理店「美鈴」。西陣の細い道
入ったところという中々わかりにくい場所。
京都発のクリエイティブユニット「GO ON」の
ショールームの至近なので、最近はよく前を
通るようになったけど。
食べログさんだとスコアやけに高くて(3.99 2/18現在)、
どんだけスゲーのと思って訪れたのよ。だって、京都の
日本料理は、3.99以下でも「うわ、スゲー」っていうの
たくさんあるから。

実際、訪れた感想。
京都では、食べログで日本料理に関するスコアと
中華料理のスコアを、同列で並べちゃダメですね。

丁寧に作ってるし、インパクトもある。
でも抜群にスゲーのかというと、香港や
シンガポール、東京のクオリティと比べちゃうんで、
「悪くはないけど...」って感想になっちゃうかな。
地元ならいいと思う。でも、観光客なら日本料理とか
居酒屋とか湯豆腐とかイタリアン食べてるほうが、
満足度は高くなると思いますね。
フラっと寄れるならいいけどね。

美齢 (メイリン)
075-441-7597
京都府京都市上京区黒門通元誓願寺上ル寺今町511
自身の看板に“隠れ家”中華料理と書いちゃうとことか、
こっちの感覚からするとあんま無いんだけど、京都では
イイんすか?
↓ ↓

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2013年02月25日
老松 (京都)和菓子作り体験しちゃいました

京都は上七軒にある老舗の和菓子店「老松」、
ここでは和菓子づくり体験教室もやっているんです。
手先が不器用なボクは、とてもイメージ通りとは
いかなかったけれど、「こうやって作るんだァ...」と
いう、基礎的な部分がわかって、とてもオモロかった。

上七軒は、北野天満宮の近くに位置する花街。
地元では「かみひちけん」って言うんだね。
近くにある西陣との結びつきで花街として繁栄してきて、
今は10軒程度のお茶屋さんが残っている。通りの雰囲気は良くて、
さりげなくパティスリーとかもあるんだけど、しっくり馴染んでるのよ。

老松さんです。
1Fでは、おみやげの和菓子が買える。
昔、来た時にちらっと寄ったかも。

和菓子作り教室の参加者は、店頭でその旨を
伝えると2Fの教室まで案内してもらえる。
こういう日本らしい佇まいに、いちいち撃たれる。

この材料から5つの生菓子を作るんです。
この段階では「オレに出来んのか?」と
疑問しか出てこないけど、意外となんとか
なるもんです。

こんな感じでレッスンが進んできます。
トータルで1時間、生徒さんはこの日
ざっくり20名弱くらいだったかな?

ヘタくそということに関しては100%同意だけど、
どういうことをしたらあの形になったり、
どうしたらあんな色が出るのか、少しだけ
わかりました。それだけでも凄い収穫っすよ。

自分が作った1個の和菓子と抹茶をいただいて帰ります。
上の4つのやつは、お持ち帰りで。
ちなみに、この体験教室は1人2500円。

老松
京都市上京区北野上七軒
075-463-3050
営業時間:8:30-18:00 定休日:無休
http://www.oimatu.co.jp/
京都のお寺めぐりもいいけど、工房見学とか
ものづくり体験は、一歩踏み込んだ気になるので
もっと京都が身近に感じるよ、おすすめ!
↓ ↓

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2013年06月05日
Vineria T.V.B (京都)川床イタリアン

AWAYの観光客からすると、川床のレストランって
魅力的なんだけど選びにくいんですよね。
ナンチャッテ系もいっぱいありそうだし、
一見さんお断りとかパッと見じゃわからんし。
そーなると、強いのが地元のコネクション、
「Vineria T.V.B」は、京都のかわいコちゃんが
お店と仲いいので、超人気店だけど無理やり
ねじ込んでもらいました。

川床でサンセットみながら泡したかったんで、
お客さんの予約までの隙間時間という限定付きで。
ボクラも、夜は割烹予約してたのでちょうどよく。

東銀座の歌舞伎座も風情あるけど、
やっぱ、このルックスにはかなわんゎ。

この日だったか、別の日だったか、飲み足りなくて
Vineria T.V.B に深夜寄りしたんだけど、軽く食べた
ご飯も安くて美味しく、「こりゃ人気店だなと」改めて
思い知ることに。

ヴィネリア ティ・ヴイ・ビー (Vineria t.v.b)
075-351-2050
京都府京都市下京区西石垣通四条下ル斉藤町140-25
http://www.vineria-tvb.com/
日本のイタリアンはスゲーっす。
↓ ↓

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2013年06月10日
大徳寺(京都)利休の門

山門に置いた利休の像が秀吉の怒りをかって、
利休自決の原因になったというのは有名な話。
その山門があるのが「大徳寺」、利休が増築した
金毛閣はこの山門の二階部分。
よく聞かれるのは、利休自身がこの象を安置したと言われるものだけど、
もっと濃厚な説は、利休による増築に感謝した大徳寺長老衆や門人一同の
意向を受けて、門人衆が利休木像を作り、山門上金毛閣内に安置したというもの。

しかも、この山門への利休像の安置って、切腹が命じられる
1年以上前の話。しかも秀吉には既に報告済みの案件
だったんスよね。それをいきなり切腹の元ネタにするとか、
きなくさ過ぎ。
そんな逸話が有名な大徳寺だけど、
ほかにも、有名人つながりの歴史は、
いっぱいありまっせ。
ここは鎌倉時代に開創されたんだけど、応仁の乱で
荒廃してたのよ。それを復興したのが一休和尚。

アニメの一休さんはほんわかキャラの子供だけど、
仏教の戒律で禁じられていた男色・飲酒・肉食や女犯を行い
自由奔放で奇行の目立つ”漢(オトコ)”だったのよね。
それとか、秀吉が信長の葬儀を行ったのもココ。
秀吉が信長の菩提を弔うために総見院を建立し、寺領を寄進、
それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次いで隆盛を極めたらしい。
ちなみに、今、境内には、別院2ヶ寺、塔頭22ヶ寺があって、
それぞれが貴重な建築、庭園、美術工芸品を有している。

オレラがこの日寄ったのは、瑞峯院。
こじんまりとしてるんだけど、その分 美意識が圧縮されていて
迫ってくる感じ。鈍感なオレでもズサズサ刺さる。
方丈の南・北・西と三つの庭があって、正面の独坐庭が
圧倒的なインパクト。閑眠庭、茶庭は心が静まる佇まい。




ここでお抹茶をいただいてから、同じく大徳寺内で
やってた特別拝観「鳴き龍」を見に行く。龍の下で
手を”パン”と叩くと、時間差で音が帰ってくるというもの。

これ、TVとかで見たことはあったけど、実際に体験
した方が2万倍くらいオモロイね。

サバゲーで体がヘロヘロです…
でも、また すぐ戦いたくなるんです。
↓ ↓

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2013年09月27日
割烹 やました (京都)

京都の人気割烹「やました」
店内は開放的な大きなカウンター一列にお客さんが並び、
大将を中心にキビキビとお弟子さん達が仕事をしている。
爽やかな熱気が満ちているお店なので、初めての訪問でも
リラックスして食べられると思う。

ん、・・・思う?
正直に言います。実はこの店に来る前に飛ばしすぎて
コンディションが作れてなかったんです。しかも、アペリティフを
飲み過ぎたせいか酒の睡魔がピークで、カウンターにも関わらず、
中盤にだどりつく前から意識がヤバいことに...
酔って睡魔に負けるのはいつものことですが、慣れないAWAYで
初日から全力で跳ばしていたので、一番ダメな状態での入店。

*ランチで中華頼み過ぎ、和菓子体験で和菓子食べ過ぎ、
川床アペリティフで調子に乗って飲み過ぎ...
今ならこんなミスはしないけど、これは1年半前のヘビロテの
キッカケになる京都の時の話。とにかく欲張って、前へ前へ
と全力で走ってたから、ペース配分出来てなかったんです。
逆に、ここでの反省から、以降は(自分的に)ムチャなことは
してません。

そんな状況なので全く自分の感想にも自信が無いんですが、
素材の魅力を素直に、かつ力強く引き出す仕事をされていて
「食べてる」という実感を、しっかり味わえる展開。
お店の活気とあいまって、心と体に力をもらえます。

割烹 やました
075-256-4506
京都府京都市中京区木屋町通二条下ル上樵木町491-3
とにかく、コンディション整えて、もう一度行かないとね。
食いしん坊のあの変態姐さんと一緒だと、尚楽しそう。
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2013年10月09日
京女とのBAR遊び (京都)大正ごっこに興じてみた

人気の割烹店で意識を飛ばした猛反省会で、丸太町の
ワインバーにやってきました。1Fはカウンターとか
あったけど、4人ということで地下のテーブルに。
和テイスト溢れるというか、大正っぽい雰囲気で
ワイン呑んでるうちに「こりゃ、教科書の写真」っぽく
おさまってみようかと、途中から大撮影大会に。

やはり、ワインを飲んでいても笑いに引っ張っていく
貪欲さは関西らしく、ボクにとってはいつも新鮮で。
そしてなりきって突き抜ければ突き抜けるほど
ナチュラルに笑いが取れるので、オレもそのままで
いいから凄く楽ちん。話でいちいちオチ作る方が
難しいというか、慣れてない。
オーパスワンが格安でグラスで飲めたので、
思わずテンション上げて飲んでました。

ちなみにこれ去年のゴールデンウィークの夜なのね。
この時から比べるとホント一年半でだいぶ交わり方が
濃くなったなぁって思います。しかも色んな方面で。

Mago
075-761-2055
京都府京都市左京区二条川端東入上ル新先斗町136-1
そういえば、じゃらんのムック本「おとなのちょっと贅沢な旅」、
"ご褒美旅”ってテーマで寄稿してます(P18)。同ムック本の
P22では GO ON Travelで「宇治」の紹介もしています。
秋に向けて使える情報なので、是非見てくださいなー
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2014年05月31日
京都の朝ランニング

京都に通うキッカケになった2年前、RYOの家がある
仏光寺から銀閣寺までの朝ランの記録です。
京都の中心部から銀閣寺くらいなら、わりとあっさり
走り抜けられちゃうもんですね。途中、G.W的な
イベントなのか、こんな光景に出会えちゃうのも古都ならでは。

観光客からすると、南禅寺や知恩院の境内や哲学の道が
マラソンコースというのは、心の底から羨ましい話で。

帰りは、結局哲学の道沿いのカフェでビールとか
してるんで、エクササイズという名の遊びですね。

あれから2年か。
2年って短いし、一日一日で変化は少ないけど
それでも700日前と比べると、色々な部分で
しっかり前へと進んでいたりする。とりあえず、
オレも前へと進んでみる。ひたすら実直に。
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2014年09月08日
お数家 いしかわ (京都)通いたいおばんざいやさん

京都でひとりメシする時に紹介してもらったお店「お数家 いしかわ」。
気難しそうなオッサンがカウンターに並ぶ割烹じゃなくて、
デイリーの感覚でフラ寄りできるおばんざいやさん。
客層は若めで、ひとりで息を抜きたい時にも向いてるし、
みんなでワイワイなんて使い方にもいい。
たまに京都に来る観光客向けというよりは、
京都府民のローカル仕様といった感じでしょうか。

毎晩、ミシュランホルダーの日本料理に通ったり、
食べログ高スコアのお店に行ってたら、
懐も胃も疲れてきます。
それになにより、非日常が日常のように思えて
ワカゾーの分際で、勘違いするのがみっともない。
背伸びは一生懸命しつづけるけど、分相応という言葉も
忘れたくはないので、日々バランスには気を使っているつもり。
この日は、祇園祭の宵山。
昼間全力で観光して、さっと一人で気負わずに
美味しいものが食べたかったんです。
そんな夜に友人が選んでくれた「お数家 いしかわ」、
ボクの気分をさっと察して、ピタッと合うお店を
提案くれるセンスがサスガです。
軽く目を閉じて、京都の古い町並みに輝く山鉾をイメージしてみる。
今みたいに商店街の光がない時代、山鉾の存在感は圧倒的だったんだろうなと
昔の人になりきって目を開けてみた。すると、さっきよりもワクワク指数
高めに山鉾を見てるオレがいたんです。人生を愉しむ上で妄想力って大事。
今みたいに商店街の光がない時代、山鉾の存在感は圧倒的だったんだろうなと
昔の人になりきって目を開けてみた。すると、さっきよりもワクワク指数
高めに山鉾を見てるオレがいたんです。人生を愉しむ上で妄想力って大事。

お数家いしかわ
075-344-3440
京都府京都市下京区高倉通四条下ル高材木町221-2
http://www.okazuya-ishikawa.com/index2.html
心の持ち方ひとつ、または知識の深さ次第で、
同じものが違ったように見えてくる。
どうせなら、楽しく見える選択をしたい。
そう思って生きています。
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2014年09月12日
西本願寺 (京都)圧巻のスケール
鉄筋コンクリートの巨大なビル群は見慣れてるはずなんだけど、
木造建築の大型建築を目の前にすると、畏怖の念を感じてしまいます。
廊下の広さも、他のお寺とはスケール感が違いすぎる。

敷地内にある国宝「飛雲閣」を見てみたいけど、
事前予約とか手続き大変で未だに拝観できていません。

近くには、こんな時代を感じる煉瓦建築とかあるし、
早朝から開いているので、朝の散歩がてら行くのもいいかと。

まだまだ行きたいお寺があります。
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2014年09月16日
二条城 (京都)大政奉還の再現に萌ゆ
オオモノ過ぎて敢えて観光コースからハズしがちになる二条城。
龍馬伝の記憶も鮮やかな頃に訪れた時は、大政奉還の再現シーンの
部屋でかなりアツく萌えましたね、ワタクシ。
庭もさすがに丁寧な造りで、投げやりにみてると後で後悔します。
写真見返して、「あれ、こんなんだったっけ?」と。基本、平らなので
景色がのっぺりしがちなんでしょうかね。高低差ある方が雰囲気作り
やすいのかも。

戦争用の城じゃないっすからね、そもそも。

こういう色合いって、ガラス張りのピカピカした
現代建築には無い味ですよね。

全体を撮ろうとすると色気のない絵を連発させてしまったので
とにかく切り抜く意識で撮ってたらだんだん慣れてきました。

星空撮影と花火撮影は、未だに成功例が殆どありません。
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2014年09月18日
割烹 蛸八 (京都)自分の町に欲しいお店
無駄に肩肘張らず気取らずに京都 割烹の味を楽しめる『蛸鉢』。
こういうお店が日常にあるってことが、有名料亭がたくさん
あることよりも、ボクは羨ましかったりします。
毎度のことながら、旅先では全力で地元の食に
向かっていくので、たいてい後半戦はヘロヘロに。
この日は倉敷→直島→京都と回った旅の最終日
だったので、ちょっとつまむ程度に付き合わせてもらって。

そんな状態なんだけど、こういう日本の技って
すんなり入っていくんだよね。地味にウマい。

店内はキツキツで、高級感なんてものとは対局。
でも、そのカウンターから繰り出される料理は
どれも手堅く、日本料理ってこういうものなのねと
自分の基準値を作るにはちょうどいいレベル感。

今、これを見ていると心の底から食べたいです。
予約は友人のRYOがしてくれたので、どの程度前から
予約が必要なのか詳しいことはわからないけど、
でも、当日か前日くらいで予約してたような気がします。

蛸八
075-231-2995
京都府京都市中京区蛸薬師通新京極西入ル東側町498
京都にハマるきっかけとなった2年前の京都訪問記。
やっと、これにて書き終わりました。
相変わらずスローペースだけど、この時の周囲の
風景と、今の違いを噛み締めながら書けるのは
なにげに楽しいことなんです。
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