京都 2012夏
2014年08月15日
大文字山登山 (京都)銀閣寺からの山登り

毎年8月16日に京の夜に浮かぶ5つの火文字。
一番有名なのは東山の大文字ですが、普段、
その火床がある場所まで登ることが出来るって知ってました?
大文字の「大」を間近で見れるのも面白いですし、
京都の町を一望できる絶景スポットでもあるんです。

銀閣寺の北のところに登山ルートの入口があって、
友人からざっくり話を聞いただけだけど、迷うこと無く
登ることが出来ました。

真夏に朝からチャリで京都の寺をまわって、
日没前に最後の体力を振り絞っての登山。
遠く大阪まで見えるし、風が抜けて気持ちい...

ただ、上に自販機あるかなとか甘いこと考えて登ってしまったので
尋常じゃなく喉が渇いてしまい。滞在わずが10分程度で下山するはめに。
皆さん、水の準備はお忘れなく。
↓ ↓

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2014年08月14日
銀閣寺(京都)東山文化の粋

今週は夏休みという方も多いのでは。
京都も観光客で溢れかえってるようですね。
昨日のV&Aに対抗して、日本の誇る文化遺産「銀閣寺」を
圧倒的知名度を誇る寺院なので
ボクがわざわざ何か言うこともないんですが、
ただ、修学旅行の時に行ったっきりという
ヒトには、是非行ってみて欲しいと思います。
大人の目で見て欲しい。多分、ガキの頃に
感じたものとは全然違う印象受けるから。
なんだかんだ言っても、訪れる価値のあるお寺です。

足利幕府という強大な権力を背景に
凝縮されたされた美意識の高さというのは、
ボクラの日常とかけ離れた異次元に達しています。
ルネサンスがメディチ家に支えられて花開いたように、
質の高い文化というのは、圧倒的な才能とともに
強大なパトロンの存在も重要なワケです。
かつてほどの勢いは無いんだと思いますが、
世界を代表する豊かな国となった日本が産み出す文化が
消費型の大人数アイドルグループでは、なんとも哀しい。

最近、NYに住んでたヒトと話してた時に「N.Yでは若者が
新しい町やトレンドを創りだしていく。そのエネルギーが
半端くて刺激がもらえる」って聞いたのね。
「なんで日本はそういうもの生み出せずに受動的なのかなぁ」
なんてその時は話を続けてたけど、自分を振り返ってみて
変に納得してしまった。
ボクはもう若者ではないけれど、過去を振り返ると
作られたトレンドに乗ってきただけで、何かオリジナルな
ものを発信してきたのか?と問われると、答えに詰まってしまう。
強烈な個の存在を認め合うよりも、均一的な集団を目指してしまう国民性。
それが悪くないということは、今の日本の状況が示していると思うけど、
そのために行き詰まっているのも事実だと思う。

だからナンだって結論づけたいわけじゃなく、たまには時間作って
日本人の美意識に触れることで、それぞれ感じられるものが
あるんじゃないかなと思いまして。
折角の夏休み、普段感じられない何かに触れてみたいですね。
ちなみにランチはこちらでした。
パンマニアなら言わずと知れた赤メック。
エスプリ漂う店内。何故か古の日本の町とフランスが同居しているという

さっと済ませるランチとしては、黒メックの方が
向いてるね。中心部にあるし。
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2013年10月11日
龍安寺と仁和寺(京都)灼熱の夏のチャリ遠征

今年ほどじゃないけど、去年の夏の京都も暑かった。
チャリで自身の足で寺を回ったから、その差はカラダに
刻まれている。今年の暑さはね、あれ、ムリ。
鷹峯から龍安寺、銀閣寺までチャリで回れたのは
去年の夏だから出来たこと。



鷹峯で、光悦寺、源光庵を拝観して、金閣寺で一人作戦会議。
この後、銀閣寺方面にいくつもりだったので、「ここらで東山に
向かおうか...」とも考えたんだけど「もうちょい西まで行けるだろ!」
と心を奮い立たせる。
なにを大げさにって思うだろうけど、この段階でTシャツには
3層くらい汗の結晶がラインを作るレベル。体力もそうだけど
容赦無い陽射しが、精神力を削りにくるんです。

金閣寺の西には、龍安寺と仁和寺という大物が2つ並んでいて
まずは龍安寺に。石庭までのアプローチは、池があったり
木立の中を歩いていくので、気持ち的には少し涼しげ。
(実際は猛烈アツいんだけどね)

こんな天気でも、さすがは石庭の代表格。縁側には
多くの人がいて、涼みながら庭を見てました。
ただ、石庭の白い石は夏の日差しを強烈に反射
させるので、縁側にいてもプレッシャー半端無いのよ。
いつもは、かなりゆっくり向かい合う庭だけど、
この日は混んでたし、軽く見ただけで次に向かうことに。

実は、仁和寺は初訪問。以前も門のとこまで来たことは
あったんだけど、そこから先はだだっ広いスペースで、
暑い夏の午後には、正直足がすくむんです。

「この影なき長い道を ぬしはあるけるのか?」と
問われているかのようなストイックな参道。
ただ、ひとたび方丈にあがれば、そこからは
実に趣深い景色。五重塔をバックにした庭って
日本人のDNAが騒ぎます。

廊下も長く、日陰なので癒し系。
さすが地獄と極楽を疑似体験させてくれますね。

死力を振り絞った甲斐がありました。
↓ ↓

続きを読むなにを大げさにって思うだろうけど、この段階でTシャツには
3層くらい汗の結晶がラインを作るレベル。体力もそうだけど
容赦無い陽射しが、精神力を削りにくるんです。

金閣寺の西には、龍安寺と仁和寺という大物が2つ並んでいて
まずは龍安寺に。石庭までのアプローチは、池があったり
木立の中を歩いていくので、気持ち的には少し涼しげ。
(実際は猛烈アツいんだけどね)

こんな天気でも、さすがは石庭の代表格。縁側には
多くの人がいて、涼みながら庭を見てました。
ただ、石庭の白い石は夏の日差しを強烈に反射
させるので、縁側にいてもプレッシャー半端無いのよ。
いつもは、かなりゆっくり向かい合う庭だけど、
この日は混んでたし、軽く見ただけで次に向かうことに。

実は、仁和寺は初訪問。以前も門のとこまで来たことは
あったんだけど、そこから先はだだっ広いスペースで、
暑い夏の午後には、正直足がすくむんです。

「この影なき長い道を ぬしはあるけるのか?」と
問われているかのようなストイックな参道。
ただ、ひとたび方丈にあがれば、そこからは
実に趣深い景色。五重塔をバックにした庭って
日本人のDNAが騒ぎます。

廊下も長く、日陰なので癒し系。
さすが地獄と極楽を疑似体験させてくれますね。

死力を振り絞った甲斐がありました。
↓ ↓

2013年09月02日
金閣寺 (京都)圧巻の美学

「京都で知ってるお寺を3つあげよ」
と言われたら、清水寺とコチラ、
どちらかは入ってくると思います。
相国寺の山外塔頭 鹿苑寺『金閣寺』
だいてい子供の頃、お寺に興味もない頃に
連れられてくるとか、教科書で見飽きた気分に
なってるので「成金チックなピカピカな寺でしょ?」
くらいに思われがちなんですが...

大人になって期待値低めで行ったら、ほんと度肝を
抜かれましたね、あまりの美意識の高さに。
足利家 三代将軍 義満
生まれながらの将軍というのは伊達じゃありません。
まず驚くのが入口から門までのアプローチ。
厳かさがウリのお寺とは一線を画す華やかさ。

さりげないんですが、苔の美しさとか木々の配置に
気品があるんですよね。文化の育成には強力なパトロン
が必要なわけが良くわかります。


門をくぐると右側に方丈があるんですが、以前 特別拝観の
時に入ったことあるけど、単なる成金寺じゃないことが
良くわかります。

方丈は1678年、後水尾天皇の寄進により再興されたもので
2005年から2007年に解体修理が行われている。
方丈北側にある陸舟の松は足利義満手植えと
伝えられているもので、京都三松の一つ。

そして、お待たせしました。
鹿苑寺のシンボル ”舎利殿”
改めて見るとその美しさに惚れ惚れする。
1950年の放火で消失するも5年後に再建され、
今の姿は1986-87にかけて行われた昭和の大修復によるもの。

7.4億円かけて行われたこの修復工事には、
金箔は通常の5倍の厚さの「五倍箔」約20万枚(約20kg)、
漆は国産の「浄法寺漆」約1.5トンが使用されている。
たいして使われない道路なんか作るより、こうした
文化遺産にしっかり投資することが、国としてやるべき
ブランディングだと思う。クールジャパンって言うなら、
いっそ京都の町に旧市街制度とか作って、しっかりと
昔ながらの町並みを再現してほしいものです…

池の中に島作って、松植えるとかハンパねーし。
池のまわりも美しいですが…

茶室あたりから見えるこのチラ見せ具合の艶っぽさといったら。

もうひとつ忘れちゃいけないのが庭園の上部にある茶室『夕佳亭』。
ここも美しいね…こないだ行った相国寺の美術館には、この茶室が
再現されていて、麩とかがガラスのケースに入って展示されていました。

色んな季節の金閣寺を見てるけど、さすがにいつでも混んでますね。
わりと春夏に行ってることが多いので、いつか紅葉や雪景色の金閣寺を
見てみたいです。
↓ ↓

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2013年08月09日
源光庵 (京都)悟りの窓をひとりじめ

紅葉のシーズンともなると、この「悟りの窓」の前には
カメラを構えた大人たちがズラーッと並んで、静かな
ポジション争いを繰り広げます。
誰ひとり悟った感は無くて、この窓とのコントラストが実に見事。
そう、ここは鷹峯の「源光庵」、近くの「光悦寺」に行った後に
訪れました。
全体的な規模感含め、小作りなところもタイプ。
知恩院や南禅寺の三門とスケールでは比較にならないけど、
お洒落さでは上いってると思うんだよね。巨乳至上主義では
ないオレ的には、このこじんまりと美しくまとまってる感も
相当ツボなんす。

有名な「悟りの窓」「迷いの窓」の横は、のんびりした
庭で、こちらもこちらで癒されるよ、相当。

こちらは有名な血天井
関ヶ原の戦いの前哨戦 伏見城の戦いで城を守っていた
鳥居元忠らが最後に自刃した廊下の板の間を、供養の
ためにお寺の天井としたもの

拝観料を払うのも、なかなか人が出て来なかったり、
拝観してるヒトもマイペースでのんびりしていて、
そゆとこ含めてタイプのお寺。ヘタしたら一番通ってる
かもしれないくらい、リピってる場所です。
↓ ↓

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2013年08月08日
光悦寺 (京都) 灼熱の夏のチャリ紀行

これまた、去年の夏の写真ね。
時期が同じなのでちょうどよくて。
祇園祭の宵々山で、つい深酒した後でも
寺を廻りたいというオレの欲求はかなりの
もので、二日酔いというかまだ酔いながらの翌朝、
鷹峯の坂をチャリで登ってました。
まず向かったのは光悦寺、歴史上の人物で
信長や利休と並びリスペクトする人物の一人「本阿弥光悦」。
権力や名声も男として憧れますが、高い教養とセンスを
持っていた遊び人って、なにより惹かれるので。
ここの秋の景色は、洒落にならない威力ですが、
夏は夏なりに爽やかでいいよ。爽やかな絵だけど
暑さは朝から半端なかったけどね。

30代なかば以降、こういう絵にメロメロです。

瑞々しい苔にも、樹の葉の枝具合で
陽がところどころに落ちてるのね。
そういうの見てると、なんか美のセンサーが
バージョンアップされてく感じ。都内では
中々磨けない感性のパーツ。

有名な光悦垣。
整ってないエロさとでも言うのかな、
完璧な美人じゃないから出せる味みたいなもの。
そういうタイプの感動が内側からジワジワくる感じがいいのよ。

こういうとこでお茶会もいいけど、なんか
ブットンだイベントやってみたいなぁ。

相当暑いんで日陰で汗が引くのをまってました。

紅葉の時期以外は、ワリと貸しきりモードで
遊べるのも好き。金閣寺からはまぁまぁ近いよ。
↓ ↓

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2013年08月01日
2013年07月16日
祇園祭 (京都)宵山の音

今宵(7/17)は、祇園祭でも最大の盛り上がりを見せる宵山。
18日の山鉾巡行を前に、京都の街全体が浮ついた感じになるのよ。
祇園囃子の音色が街に溢れる様はなんともいえない感覚。
ノスタルジックでありながら、高揚感と哀愁が同時に押し寄せる。
TVや写真では伝わらないリアリティが現場にはあって、日本人の
DNAの深いとこまで響くんだよね。紅葉もそうだったけど、足を
運ばなければわからない感動が、ここにありました。
ちなみに、これは去年のレポ。
相変わらずアップ遅くて1年前のネタ降臨。

宵山の日は、夕方から四条通り・烏丸通りが歩行者天国になるので、
そこから一気に祭りモードが加速する。「コンチキチン」の音が
熱気を含んだ夜の闇に吸い込まれている様を見ていると、
昔の人はどういう感覚でこれを見ていたのかが気になってきた。

今よりも遥かに照明は少なく、今よりも遥かに
エンターテインメントの種類が少ない中で、
人々の心に どうこの灯りが見えたのかと.....

祇園囃子が町中を練り歩く。平安時代の野外フェス的な。

一力さんの前を通りかかったら、たまたま友人の芸姑さんが
移動するところに出くわしたり。帰る前にもう一回くらい
会えたらなーなんて思ってたとこだったんで、ビックリ。
祭りには、人々の想いを吸い上げる力があるのかな。

コンチキチンの音色につられて、祇園の小路が人々で埋まる。
このライブ感は、"生"の実感に直結するなにかがありますね。

今年は、この場に居れないのが残念でならない。

日本三大祭は世界にひけを取りません。
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2013年07月05日
祇園祭 (京都)宵々山 2012

去年の祇園祭の話ね。
急に京都行きが決まったんで、全く予備知識無く行ったんだけど
「やっけにホテル高ぇーし、取れねーぞ!!」と思ってたら
祇園祭の宵山の週末でさ。
そんな時でも、しっかり遊んでくれるRYO。
ホント、あんたのおかげで京都が愉しいよ。
自身の復習も兼ねて祇園祭とは。
1000年以上の伝統を有する京都八坂神社のお祭、毎年7/1〜31まで1ヶ月に渡る夏の一大イベント。
863年に疫病退散を祈願した祇園御霊会(ごりょうえ)が始まり。ただ、疫病はその後も続き869年に
平安京の国の数66本の鉾を立てた悪霊祓いをおこない、平安末期には疫病神退散のために
神輿渡御や神楽・田楽・花笠踊りや山鉾を出して市中を練り歩くようになったらしい。

1ヶ月に渡るお祭りだけど、特に賑わいを見せるのが7/14〜16の宵々々山・宵々山・宵山と、
7/17の山鉾巡行、神輿渡御・神幸祭。特にピークが宵山。各山鉾町では山鉾を飾り、祇園囃子を奏でる。
囃子が町のあちこちから聞こえてきて、目を閉じるとタイムスリップしたような錯覚を覚えるんだよね。


八坂神社はもとより、四条通り、山鉾町でも様々な行事が繰り広げられていて、
浴衣の男女で街が埋まる。山鉾は場所によっては中に入れるところもあって、
7/17の山鉾巡行で毎年必ず先頭を行く鉾「長刀鉾 (なぎなたぼこ)」に入ってみた。

お囃子が演奏するど真ん中まで行けるんだけど、このシチュエーションでは
この音しかないね。どんなクラシックの名曲でも、どんなノリノリのHIP-HOPでも、
どんなに切ないJazzでもない。お囃子の生演奏が最強にハマる。

ちなみに、この「長刀鉾」は、山鉾巡行で唯一、生稚児が乗る鉾で、
毎年「ここに誰が乗るのか」というのが水面下で繰り広げられるらしい。
京都の人間臭さを感じてオモシロいね。
去年、祇園祭に行った直後に書いたブログ。
やっぱ感動の鮮度が高いわ。
↓ ↓

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2013年05月22日
八起庵 (京都)鶏づくしにシビレた 泣けた 惚れた コレだ!

昨年の、宵々山の夜、RYOたちと訪れたのが
鶏料理の老舗『八起庵』。横浜にも支店があるけど
丸太町の本店は、風情があっていい構えだねぇ。
当然だけど、デパートの中とは全く別もの。

しかも祇園祭の真っ最中だけに、お店の中に
流れてる囃子の音が、やけに観光客心を
刺激する。浴衣姿のRYOとかをりんが羨ましい。

鶏づくしな夜だったけど、やはり鶏の水炊きが圧巻。
素材のヤバさが半端無く、こんだけビジュアルで
魅せられた鶏づくしの夜は初めてかも。

でも実はこの地鶏さん、記録よりも記憶に残るタイプ。
ビジュアルは写真見るまでぼんやりとしかイメージが
残ってなかったんだけど、食感の方はよく覚えてて。
口にふくむと弾力が素晴らしく、肉を噛み切る
喜びが歯の根元から湧き上がってくるんだよね。
京都八瀬大原・近江安雲川の養鶏場で独自に
4,5ヶ月かけて育てられたという地鶏。
パワーのみなぎり方が桁違い。


お店のお父さん。
見るからに温かい風貌だけど話しだすと更に
空気が和らぐのよ。京都弁っていいなぁ...


八起庵 丸太町本店
075-761-5470
京都府京都市左京区東丸太町8番地
http://www.hachikian.com
京都に来ると、日本にやってきた
ガイコクジンのようになる。
ほぼほぼ、そんなリテラシーだけどさ。
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2013年01月11日
クレープ (京都) かなり惚れてるスイーツBAR

スイーツBAR「Krepe(クレープ)」。店名から想像できる通り
クレープシュゼットなんかが有名だけど、ハマったきっかけは
ホッケーキ。友人に連れてきてもらったんだけど、マッカランの
風味と、中から溶け出すクリームのコラボが絶妙過ぎて....
ボクはクレープかフォンダンショコラでも食べてたと思うんだけど、
ホットケーキ一口もらった時の衝撃が強すぎて、自分がその時何を
食べてたかすっかり忘れてしまった。そんな初訪問から2ヶ月、
再訪した時に食べたのはクレープシュゼット。

しっかりとシャンパーニュにも合います。

こういうBARって東京(つか銀座あたり)にないのかな?

Krepe (デザート&バー クレープ)
075-532-2828
京都府京都市東山区四条花見小路西入ル北側 井澤ビル5F
http://www.ksix.jp/krepe/
次、京都行くときも行きたいな。
ワリとメンズ一人でも寄れますね。
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2012年10月25日
ル・サルモン・ドール (京都)祇園白川の古民家フレンチ

祇園の巽橋といえば、京都を
代表するフォトジェニックスポット。
そこから徒歩1分の場所にある雰囲気のいい古民家
フレンチ「Le Sarment D’or (ル・サルモン・ドール)」。

1Fはオープンキッチンを囲むカウンター席と、窓の格子ごしに
白川が眺められる掘りごたつのようなカウンター席が。
観光客的には、もちろん、この掘りごたつ席が特等席。
2Fは個室があるとか、無いとか。
灼熱の夏の京都を朝からひとしきり回った後、
遅めのランチで連れてきてもらいました。
ディナーでガッツリ鶏の予定だったので、
通常のランチコースじゃTOO MUCHと、
軽い構成にアレンジをお願いして。

こういう柔軟性も持ってるし、サービスも丁寧。
もちろん料理も美味しかったんだけど、何故か
お店は空いてたんですよね。

祇園祭も宵宵山、1年の中でもトップクラスのピーク
シーズンゆえ、どこもレストラン満席だったんですよ。
なのに、ここはエアポケットのように貸切状態で...
このロケーション、観光客なら喜ばない
はずないと思うんだけど。この感覚オレだけ?

料理はバランス感やセンスが滲む洗練された味付け。
ランチというより、ワインのつまみ的なリクエストだったのに、
このクオリティでいいんですか? と、かなり好印象。

ただ、確かにワインはグラスの値付け高いかも。
値段聞かずに適当飲んでたら、想定の2倍以上だったし。
ただ、それだけの味がした 笑

白桃のコンポート、デセールまでついてくるんだ。

Le Sarment D’or (ル・サルモン・ドール)
075-531-3606
京都府京都市東山区橋本町新橋通辰己神社前388-1
http://www.le-sarment-dor.com/
オレは結構好きだけどね。
↓ ↓

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ル・サルモン・ドール (京都)祇園白川の古民家フレンチ

祇園の巽橋といえば、京都を
代表するフォトジェニックスポット。
そこから徒歩1分の場所にある雰囲気のいい古民家
フレンチ「Le Sarment D’or (ル・サルモン・ドール)」。

1Fはオープンキッチンを囲むカウンター席と、窓の格子ごしに
白川が眺められる掘りごたつのようなカウンター席が。
観光客的には、もちろん、この掘りごたつ席が特等席。
2Fは個室があるとか、無いとか。
灼熱の夏の京都を朝からひとしきり回った後、
遅めのランチで連れてきてもらいました。
ディナーでガッツリ鶏の予定だったので、
通常のランチコースじゃTOO MUCHと、
軽い構成にアレンジをお願いして。

こういう柔軟性も持ってるし、サービスも丁寧。
もちろん料理も美味しかったんだけど、何故か
お店は空いてたんですよね。

祇園祭も宵宵山、1年の中でもトップクラスのピーク
シーズンゆえ、どこもレストラン満席だったんですよ。
なのに、ここはエアポケットのように貸切状態で...
このロケーション、観光客なら喜ばない
はずないと思うんだけど。この感覚オレだけ?

料理はバランス感やセンスが滲む洗練された味付け。
ランチというより、ワインのつまみ的なリクエストだったのに、
このクオリティでいいんですか? と、かなり好印象。

ただ、確かにワインはグラスの値付け高いかも。
値段聞かずに適当飲んでたら、想定の2倍以上だったし。
ただ、それだけの味がした 笑

白桃のコンポート、デセールまでついてくるんだ。

Le Sarment D’or (ル・サルモン・ドール)
075-531-3606
京都府京都市東山区橋本町新橋通辰己神社前388-1
http://www.le-sarment-dor.com/
オレは結構好きだけどね。
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2012年09月27日
2012年09月04日
高台寺 (京都)炎天下の修行歩き

今年の夏は、ほんと暑かったっすね。
数年前、ゲリラ豪雨って言葉がうまれた時くらいの酷暑でした。
9月になって、やっと朝夕が涼しくなったけど、それでもジャケ
出動させるには、かなりのモチベーションを必要とします。

しかも、今年の夏って6月くらいから始まってたような気がしない?
7月末の京都は、昼間観光してると汗が結晶化するくらい過酷な日々。
清水寺から高台寺までの二寧坂や産寧坂といった「THE観光客」な
通りは結構キライじゃないオレですが、太陽のあまりの暴力に
タクシーで移動してぇ...と弱音が出そうになったくらい。

「高台寺」は、清水寺と比べれば、遥かにすいてて落ち着く
お寺で、ボクの中では癒し系に分類されてます。ところが、
この日ばかりはダメージが蓄積させる一方でしたね。
というのも、
普段感じる開放感は、太陽からの逃げ道の無さとなり、
枯山水の白い石庭は、さながらレフ版のよう...。


縁側に座って庭を眺めていても、ギラついた陽射しと
額を流れ落ちる汗が気になって、平常心が保てません。
ちなみに、この時点で午前中。
夏の京都観光は、命がけだと思いましたゎ 笑

癒しスポットのはずの竹の小径も、直射日光は
避けられますが、風がないために空気がどんより。

視覚的には癒されるものの、アップダウンの
おかげで、流れる汗は倍増計画。

お抹茶をいただける建物の中は
強烈にクーラーが効いていたので
なにげにお抹茶が出てくるまでに
汗が引きました。しかも、ここの
お抹茶ちゃんと美味しいし。

高台寺
京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る下河原町526
075-561-9966
http://www.kodaiji.com/
四季の京都 撮りたいなぁ。
↓ ↓

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2012年08月18日
清水寺 (京都)国宝の威力

ちょいと、なにかを噛りはじめた頃って、
ヒトと同じモノに価値を感じることが、
つまらなく思えてきちゃうんですよね。
「自分だからわかる価値」の方を優先
しちゃう時期って、色んなシーンで身に
覚えがあると思うんですよ。

京都で言うと、スーパーメジャーの
「清水寺」「金閣寺」「龍安寺」「銀閣寺」
とかよりも、「嵯峨野のこじんまりした古刹の
ほうが落ち着くよね」みたいな(オレっすw)。
や、実際ね、静かな感じとかとてもいいのよ。
ただ、それは寺院の美しさが優っているとか
そういう問題じゃなくて、次元が異なるものに
ついて好みを述べてるだけなんです。

ともすると、好みを優先しすぎて王道をおろそかに
することもあるんですが、そういう時は王道に
フラっと寄ってみると目が醒めますね。
「あ、スゲーなと。ヒトが山のように訪れるのも
当然だな」と。そして、改めてその美しさに
惚れなおし、「やー、国宝には国宝たる所以が
あるんすね」なんて調子のいいことを言い出すわけで。

そうやって一周して謙虚になって戻ってくると、観光も
バランスがとれるようになっていて、王道・マニアック・
ローカル と、自分の感覚にあった時間配分が出来るように
なってくるんです。

にしても、清水寺は、それ単体だけじゃなくて
周囲の散策ルートも充実してるよね。

一回は京都に住んでみたいな。
歳を重ねるにつれてそんな
想いが強くなります。
↓ ↓

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2012年07月22日
祇園祭の宵山へ (京都)コンチキチンに誘われて

いつか生で見たいと思っていた祇園祭。
今年は、その夢がかなった。
実際に現地に行って、祭りの中に身を置いたからこそ
わかったことがある。それは、この1000年続くお祭りは
「見るものでなく感じるもの」なのだということ。
夜の訪れとともに、祇園囃子「コンチキチン」の音色が
街を包み、山鉾を飾る提灯が、夜の闇に浮かび出す。
四条烏丸を中心に、車道はすっかり封鎖され、道は
日本中から集まった多くの人で溢れかえる。

宵山にはお囃子の一団が町を練り歩き、
祇園の町も日付が変わった頃、深夜とは
思えない熱気が町を包み込む。
すっかり近代化した京都の町だけど、多くの時を
重ねてきた時間の重さに”力”があるため、ふとすると
目に入っているはずの商店街のアーケードが消えて
しまったかのような錯覚すらおぼえる。
(酔っ払っているというのも大きな要因だけどw)

祇園祭以外の時間は京都の友達とローカル的な
遊びをしつつ、1人の時は徹底した観光客に。
着いたその日は、清水寺、高台寺、八坂神社
あたりをフラフラと。吹き出す汗が半端ない。

午後から京都の友人と合流し祇園白河の町家
フレンチで軽めのランチ。酷暑で干からびて
いたので、シャンパーニュが最高にウマい。

夜は丸太町にある「八起庵」で鶏三昧。
鶏の魅力を様々な角度からナチュラルに
引き出していて、体がスキっとする感じ。
料理だけじゃなく、ご主人の人柄にも癒される。

宵山モードの浴衣美人を前に
いただく美味な鶏料理は、
言わずもがなで最高です。

祇園祭の合間には、かおりんに自転車を借りて
G.Wの時にあまりできなかった寺院めぐりを。

暑ささえねじ伏せられれば、
1人で自由に素早く移動できるため
この日は相当寺院回りました。
鷹峯の光悦寺、源光庵にはじまり、
金閣寺、龍安寺、仁和寺に銀閣寺。
汗が結晶化する事件に、久々に遭遇。

仁和寺以外はリピーターだったんですが、
ここ仁和寺もいいお庭持ってますね。
美しい庭園の向こうに、五重の塔とか
覗いてるトコとか、なんともチラリズム。

相当チャリで京都を走り回ってからの、
大文字の”大”部分へ登頂。銀閣寺から
だいたい30分くらいで登れるんですね。

特に上で自販機があるわけでもないので、
夏場の登頂には水分持参で。景色もいいし、
風も涼しく本当に気持ちよかった。寺巡りの
達成感を更に高めてくれる最高のアトラクション。
ここでは、もっとゆっくりしたかったんですが、
あまりの喉の渇きに下山しました。おすすめ
ポイントですが、みなさんご注意を。
↓ ↓

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