沖縄離島 2013_9月
2017年08月18日
沖縄第一ホテルで朝食を (那覇)
安里にあった時は、めっちゃディープな印象だった沖縄第一ホテル。当時から、沖縄素材をふんだんに使った朝食が有名で、何度か朝ごはんしに行ったことはあったんです。(リンク先は2005年)
ただ、ディープな雰囲気すぎて宿泊したことは無かったんですが、数年前に国際通り 三越の裏手くらいでリニューアルオープンしたんです。

もちろん、ここでも沖縄野菜 約50品目を使った薬膳朝食は健在。メニュー数とするとドリンク含めて20種類は出るんだけど、お値段はわずか3000円程度。しかも600Kcal以下にコントロールされているというから、食いしん坊にはたまりません。

しかも、どセンターエリアなのに雰囲気もいい。エントランスからのアプローチはそこまで長くないのに、実際以上に奥行きを感じます。

ホテル棟もコンクリの打ちっぱなしにルーバーと、南国っぽさとモダンなエッセンスを兼ね備えたビジュアルに。

こんなヘルシーな一日の始まりって、リゾートの理想形ですよね。

この日は満室で、セカンドルーム的な場所での宿泊だったので、センスいいお部屋の方にも泊まってみたいです。

沖縄第一ホテル
098-867-3116
沖縄県那覇市牧志1-1-12
http://okinawadaiichihotel.ti-da.net/
沖縄も年内に再訪予定!
↓ ↓

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kyah2004 at 23:22|この記事のURL│Comments(0)
2016年06月24日
あんつく (沖縄)琉球ソウルフード
琉球家庭料理のお店は、国際通り近辺に数あれど、「あんつく」のディープ感とか味付けが、ボクは好み。
だったんですが、今、久々に検索かけたら、GoogleMapでは閉店と。
マジかーーー!!

決して派手ではなかったんだけど「琉球に来た!」ってのを五感で味わえるお気に入りのお店だったので、無念です。
ラフテーとかジーマミー豆腐を、少量づつ つまめるコースがあって、1人沖縄の時に重宝してました。泡盛片手に激酔してたのが懐かしいです

国内旅行の頻度は増えてるものの、大好きな沖縄に最後に行ったのが2013年。大人になると時間が過ぎるスピードが加速度的に早くなってくとは聞いてたけど、ほんとその通り。

沖縄本島の「美栄」「カサノバ」や「備瀬」、波照間島の「やどかり」、西表島の「船浮」。
最近の旅は、なんだかんだ慌ただしくしてたので、完全に仕事から離れて、スマホの電波すらロクに入らないところで、心の底から開放感を味わってみたいです。

惜しい店をなくしました。

あんつく
098-866-4112
沖縄県那覇市牧志1-7-1
次なるソウルフードのお店を見つけねば
↓ ↓

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2016年04月21日
はぁなカフェ のち セスナ (沖縄)
那覇から高速船で1時間、慶良間諸島の阿嘉島では、
民宿「富里」が定番。うみんちゅ料理が充実で、ゲストの
質も距離感もなんかいいのよ。
ただ、ちょっと困るのがランチ。
慶留間島まで行って「ゲルマニヨン」で島イタリアンと
いうのも手だけど、阿嘉島の集落からはチャリでも
15分くらいかかるだろうし、気楽ではない。
集落の中にある昭和オーラ漂う「パーラー みやま」っていう
老舗では、ソーキそばやタコライスを、海が目の前の外席で
食べることができる。これはこれで時を超越したエンターテイメント
ではあるんだけど、たまには西洋的エッセンスも欲しくなるのね。

そんな時に使えるのが『はぁなカフェ』
スムージーやピザ(ピッツアにあらず)、
日本的なスパゲティーが食べられるので
気分変えたい時にはコチラに。

外のテラス席は炎天下なんで、夏をしっかり
味わいたい。阿嘉島の思い出を焼き付けたい
時には、外席もありかと。

はぁなcafe
098-987-2104
沖縄県島尻郡座間味村阿嘉61
http://www.vill.zamami.okinawa.jp/guidemap/detail/190/
阿嘉島の最終日は、そんな感じで民宿まわりの集落を
ぶらぶらしつつ、帰りのセスナの時間までのんびりと
過ごしてました。
「セスナ?」
そーなんです、台風でフェリーが欠航してたんだけど、
なんとか席が2つ取れたので、セスナで帰ることに
なったんです。

金額忘れたけど7000円以下だった気がする。
高速船も3000円以上するので、帰れるなら
全然アリ。
というのも台風で阿嘉島の宿は漁に出れなくて、
食事も節約モードだったし、この日は沖縄第一
ホテルに予約入れてて、沖縄の野菜づくしの
朝ごはん が翌朝には待っていたのよ。
那覇の晩ごはんもどっかで食べたかったし。

セスナは「第一航空」という沖縄ローカルの
飛行機会社で、10人くらいのキャパ。
飛行機に乗る前に荷物や体重のチェック
してたので、座る席のバランス取っていたんでしょう。

高所はむしろ好きだし、慶良間諸島の海を
上から見たい!と思っていたので、むしろ
このセスナでの那覇戻りは嬉しいサプライズ。


セスナ以外にも、5人乗りのヘリのチャーターが
6万円くらいでできるんですね。船が欠航の場合は、
半額補助が出るので、1人あたり6000円で飛べるんです。
あいにくヘリは空席がなかったんだけど、ヘリも乗って
みたかったなぁ。この島は宿泊できるので、上からも
バンガローがいくつか見えますね。

ちなみに、翌日からフェリーは再開したそうです。

空のショートトリップは楽しいぜ。
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2016年02月13日
富里 (沖縄)阿嘉島の海人料理は格別です

那覇から高速船で1時間、慶良間諸島の『阿嘉島』、
島の殆どが手付かずの自然で、人口もわずか350人。
海人(うみんちゅ)料理が抜群に美味しい
『富里(トゥーラトゥ)』は、ボクの友人らも
リピートしている人気宿。
前に泊まった時に食べたミーバイの岩塩焼きとか、グルクンの刺身とか
国際通りでは早々出てこないような料理が、フツーに食卓に並ぶんです。
ただ、この時みたいに台風で漁に出れない日々が続くと、さすがに精彩は
欠けちゃうけどね。それでも、この空気感に身を浸せるのは貴重。

食もいいし、テラスから見える海を眺めつつ
ビールを飲んでるだけだって、Priceless過ぎる
時間です。

屋上からの海の眺めも勿論いいんだけど、
晴れてる夜にデッキに寝そべって、振ってくるような
星空を眺めていると、思わず時間を忘れます。

本州の旅では、基本 他人と同じ食って面倒なんだけど、
こと離島に限って言うと同じ宿に泊まってる人と一緒に
食卓を囲むのって自然というか、とても愉しいのよ。

食卓で縮まった距離が、島で一緒に遊ぶことで
だんだんと深まっていく。ヘタに都内で知り合った
人よりも、旅先で出会った友人とは、薄くても
長い付き合いになることが多い。


不定期に開催される「ゆんたく」では、
夜食やお酒が振る舞われる。台風ともなると
あんましすることもないので、必然ここで
ダラダラ呑むことになる。

フランス人のファブが愕然としてたのは、
日本人のお酒の弱さ。体質的にアルコールに
強い彼らは、立ち上がったら子鹿みたいな
酔っぱらいとか見ることがレアなのよ。
しかも、そのまま子鹿が頭から倒れこんだり
したら、ボクラが爆笑の渦に包まれてる中、
むしろ唖然として息を呑んでました。

ネットも微妙でつながったり繋がらなかったり、
海行ったり、散歩したり、酔っ払ったり、
そんなシンプルな過ごし方が、たまらなく
魅力の阿嘉島。

那覇からわずか1時間で、こんな楽園があるなんてね。
那覇から八重山に飛ぶのは、ちょいと一苦労なので、
猛烈に阿嘉島おすすめです。

こーいうとこに、友人ら家族と10人くらいで
行けると楽しそうだな。

富里
沖縄県島尻郡座間味村阿嘉140番地
098−987−2117
http://www.d9.dion.ne.jp/~tomizato/
旅が好きでなりません。
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2015年09月27日
台風の阿嘉島へ (沖縄)
那覇、波照間島、西表島、竹富島、石垣島、
そしてまた那覇で一泊した後に向かったのが、
阿嘉島。やっぱし『富里(トゥーラトゥ)』を
まりえに体感させてあげたかったんでね。
ただ、台風が接近していて直撃は無いものの、
帰りの便があるかどうか怪しいとの情報も。
高速船は出て無くてフェリーで向かった
(ような気がする)し。
そんなこんなで、阿嘉島に向かったんだけど、
風は強いけど晴れてるから、こんなんだったら
大丈夫じゃない?と思っちまうのが素人。
この後、見事に船が止まりましたからね。

島に打ち付ける波が確かに見たこと無い荒々しさだし。

遠目の美しさは変わらないけど、あちこちに白波がたっている。

島について早速ビーチにやってきた。
遠目にはなんも普段と変わりません。

ただ、水中に入ると視界が悪く確かに台風の威力を感じます。

ここまで、散々美しいビーチを見て潜ってきたまりえは、
いい加減感覚が麻痺してるようで、「この海、綺麗だから
見せたかったんだよねー」というオレの言葉にも「ふーん」と。
どんだけ贅沢させちまったんだ、オレは!!? (笑)

ただ、動物にだけは異常に反応するので、ひとけのないビーチに
慶良間鹿が歩いているのを見つけた時は、めっちゃ喜んでました。
オレからすりゃ「そっち??」なんだけど、感動のポイントは
ひとそれぞれ。

ビールを買って展望台の上まで登ってみた。
今、写真を見返していても痺れるくらいの
美しさだけど、確かにこの時はオレもまぁまぁ
見慣れた感じがしていたことは否めませんw

こないだ行ってきたフィリピンの海も綺麗だったけど、
美しさの純度では、沖縄も全くひけをとりません。

年に一度は行っておきたい日本の至宝。
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2015年09月25日
カサノバ (沖縄)那覇のリピートトラットリア
沖縄に来ると必ず訪れるトラットリア『カサノバ』、
安定した技術と表にはあんまし出さないけど、
強い芯のプライドをバランス良く兼ね備えていて、
基本は沖縄アレンジのしていないイタリアンを提供している。

ただ、観光客的には「沖縄食材も食べたいな」というと
敢えて沖縄らしいアレンジをしてくれるのがうれしい。
例えば、積極的にあぐー豚を使ってもらったりとか、
ミーバイとか、ヤシガニとかね。その地らしいものを
いただけると、単純なボクは昂ぶってしまうわけですよ。

この日はまりえと2人で訪れたのに、こんな豪勢な
ロブスターのパスタでボクラを迎えてくれました。

ロブスターに隠れがちだけど、ミーバイとか
普通に入っているあたり、愉しすぎて仕方ない。

ワリとパスタの場合、ロブスターって飾りなことが
多いんだけど、このビジュアルだけで一皿分の破壊力
キッチリもってます。

ワインのセレクトもいいし、都内と比べるとリーズナブル。
この時はLUCEフェアーみたいのやってて、なんともラッキー。

メインもあぐー豚と沖縄産の牛を合わせてくれたりと
至れり尽くせりの展開力。リゾートで期待値を超える
食事がいただけるって、ホントありがたいんですよね。

いや、ほんと参りましたw
また、沖縄行ったら必ず寄らせてもらいますね。

カサノバ (Antica Trattoria Casanova)
098-861-1182
沖縄県那覇市銘苅1-2-17 クレセントビル 2−B
http://casanova2009.info
ここ2年くらい沖縄行けてないけど、今年は
秋に行く予定だよ。確かスケジュールブロック
してあったよな...、あとで確認しよっと。
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2015年08月12日
Fuu Cafe(瀬底島)島だけど森カフェ
沖縄本島から橋でつながっている島、美ら海水族館の近くにある
瀬底島には、雰囲気のいいホテルとかカフェがいくつかあるんですね。
こちらは海至近なんだけど森に囲まれた癒し系の「Fun Cafe」、
ウッディーなログハウスの店内はもちろん、テラスやガーデンで
思い思いの時間を過ごすことがデキる。

島食材を使った料理が人気なんだけど、ランチはしっかり
食べていたので、ドリンク飲みで。長時間のドライブの
疲れを癒してくれる空間でした。

瀬底島といえば、開発途中で廃墟になってたリゾートが
あったんだけど、あれって再開発が決まったんだっけな?

fuu cafe
0980-47-4885
沖縄県国頭郡本部町瀬底557
http://www.fuu-cafe.net/
みなさん、いい夏過ごしてますか?
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2015年06月11日
備瀬(沖縄)フクギ並木を歩く
沖縄本島で海の近くで大人散歩といっても、
なかなかイメージわかないよね。
ビーチサイドではしゃぐとか、国際通りや
首里城のあたりをブラブラ散歩するならわかるけど。
沖縄に行た人なら、たいてい一度は行く「美ら海水族館」。
実は、そこから車で少し走った場所に、こんな雰囲気ある
沖縄の原風景が残ってるって知ってました?

フクギ並木の下は日陰で風通しもよく、他の場所が
暑くても、ここはかなり涼しげ。そして、その並木の中に
さりげなくカフェがあったり、宿があったり、ギャラリーが
あったりするんです。

そして、フクギ並木の向こうには美ら海が。

那覇からも車で2時間近くかかるし、水族館だけ見て
帰るなんてあまりに勿体無い。沖縄は離島をはじめ
アクセス悪いところにこそ、心揺さぶられる美しい
光景が残されているんですよね。

備瀬の海岸から美ら海水族館を望む。
ほんと、近いでしょ。
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2015年03月16日
古宇利島 (沖縄)沖縄屈指のドライビングスポット
沖縄本島北部にある島で、橋で
つながっている美島「古宇利島(こうりじま)」。
以前は、本部半島の更に北からアクセスしなければならず、
行くにはかなりの気合が必要な場所だったんだけど、
今は、美ら海水族館の先にワルミ大橋が出来たので、
格段にアクセスがよくなったんですよね。

その分、隔世した感じが減っちまって
ちょっと残念ではあるんだけど...
推しのドライブスポットとすると屋我地島から古宇利島に渡る
古宇利大橋。そもそも、この橋を渡らなきゃ島にはいけないんだけど
圧倒的に爽快なので、ここを渡る数分のためだけに那覇から足を
運ぶ価値はあると思います。

あと生うにの季節は、生うにをつまみに行ってたんだけど
一昨年から禁漁になってしまっているそうです。無念...
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2015年02月20日
オリエンタルヒルズでシービューランチ (沖縄)

全室スイートルームのラグジュアリーヴィラで構成される
沖縄 恩納の『オリエンタルヒルズ』
離島で華やかさとは無縁の生活をしてきたので
久々にこういう世界も覗きたくなって
ランチに寄ってみました。
宿泊者専用のホテルですが、食事だけの利用も
この日は大丈夫でした。台風が近づいているせいか
天気は良くても風は強め。宿泊者は自分のヴィラで
くつろいでいるせいか、こちらのレストランは貸切状態でした。

レセプションは丘の上にあり、レストランも同フロア。
窓際の席からは恩納村の海が一望できます。
車を運転してたので、ビールはまりえのみ。
この時ほど、羨ましいと思ったことはありません。

ランチは手軽に食べられる丼ものなどもあるので、
ドライブ中に、さっと食べるのにも向いている。

喫煙スペースも、こんな贅沢空間。

国内屈指のリゾートホテルですね。

オリエンタルヒルズ沖縄
098-966-1611
沖縄県国頭郡恩納村字瀬良垣79-1 オリエンタルヒルズ沖縄
http://www.or-okinawa.com/
今年はスロースタートなので、そろそろ南の国の陽射しが欲しいです。
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2015年01月27日
焼肉 やまもと (石垣島)石垣牛尽くし
おそらく沖縄で一番有名な焼肉屋でしょう。
石垣島の『炭火焼肉 やまもと』
繁華街の中心部からは少し離れた石垣港の近く。
昔は煙モクモクのボロい建物で、ディープ感も
付加価値だったんですが、今は相当儲かったのか
フツーの小綺麗な大箱になってしましました。

ただ、肉の美味しさは相変わらず。
ゆえに予約は入りまくってて、遅い時間の訪問だと
人気部位が無くなってしまうんですよね。
出来ればオープンと同時、早い時間に訪れるのが正解。

松阪牛などのブランド牛の仔牛が育つ石垣島。
その石垣牛がリーズナブルに食べられるということで
人気の『やまもと』。そのシグニチャーメニューとも
言うべき品がトップの写真の焼きシャブなんです。

さっと炙って玉葱を巻いて食べると…。
爽やかさとジューシーさが口の中で絶妙な一体感に。

ハラミ、ロース、タンと食べてたら、気づいたらお腹いっぱい。

ただ、〆のトトリ(どんぐりの粉)を使った冷麺の
オーダーを忘れちゃいけませんぜ。

8年ほど前に書いた自分のエントリーを見てみたら
お店の風情がありまくりでした。今のほうが
予約は取りやすいんだろうけど、あの時代が懐かしい。

炭火焼肉 やまもと
0980-83-5641
沖縄県石垣市浜崎町2-5-18
http://r.gnavi.co.jp/6fjew2wa0000/
肉の印象を戦国武将で例えてみました。
マニアの方以外、伝わらないっすかね、もしかして。
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2014年11月14日
海の中に浮かんだビーチを歩く(竹富島)

竹富島、コンドイビーチやカイジ浜の前に広がる海は
エメラルドグリーン。同じ八重山諸島だけど、島ごとに
個性が変わる。
イノセントな波照間ブルーと異なり、竹富島は、もうすこし
賑やかで、楽園の気配が強めだ。
最初にビーチに行った時は、強風で水中の透明度も低く、
あんましいい印象なかったのね。天気も曇ってたし。
ところが翌日行ったらコンディションは一転。
天気が良いのはもちろん嬉しいんだけど、
驚くことに海の間に沖までビーチが出現していたんです。

ボクらは軽く1kmくらい沖まで歩いて行ったけど、
まだまだその先までいける状態でしたね。
白い砂浜の向こうに木が生えてるとこが見えるでしょ。
あれが普段の波打ち際。どんだけ沖まで歩いてきたか
わかるでしょ?

周囲はこうやって水が残ってるトコもあるけど、あるゾーン一帯は
砂浜が周りの海から浮き出ている。言ってみれば、海の上に
幅広い道が現れている感じ。

口で言っても中々伝わらないだろうから、写真で見せると
岸からはこんな感じに見えるんです。沖の方に白い砂浜が
浮いてるようにみえるでしょ。あそこまで行ったのね。

ふだんのビーチから沖に1km出たトコに、こうやって波打ち際が
あるって、かなり違和感あるんすよ。もう一度行ってみたいもん。

さっきの1kmくらい沖合でも、まだまだ沖に続く砂浜が広がっている。
まさか、こんな状況とは知らなかったので、カメラとか持ってたし
水着も着てなかったので、潮が満ちるのがコワくてこの先には
行けませんでした。防水カメラと水着なら、限界まで挑めたのになぁ...

浜に戻ってきた時には、更に潮が引いてました。

竹富島に再訪するなら大潮で快晴の日がいいな、
とか言うのは贅沢すぎですよね 笑
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2014年10月18日
ヴィラたけとみ(竹富島)村外れの静かなコテージ
竹富島は、小さな島なのでそんなに宿は多くないです。
収容力で言えば「星のや」があるけど、あそこは竹富島というか、
港区 竹富なので、ちょっと別世界。波照間→西表→竹富と渡って
きたので、竹富島では素朴な「ヴィラ たけとみ」に泊まりました。

琉球瓦をつかった独立型バンガロータイプの宿。
チャリがあれば全然問題ないけど、中心部には
歩いたら10分くらいかかるかも。

ただ、竹富島は観光客が去った夕方以降にこそ真価を発揮するので、
どんな宿であろうと、公平にこの静寂の空間を味わうことが出来る。

沖縄にも1年行けてないなぁ...恋しい

ヴィラたけとみ
沖縄県八重山郡竹富町竹富1493
旅が好きなんです。
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2014年09月13日
竹富島 (沖縄)珊瑚の集落を歩いて
石垣島から船ですぐの『竹富島』。
ここには、沖縄本島では殆ど見ることの出来ない、多くの人が
イメージする"沖縄"が残されている。赤屋根瓦の琉球建築、
積み重ねられた石垣、蒼い空に映えるブーゲンビリア。
パウダーなホワイトサンドビーチにエメラルドグリーンの海。
そして、この島の真価に触れたいのなら、日帰りの観光客が
帰った夕方から散策に出かけよう。すれ違う人も少なく
どこかの時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。

ただ、波照間島や西表島に泊まった後でこの島に来ると、
いい意味でも悪い意味でも完成された観光地の側面を
強く感じてしまう。決してそれが悪いというわけでは
ないけど、八重山の離島の中では別格に優等生。
計算され尽くしたナチュラルメイクの女の怖さというか、
わかりやすいヤンキーの方が安全に感じる感覚ってわかるかな。
スッピンの波照間島を見た後だと、ちょいと気になるのね。
なので、順番としては石垣島→竹富島と来て、そっから
波照間島とかDEEPな離島に踏み込むほうが、自分的には
理想な流れです。

島は小さいのでレンタル自転車があれば充分。
下は砂利道なので漕ぎづらいけど、それでも
歩くことを考えれば、借りた方がいいね。

集落の中にある展望台。
すごく狭くて急な階段なので、上は2人がキャパ。
なので、常に行列になっていている人気スポット。
夕暮れ時のオレンジに染まる集落を見るのが、
一番の使いどきでしょうね。みんな考えることは
同じなので、その時間が一番倍率高いけど。

展望台の上に登ると、こんな感じで集落が見降ろせます。


ほんっと平らな島で、島の中心部の集落に、殆ど人が集まっている。
『星のや』があるエリアもあるけど、あそこは竹富島というよりは
港区ですね。八重山諸島に似てますけど別物です。
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2014年08月24日
猪狩家(西表島)由布島を遊ぼう
西表島の東側、浅瀬を水牛で渡れるネイチャーアトラクションがあるんです。
こういう絵面は知ってると思うけど、意外にどこでやってるかまでは知られて
いない気がするんですよね。
そう、この場所の名は『由布島』、水牛の往復と入島料込で1400円。
自然を活かした天然のアトラクション。この島は元々無人島だったところを
この島に移住した人々が井戸を掘りながら開拓したんですって。

なんか浪漫じゃない?
島内に食堂もありますが、近くに猪が食べられる食堂が
あるというので行ってみました。ぶっちゃけ、猪セットは
わざわざ食べるものではないと思いますがw、メニューは
豊富に揃ってるのでファミリーとかにいいかも。
次回行くなら、八重山の黒毛和牛肉と、猪狩家自家製
黒糖使用の牛丼を素直に狙いますね。
西表島 グリーンファーム 猪狩家
(カマイトゥヤー)
0980-85-5523
沖縄県八重山郡竹富町古見784-10

朝から水牛車は稼働してるので、ランチ前に寄ってみた。
いちお、テイムテーブルらしきものはあるんだけど、
浜に着いたらノリで乗れます。

心が洗われる光景とはまさにこのこと。

単に島に渡るだけかと思いきや、由布島も結構見どころ多いんすよ。

まずは、水牛さんのプールでお出迎え。
な、なんだ!? この癒され過ぎる光景は!!!

島内の散歩道は、人とすれ違うことも少なく自分の島を歩いている気分にw

水牛車乗り場の逆サイのビーチ沿いには、中々今っぽい売店が。

石垣島の地ビールとジェラートを。

2泊するとそこそこ西表島の表面的な魅力はさらえますね。

次は船浮に渡りたい!!
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2014年08月23日
唐変木 (西表島)マイナスイオンが降り注ぐ森カフェ
西表島では貴重なカフェ。
星のリゾートの敷地内みたいなトコにあるんで、
都会から来た顧客層にもリピーターが多そう。
素朴なジュースとかめっちゃウマい。

こんな自然に囲まれたカフェが都内にも出来てくれませんかね。
それこそ公園の中にでも。

唐変木
0980-85-6050
沖縄県八重山郡竹富町字上原749
ノッポさんを高級宿(TV、クーラー、シャワー付き)へ
送迎して、自分の宿に戻りました。いいロケーションだね、ココも!!

八重山の風に吹かれてます
↓ ↓

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2014年06月21日
ニライカナイの滝 (西表島)滝の上へ

仲間が崖の上から下を覗いたりしてると
思わずこっちがヒヤヒヤしちまう。
にしても、この西表島の絶景を上から
眺められるって、あまりに贅沢体験じゃない?

ちなみに、上から覗き込むとこんな恐怖感。
必死に手を振ってたら気づいてもらえましたw

滝壺から滝の上部へのトレッキングコースは、
ロープがないと昇り降り出来ないポイントも
あるんです。そこそこ険しい道のりだけど
子供から年配の方まで幅広い年齢層の旅人が
楽しんでますね。

登る途中で見える景色も心を癒やされる

いよいよ滝の上部へ。皆さん、それぞれ陣地をとって
荷物置いておいたり、ご飯食べたり。勿論、みんな
ゴミは持ち帰るので、自然のままの姿が保たれている。

流れの中にビールを冷やして、いざ滝の上部へ。

油断してると滝に流されるというスリリングな
天然系アトラクション。

なんてことはなく、のんびり座ってられる小川です。
下から瀑布を眺めていたら、さぞかし上の川の流れは
激しいんだろうと想像してたんだけど、あまりの
かわいらしい流れに、思わず笑みがこぼれました。
一緒にトレッキングした仲間らとの記念写真。

ちなみに、こんな感じでカヤックは係留してあります。
間違えないかって? うーん、多分大丈夫。

漕ぎ手のバランスがうまくいかないと
ストレートに前に進むのが困難になります。

波照間島から一緒だった仲間らともここでお別れ。
旅に出る前には全く予想のつかなかった最高の体験を
させてもらいました。沖縄の離島は”誰と出逢うか”が
本当に大事。そういう意味でも波照間島の「やどかり」は
おすすめなんです。

うーん…この時から6kgくらい太ったな(泣)
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2014年06月20日
ニライカナイの滝 (西表島)滝の下へ

西表島を代表するトレッキングコース「ニライカナイの滝」
ここもまた、波照間島のゲストハウス”やどかり”で友人になった
離島の達人が「良かったらガイドするよ」と連れてきてくれたんです。
通常はガイドさん込でツアーを手配するらしいんだけど、
離島の達人ケンちゃんが馴染みのツアー会社に電話して
カヤックを手配してくれたのよ。なんせケンちゃんが
ガイドできるくらいリピってるから。
コストは落とせるわ、時間は自由になるわ、
変な気を使わなくていいわ、といいことだらけ。
旅先ではローカル遊び人か、その道の達人に
エスコートしてもらうのが正解への最短距離。
このトレッキングコースは、ポイントまで
カヤックで行かないと滝に辿りつけないという、
天然のアトラクション。カヤック漕ぎながら
向こうに目的地の滝が見えた時とか、マジで
しびれたから。石垣島とも波照間島とも
全く違う表情のイノセントワールド。

なんせカヤックだって、ほとんど初体験。
ちょっと試し乗りした体験はあるけど、河を登って
目的地までなんてミッション、初心者にはドキドキ
でしたよ、大人になってこんなにワクワクドキドキ
できるなんて、そうそうありませんぜ。
カヤックの係留ポイントにしっかりロープでつないで、
あとは歩くこと20分くらい…かな。テンション高めで
あんまし時間の感覚なかったんだけど。こんな感じの
”もののけ姫”的世界観の中をトレッキング。ヤバいでしょ。

最初に音が聞こえてきて、視界が開けると目の前に
高さ数十mの瀑布が現れます。滝にうたれてみようと
岩を登ろうとしたらつるつる。他のグループのガイドさんに
「そっちいっちゃダメだよ」と止められました。

沖縄と一口に行っても、西表島の自然の濃さは別格。
本島に次ぐ大きさの島で殆どが未開拓エリアのため、
今まで知ってた沖縄とは全く異なるタイプの魅力に溢れている。

西表島に行ったら必ず行って欲しいポイントですね。
次回の西表島レポートは、いよいよ滝の上まで登ります。
↓ ↓

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2014年05月13日
エコヴレッジ西表(沖縄)波照間島から西表島へ

ヤンバルクイナやイリオモテヤマネコが有名な西表島。
でも、実際にその島に訪れたってヒトはまだまだマイノリティだし、
そもそも沖縄で本当に次ぐ大きさということも殆ど知られていない。
それだけの規模の島にも関わらず島の9割が亜熱帯の自然林。
どんだけ毛深いのってくらい、わしゃわしゃ緑が大地を覆ってます。
川沿いはこれでもかってくらいのマングローブの森。
道路は島の外周だけで、島の奥に入るには船と歩きという
都会では信じられない交通インフラ事情です。

とにかく山だらけの島で、写真中央ちょい左に見える白い線は
有名なピナイサーラの滝。あんなとこまでカヤックとトレッキングで
行けちゃえるなんて、聞いてるだけでワクワクしない?

そんなワイルドな島だけど、トップの写真みたいに洒落た宿も結構あるのよ。
星のリゾートもあったりして、シニア層にも健康にいいということで人気が高い。
ボクらが泊まったのはトップの写真の「エコヴィレッジ西表」
波照間島のゲストハウス「やどかり」に泊まった後だけに、
”部屋にクーラーが効いてる!!” ”シャワーが好きなときに使える”
”トイレにゆっくり入れる” ”プールでのんびり出来ちゃう”と
フツーのことに大はしゃぎ。色んな意味で「やどかり」に
泊まると人生の深みが味わえます。

波照間では、初対面の人々から色んな刺激をもらって半ば興奮状態が
続いていたので、西表島に来てまずは徹底的にダラダラして過ごすことに。
このホテルはヴィラとホテルが併設されているタイプ。
ビーチフロントは、もちろんヴィラが占めているが
メイン棟の2F、レストランエリアから海を一望できる。

レストランからは、こんな感じ。

海が目の前だけどプールがあるのは、そこまでこのビーチは
透明度があるわけではなく、海水浴には適してないから。

もちろん西表島にも綺麗なビーチはあるんだけど、ここは
そういうエリアでは無いみたい。潮が引くとこんな感じだし。

敷地内にはヤギが数頭飼われていて、警戒しながらも近づいてみた。
人懐っこいとは思うんだけど、至近距離で見ると意外とコワい顔してるのよw

西表への入口は、船のみで大原港(南)と上原港(北)のみ。
この宿はその中間エリアといったところかな。
なので周りには何もない。コンビニなんて便利なものは
そもそもこの島に無かったような…

エコヴィレッジ西表
沖縄県八重山郡竹富高那280-36
0980-85-5115
http://eco-village.jp/
沖縄でも独特の過ごし方が出来る西表島。
トレッキングとか船でしか行けない村とか
やり残したことがたくさん残っている。
↓ ↓

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2014年05月01日
波照間島の食事情 (波照間島)離島って美味しい

なにぶん、友人の熱に浮かされた「波照間島談」に感染して
ノリで行くことにした旅だったんで、食事のことは調べもして
なかったし、そこまで期待してなかったんです。
でも、沖縄の離島って、波照間島といい阿嘉島といい
食事なにげに旨いんですよ。国際通りの観光客向けの
下手な店なんかより全然真摯。
たとえば、トップの写真のカキ氷屋さん「パーラーみんぴか」、
波照間島産の黒糖、黒蜜を使ったテロワールを感じるかき氷。
上にまぶしたきな粉とのマッチングが見事で、丘の上から
海を眺めつつこれを食べてると「生きてるって素敵だわ」って
マジメにしみじみするし。
ランチを食べられる場所が少ないと、競争があまり発生しないわけで、
すると どうしてもクオリティが落ちがちだと思うんですが、ここも安定した
美味しさを提供してくれてました「あやふふぁみ」。写真はソーキ定食だけど
スーチカ定食もおススメ。旅先で友人になったメンズはべた惚れしてたし。

店の雰囲気も脱力感の中にお洒落さを潜ませてる

こちらは、船の発着場の近くにある「海畑」、無愛想なんだけど
なんだかいい人そうなおやっさんの作る沖縄そば。後半、
しっかりとコーレグースを効かせることで、大人味に引き締まる。
外席で沖縄のアツい風に吹かれながら、汗流してフーフー
食うのがたまらないんですわ、オリオンビール片手にね。

どうにも、わずか3日間の波照間島体験が忘れられないようで
なんとか今年も行きたいなと画策してますが…、天候一発で
島にすら行けなくなるし、下手したら数日監禁だからね。

そんな運頼みのとこも含めて大好きです。
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2014年04月05日
2014年03月07日
波照間島をチャリで周る

チャリンコで回れば1時間程度の小さな離島「波照間島」
でも、こうしたさとうきび畑の真ん中の道とか、
断崖絶壁の日本最南端の岬とか、パーツパーツで
島を見てると、なんだかとってもスケール感あるんです。

小さな町や島なら、時間の許す限り自分の足で町を感じたい。
徒歩かチャリだと、早ければ1日で自分のMAPを創ることできるしね。
このMAPは記憶とともに薄れてしまうけど、再び訪れた時に驚くほど
見事に再生されるんだよね。たまにバグも交るけど。それこそが、旅。

こんな坂すらドラマチック。

これぞ、夏休み。
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2014年02月10日
日本最南端の朝日 (波照間島)生きてる実感

日本最南端の岬がある波照間島、民宿「やどかり」で仲良くなった仲間らと、
前夜は空一面に広がる星を見に行った後、翌朝5:00起きでチャリで岬へと向かう。
ジェット気流が上空を通っていない波照間島の星空は凄まじくクリアで、
本気の時は天の川がクッキリ見えるんだとか。ボクがいった時はそこまでの
コンディションでは無かったけど、人里離れたスポットから見る星空は、
まさにプラネタリウムなひとときでした。

宿から岬へはチャリでも10分ちょい。
行きは主に下りだからいいけど、帰りは坂道を
登らなきゃなので、そこそこいい運動になる。

日本最南端の岬の碑あたりは、芝生の公園だけど、
ゴツゴツした岩の上を歩いて行くと、切り立った崖の
上から、海を見下ろせるポイントまで行くことが出来る。
折角ならここから海がみたいと何人かは崖の縁まで。

肉体派カーリーは、こういうとこで絵になるわー

空が明るくなってくるとともに、海にも表情が戻ってくる。
崖の下は限りなく透明に近いブルー。

ヨガしたり写真撮ったり、瞑想したり、静かにおしゃべりしたり…
各々が自分のスタイルで朝焼けを楽しんでいる。バラバラでは
あるんだけど、ゆるい一体感があって、なんとも心地いい時間。
さりげないけど、旅慣れた人々による独特の間合いがいいね。

小さな島なんだけど、空が広いせいかやけに開放感。

別の宿のグループに写真撮ってもらいました。

こんな感じで朝の風の中をチャリで走る。
忘れていた”大事なもの”を改めて見つけられる、
そんな旅をしてみませんか。

2013年は本当にいい旅が出来たと思う。
波照間島は、そのシンボル的存在です。
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2014年02月04日
あがん (波照間島)日本最南端の居酒屋

有人の島では日本最南端に位置する波照間島。
集落の中に「あがん」っていう居酒屋があるのよ。
島にはそんなに店もないから、自然競争率は
低いわけで、たいして期待もせずに行ったんですが....
すいません、侮ってました! なんだか美味しくて
スゲー楽しかったっす。

ボクラが泊まっていたゲストハウス「やどかり」では、
基本食事が出ないので、外に食べに行くことになるんです。
たまに、おばぁがカレーライスを作ってくれることも
あるんだけど、初日の夜は宿のみんなと居酒屋「あだん」へ。
今、彼が頬張ってる厚焼き生姜焼きとか、一口食べて
「こりゃ米が無いとイカン」と即効でご飯をオーダー。
デブを覚悟すれば、この肉のひと山くらい軽く消せるタイプさ加減。

高次元のナポリピッツァに慣れてるオレなので(笑)、「まさかこのピザには
反応するわけがあるまい」と思ったら、全く違うアプローチにメロメロに。
こっそり2枚食べちまいました。みんな、ゴメンよ!!

はじめて会った宿の仲間と、酒や時間を重ねるごとに
徐々に徐々に仲良くなってくる。そんな島時間が沁みました。

あがん
070-5814-2850
沖縄県八重山郡竹富町波照間148
http://haterumania.com/agan.html
やはり、感動には原体験が大事っすね。
自分の殻にこもってるだけじゃ、こういう
時間の愉しさには気づくことが出来なかったと思う。
宇宙人の兄貴、本当に紹介してくれてありがとう。
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2013年12月29日
やどかり (波照間島)お金で買えない価値がある

自分が金銭的に成功しているわけじゃないので、もしかしたら
やっかみもあるのかもしれませんが、『お金じゃ買えない価値』って
あると信じてます。10万円のホテルに泊まるのもそれはそれで
心地いいですが、3000円の宿でも、それを超える感動を与えて
くれる力があるんです。それを身をもって再認識したのが
ゲストハウスの『やどかり』

宿のファシリティやプライバシーを問われたら、かなりギリギリというか
人によってはアウトだと思いますが、離島を楽しむ達人やオープンマインドの
お客さんが集まるので、旅の出会いがとにかく面白い。ボクらは夫婦で
泊まったけど、ほとんどが一人旅かせいぜい2,3人のグループ。
部屋割りはその日の状況で決まるので、初日はまりえと同じ部屋だったけど
翌日はバラバラでした。そういうのも全然アリな感じで、むしろ新鮮。

ロケーションも島の集落は海から離れてるのでオーシャンビュー的な爽やかさはない。
あたり一面サトウキビ畑で、海リゾートというよりはむしろ高原リゾート的な。

ちなみに、ここはメンズ用の雑魚寝プレハブ前のゾーン。
昼間は喫煙所兼ダベリ場で、夜はゆんたく会場に様変わり。
ライトを消すと星が空一面を覆っていて同じ日本とは思えない。

ゲストハウスは、それぞれの場所ごとにカラーがあるらしいんだけど
ここは、そこそこ年のいったボクでも十分に楽しめる宿でしたね。
そんなに内輪ノリじゃなくて、かといってよそよそしくもなく、ほどよくOPEN。
集団行動を強制されるような雰囲気もなく、あくまで自己参加なんだけど
常連のお客さん達がうまく流れを作ってくれる。そうした空気をうまく
作ってくれてるのがこちらの”おばあ”。ぶっきらぼうだけど
凄く気を使ってくれるんです。

仲良くなったゲストが先に帰るのはさみしいもの。
みんなで写真撮って見送ります。そういうドラマが
組み込まれているのもお客さん同士の交流が
自然発生するゲストハウスならでは。

夜のゆんたくの様子。
それぞれのお酒を持ち寄りで。
なにげに売店で買った波照間の
梅酒が激ウマでした。

ここでの出逢いがきっかけで、ビーチフリスピーみんなでやったり、
海上ジャンプ大会したり、深夜に夜空を見に行ったり、日本最南端の
岬に朝日見に行ったりとか、Pricelessな体験が出来たんです。
今年を語るうえで、欠かすことのできない宿でした。
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2013年12月05日
ニシ浜 (沖縄)波照間ブルーに魅せられて

石垣島から高速船で約1時間、有人の島としては
日本最南端に位置する「波照間島」
ここのメインビーチがニシ浜。
波打ち際の透明感、純度の高いエメラルドグリーン、
そしてリーフエッジの先に広がる濃いブルー...
あまりに美しすぎて反則なこの海の色を、人々は
"波照間ブルー"と呼んでいます。

日本に限らず、世界中でそれなりのビーチを見てきたけど、
純粋に海の美しさでここまでのインパクトがあったのって
タイのピピ島くらいだったと思う。レオナルド・デカプリオの
「ザ・ビーチ」って映画の舞台になった極上の楽園ね。

20年くらい前の訪問なんで、今ではだいぶ雰囲気も
海の綺麗さも違ってると思うけど、ピピ島は崖に囲まれた
秘密の楽園という雰囲気で、旅が日常になってる人達の
倦怠感が漂っていた。それはそれで20代前半のオレには
刺激的だったし、今も強く記憶に焼き付いている。
一方、波照間島は高低差の少ない小さな島で、生活の
延長上にある楽園。田舎の親戚の家におジャマさせて
もらってる気分に近いかな。極めて健康的なのよ 笑

まりえと2人でも充分楽しかったと思うけど、同じ宿に泊まってる
メンバーと自然に仲良くなって、ビーチ遊びしたり、沖のポイントまで
一緒にシュノーケリングに行ったりしたことで、楽しさが何倍にも
膨れ上がったのが一番の驚き。

旅に出る前には、人によってもたらされる付加価値がここまで大きいなんて、
正直想定してなかったんだけどね。「島を楽しむための情報はもらえるかなー」
くらいは期待してたけど、体験を共有することでここまで深みがでるとは...。
やっぱ、新しいことへのチャレンジって大事。

ニシ浜に行ったら、シュノーケリングしないと勿体無いよ。
珊瑚の凄さにぶっ飛ぶポイントだから。知らなかったら、
あんな沖まで行かないんだけど...ってとこまで、頑張って
進んでいくと、色とりどりの珊瑚が絨毯みたいに広がってるのよ。

かなり遠浅なので、途中までは白い砂が続いてて、あるポイントを
超えると一気に珊瑚が広がるゾーンに。TVで見るみたいに色とりどりで、
ぷか〜っと水面に浮かんでいると、あまりの透明度の高さに空中浮遊
してるような錯覚に陥る。

更に沖に進むとぐっと水深が深くなるリーフエッジにぶちあたる。
垂直に切り立った崖沿いに珊瑚が立体的に群生していて、
平面的な広がりとはまた違った美しさに魅せられる。
スキューバダイビングは、なんだかんだメンドーなので
気楽にシュノーケリングでこの世界を覗けるというのが
なんともお手頃で嬉しいのよ。

波照間島についた時は曇で、もちろんビーチの綺麗さは
離島だけあってスゲーなぁ...っていう印象だったんだけど、
2日目の午後から雲が流れていって、本気のビーチが出現。
これ見せられた時には勝手に声が漏れましたね。
最初の印象の20倍は感動する。

目の前に広がっている光景が、あまりにリアリティ感じなくて、
自分の中の反応がチグハグなの。反射神経に感情が全然ついて
いけてなくて、視覚が衝撃を受けた後、時間差で体の芯の方から
振動が外に向かって広がってく感じ。
そして、意味もなく叫んで水際に走りだしダイブしたくなる。
そんな衝動が抑えられないって、都会だけで生きてると
完全に忘れちまう感覚。都会と自然のコントラストの強さが
生む、感情の揺れの副産物。

ニシ浜の魅力を語る上で、忘れちゃいけないことがあった。
それは、ビーチまでのアプローチ。集落からビーチまでは緩い下り
坂になってるんだけど、この坂の途中から見るニシ浜の表情の変化が、
ほんと萌えるんです。

基本、モロ見えよりもチラリズム派なので、海の近くで見る「ニシ浜」より、
ちょっと引いて島の景色の中に存在するチラ見えの海にドキドキしちゃうのよ。
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2013年11月09日
波照間への道 (沖縄)

波照間島って、多分 皆さん知らないっすよね?
名前は聞いたことあっても、実際に場所をイメージ
出来る人はかなりレアだと思う。
石垣島の南西にある日本最南端の岬がある場所。
石垣港から高速船で約1時間。かなり台湾に近いですね。

朝、那覇空港に行ったら、戦闘機が何機も飛び立つ
シーンに遭遇出来て、いきなりハイテンション。

那覇から石垣島までって、昔は結構エア代高かったんだけど
今は5,000円程度で飛べるんですよね。下手なタクシー代レベル。

新しくなった石垣空港。
石垣港からだいぶ離れているので
タクシーで15分くらいはみる必要がある。
確か3000円くらいだったイメージ。

石垣港から波照間島までは高速船で3000円くらい。

この高速船、結構ぶっ飛ばすんすよ。

竹富島の横を通りながら。
ほんと平らな島っすね、ここは。

今宵はファビアーノ改めトラットリア 吉田へ。
正統派トラットリアの味に魅せられました。
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2013年11月05日
うりずん (沖縄)やっぱり安里の空気が好き

沖縄はディープタウン安里にある「うりずん」
東京でも新丸ビルに支店は入っているけど、
やはり本店は空気が違うし、気のせいか味も
ふた回りほど美味しく感じる。

ミヌダルは「美栄」の洗練度にはかなわないけど、
これを食べると沖縄に来た実感が沸いてきますな。
トップの写真のドゥルワカシーを島酒の古酒と
合わせたら完璧トリップ出来るけど。

店内の喧騒は、琉球気分を盛り上げる最高のBGM

『この風 この肌ざわり この匂いこそ 琉球よ!!』

うりずん
098-885-2178
沖縄県那覇市安里388-5
http://www.urizn.gr.jp/
久々に行ったけど、やっぱいい店だ。
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2013年10月20日
オハコルテ (沖縄)港川で赤毛のアン気分

今、沖縄本島で最もホットなスポットが「港川」。
宜野湾のあたりにある外国人居住住宅をリノベして
クオリティの高いお店を集めているエリア。
オーガニック系のお店とか、センスいい雑貨屋とか
ピッツェリアとか、沖縄に欲しい…と思ってた
和やかなんだけど洗練された空気が漂う町並み。
なんかグリーン・ゲイブルズを彷彿させる気が
するんだけど、オレだけかな?

看板にある通りタルトがシグニチャーメニュー。
南国らしいフルーツをふんだんに使っていて
内地からすると「ほんとにこの価格でいいの?」
的なパティスリー『オハコルテ(oHacorte)』。

店内は、こんな感じで遊び心が溢れている。
もちろんイートインが出来るので、雨でも
充分南国を楽しめる。

ただ、リゾート気分を味わうなら、やはり外席がおススメ。
初めて見ても懐かしさを感じる…なんだろう、この安心感。

さすがに、夏の間は庭に蚊がブンブンしてるので
虫よけは必須。ただ、とにかく心地いい。

相変わらず、オレは国籍不明ですが
なんか日本っぽくない感じがヴァケ
気分を盛り上げる。

オハコルテ 港川本店 (oHacorte)
098-875-2129
沖縄県浦添市港川2-17-1 oHaco内
http://www.ohacorte.com
この感じ、Priceless

これぞ待ち望んでいた沖縄の進化系。
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2013年10月01日
琉球 太り旅(沖縄)

夏休みは離島めぐりなんで「痩せるかなぁ」と
妄想してたんですが、朝晩しっかり宿ごはんが出て、
暇があればオリオンビールをかたむけ、気の向くまま
昼間も食べ続けてたら、痩せるわけがありません。
沖縄本島に関しては、ある程度食の知識もストック
あるけど、石垣島から先の八重山列島に至っては
殆ど体当たり。
食は、意外にも波照間島のヒットが多かった。
あんなにお店が無い島なのに、この打率は素晴らしい。
<波照間島>
ニシ浜を見下ろせる「みんぴか」の黒糖きなこ かき氷は、
シチュエーション的にハマらないわけがない。
波照間島に来てこれを食べなかったら大損です。

ニシ浜でシュノーケリングした帰りに寄るのが最高の使い方。

パーラーみんぴか
沖縄県八重山郡竹富町字波照間465
居酒屋の「あがん」も期待値相当低めで入ったんですが、
これまた中々のクオリティ。厚切り豚のしょうが焼きは、
ごはんエンドレスでおかわり逝きそうでした。


あがん
070-5814-2850
沖縄県八重山郡竹富町波照間148
http://haterumania.com/agan.html
定食屋の「あやふふぁみ」もイイ。スーチカ定食とかビールが
マストの南国定食。空間も肩の力の抜き方がうまく、脱力系
カフェ的空間。花HANA食堂の方がわかりやすくお洒落な
空間っぽいですが、未訪なんで次回の宿題。

あやふふぁみ
0980-85-8187
沖縄県八重山郡竹富町字波照間475
<西表島>
西表島は、自然とタイマンしながら、波照間の疲れを
癒していたので、あまり食は開拓してないのよ。
港のある大原、上原エリアに食は固まってるんだけど、
泊まってたホテルは、まさにその中間点。
ホテルはレストランのバルコニーから海が見えるし
そのロケーションでオリオン生と島酒楽しめれば
たいがいのことは気にならなくなります。


エコヴィレッジ西表
沖縄県八重山郡竹富高那280-36
0980-85-5115
http://eco-village.jp/
こちらは、西表島の星のリゾート近くにある森カフェ「唐変木」
島らしく田芋パイが200円とか、物価が日本じゃないみたい。


唐変木
0980-85-6050
沖縄県八重山郡竹富町字上原749
由布島のビーチサイドカフェは、ジェラートの品揃えも
今っぽく、島かぼちゃや泡盛など旅人心をそそります。
石垣島の地ビールが思いのほか好みで、わりと昭和な
島の中で、ここだけいい意味で異空間。


由布島近くの定食屋。西表島の猪が食べられるので
寄ってみた。”猪と野菜の炒めもの定食”は、メニュー
そのものですね 笑。 ボクは記念オーダー的な感じで。
石垣牛の牛丼のほうがストレートに美味しいかも。

西表島 グリーンファーム 猪狩家 (カマイトゥヤー)
0980-85-5523
沖縄県八重山郡竹富町古見784-10
<竹富島>
竹富島は、行列になってる”なごみの塔”の近くに、
同じように民家が見下ろせる、お洒落カフェがあるんです。
そんな「ハーヤナゴミカフェ」の窓前シートは、町並み保存
地区の美しい景色が眺められるプラチナシート。



ハーヤナゴミカフェ (HaaYa nagomi-cafe)
0980-85-2253
沖縄県八重山郡竹富町竹富379
http://locoplace.jp/
竹富島でワリと人気のカフェ。
外席は雰囲気いいけど、中はフツーの食堂で色気不足。

石垣牛のハンバーグが食べたくて寄って
みましたが、1回食べれば満足ですね。

かにふ
0980-85-2311
沖縄県八重山郡竹富町字竹富494
宿泊してた「ヴィラたけとみ」は、こじんまりしてて、
清潔感あってホスピタリティも高め。そりゃ、星のや
とは別次元ですが、アクティブに1泊するには、色んな
意味でちょうどいい。

食事は極めてフツーですw

アクセサリーやTシャツは、この店がセンス良かった!
仲筋集落にある「南潮庵」(八重山郡竹富町竹富637)
自分用のおみやげ、しっかり買い込みました。

ちなみに沖縄本島では国際通り「海想」の
Tシャツやアクセがイケてましたね。

<石垣島>
石垣島も、魅力は満載なんだけど今回は通過点。
唯一の目的地が「炭火焼肉 やまもと」
以前と違い店が大きく綺麗になっていた。
それでも予約困難というから、日程が決まったら
早めに押さえよう。肉のパワーあるから焼きしゃぶとかイイね。

炭火焼肉 やまもと
0980-83-5641
沖縄県石垣市浜崎町2-5-18
<阿嘉島>
阿嘉島には、ここに来るために訪れていると言っても
過言じゃありません。ゆんたくの宿「富里(トゥーラトゥ)」

台風のせいか、前回ほど食事のパワーは堪能できなかったけど
集まる人が良くて、清潔で、心地いい宿です。社長であり、
海人(ウミンチュ)なカズさんのもてなしは豪快だけど、
意外に繊細さも。やっぱ好きだなぁ…

富里(トゥーラトゥ)
沖縄県島尻郡座間味村阿嘉140
098-987-2117
http://www.d9.dion.ne.jp/~tomizato/
以前、ランチは「パーラーみやま」くらいしか無くて
かなり苦しいランチ事情だったんですが、最近は
ちょくちょくカフェも増えてきました。

テラス席とか、尋常じゃない日光で修業ですけどねw

はぁなカフェ
098-987-2104
沖縄県島尻郡座間味村阿嘉61
繰り返しになるけど、サプライズは波照間島。
沖縄本島は続きの方で。
↓ ↓

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