LONDON・HongKong 2014
2016年01月08日
マンワー (香港)マンダリンオリエンタルの広東料理は楽園です
香港のマンダリンオリエンタルの25階に位置する
広東料理の「MAN WAH(マンワー)」。
オリエンタルな内装が魅力的で、鳥かごを模した
金メッキのランプやシルク地に描かれた壁の絵画が、
独特の世界観を創り出している。

老舗のホテルなので、天井高はさほどでもないんだけど、
窓が大きく開放感があり、ビクトリア湾や香港の夜景が
目に飛び込んでくる。夜の雰囲気は艶っぽくラグジュアリー
指数高め。ギラギラした圧迫感ではなく、包み込むような
妖艶さが大人びていてドキドキする。
色彩が際立つランチタイムも、ボクは同じくらい好きですね。
こちらは8年前のマンワーでのボクとまりえ、さすがに若いわ(笑)。
今回は、個室でのディナー。
ホテルなのでコース料理を一人で頼むことが出来るのも
嬉しいんだけど、やっぱり円卓の回転テーブル囲んで
みんなでワイワイするのが楽しいね。

雰囲気や料理に関しては、ミシュラン三つ星を獲得している
フォーシーズンズ「(龍景軒)Lung King Heen」より
ボクは「マンワー」の方が好きだったりします。
龍景軒も勿論美味しいけど、優等生っぽくて遊びには
欠ける印象。マンワーの方がなんか色っぽいのよ。

前菜のあわびから魂が震えます。
この歯ごたえ、この旨味、このかをりこそ「鮑」様よ!!

なにげに初体験の酔っ払い蝦、
演出重視の料理かと思って、これまで積極的に
関わろうと思ってなかったんですが、いやいやどうして。

味もいいけど、テクスチャもエロい。
やっぱ、思い込みはいけませんな

本場に行って、大きく差を感じるのが焼物とスープ。
日本でも接点多い分、その差がクッキリと見えるんです。

米モノも炒飯、あんかけ、土鍋と、広東料理は締めまで愉しい。
こちらの舞茸炒飯も絶品過ぎでした。これだから香港は、
トランジットでも、半日は最低時間創っちゃうんです。
出来れば、朝ついて深夜便まで遊びたい。

文華(マンワー/man wah)
マンダリン・オリエンタル香港
5 Connaught Road, Central, Hong Kong
TEL:+852 2522 0111
http://www.mandarinoriental.com/hongkong/fine-dining/man-wah/

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
今年は、しっかり香港食べたい!
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2015年03月13日
キャセイのラウンジで旅の余韻を
もう一年前になるんですね、LONDON行ったの。
最後の夜、なんか体が疲れてるなーと思って、
翌朝起きたら明らかに体が重い。ハイドパークで
乗馬してる時も、やけに背中に寒気感じて
おかしーな...って違和感が続いていたんです。
案の定、日本に帰ったらインフルエンザ発症したんですが、
最後の最後まで遊び倒してました。そんなLONDONからの
最後のショットは、ヒースロー空港のラウンジから

イギリスと香港がセッションした味覚空間。
どんなに体調がイマイチでも酒と食事は
ギリギリまで攻められます。

空港内では自宅用におみやげを。
JO MALONEのディフューザーは、
まりえから一番喜ばれるんでね。

体調悪いから、ビジネスクラスのシートが
本当にありがたかった。

酒飲んでご飯食べて、映画を流しながら爆睡です。

あっという間に香港到着。
トランジットで寄った香港のキャセイラウンジが半端無くお洒落。

大理石の真っ白のカウンターで、飛行機を眺めながらのシャンパーニュ。

ラウンジの点心のクオリティもレベル高い。

どうにも寒気が抜けないのでシャワーでリセットを試みる。

シャワー後は、同じラウンジのカフェエリアへ。
空港内にはラウンジの数も相当あるし、同じラウンジでもエリアによって
コンセプトが全然異なる。どこかのホテルかデザインカフェのような空間。
ここならトランジット5時間くらいあっても飽きません。

エスプレッソマシーンも、いいもの揃えてます。

ほんと、体調が万全じゃなかったのが悔やまれる。


『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
キャセイのお膝元、香港ラウンジは
もはやアミューズメントパークです。
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2014年12月19日
チャペルダウン(England)ロイヤルウェディングにも使われたイギリス最大のワイナリー
今年 春のイギリス旅レポで、
アップし忘れてたんだけど、
実はワイナリーにも寄ってたんです。
イギリス南東部、ライの町近くのワイナリー
『CHAPEL DOWN(チャペルダウン)』。

このあたりは、シードル工場が多いのですが、
イギリス最大のワイナリーもあるんですよね。
シャンパーニュ地方と同じ白亜質土壌が続いていて、
スパークリングワインは数々のコンペティションで賞を取っている。
ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングでも
チャペルダウンのロゼスパークリングと白ワインが
振る舞われていたんですよね。

チャペルダウンのワイナリーは、観光客への対応も充実していて、
ワイン販売コーナーではテイスティングもできるし、洒落た
レストランも併設されている。

ここでは6種類くらいのワインをテイスティングさせてもらったり、
畑や醸造所を見学させてもらいました。胃のキャパはなかった
ので、レストランはチラ見しただけ。
スパークリングのすっきりと爽やかな口当たりで、シャンパーニュの
ようなエレガントさというよりは、元気でみずみずしい印象。
ワイナリーを案内してくれたヒトと「どこのワインが好きなの?」みたいな
話をしてたんだけど、英語だと「バーガンディ」なんですよね。

葡萄の木の育成へのこだわりや土壌などのテロワールの話の合間に
ワインに対する愛やプライドが垣間見えるので、聞いてる方も
つられて昂ぶります。

イギリスでは全くワインの印象なかったので、こうした
ワイナリーの見学も、かなり印象変わって面白かったね。

The Chapel Down Winery
Tenterden Vineyard
Small Hythe
Tenterden
Kent, TN30 7NG
Tel : 01580 763033
sales@chapeldown.com

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
実は、まだ、あと数記事アップ
してないのがあるんです。
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2014年10月13日
Piere (香港) ビクトリー湾を睥睨するガストロノミー
今は、デモで世界の注目を集めちゃてる香港ですが、
ご存知の通り普段は東京よりも平和な国際都市。
広東料理の美味しさは言うに及ばずですが、日本ほど数は
多くないものの、世界トップクラスのフレンチを食べること
だってちゃんと出来るんですよね。
ここ『Pierre』はミシュラン二つ星のガストロノミー。
その名の通り、ピエール・ガニェールの香港の拠点です。
マンダリンオリエンタルの最上階に位置しており、
インテリアはシンプルモダンでありがなら、存分に
ラグジュアリーさを感じさせる上質な仕立て。

ビクトリア湾が全面に広がるロケーションというのも
香港らしい魅力を放っています。
マンダリンとしてはランドマークの方の『Amber』と共に
2つのミシュラン二つ星を擁しているわけで、フラッグシップ
としてのプライドが、ひしひしと伝わってきますね。

料理は、香港に居ることを全く感じさせない
時差ゼロの『ピエール・ガニェール』。
「ちょっとくらい香港のエッセンスを取り入れた
遊びがあっても面白いかも」と観光客なオレなんかは
感じてしまうくらい、徹底してパリでした。

こちらの厨房を任されているのがシェフのジャン・ドゥニ氏
スンゲーでかいシェフで、握手をした時の分厚い手が印象的でした。

日本からの観光客の視点から言うと、フレンチマニアか
現地駐在でも無い限りは、中々選択肢に入るとは思えませんが、
住民視点からいうと、ここまで現地パリを感じさせてくれる
ガストロノミーが、香港にあってくれるのは嬉しいでしょうね。

観光都市のニーズからすれば、やはり広東料理の店が圧倒的に
メインなわけで、こうしたポジションのお店は世界から集まって
きた優秀なバンカーをはじめとする香港住民のためなんだろうな、と
感じた次第。実際にそうなのかどうかは聞いてないのでわかんないですけど。

どんなオフィシルな場にいようが、ワインを注入したら
間違いなく睡魔が降臨してくるわけで...、こちらでも
ゼログラビティかまして香港スタッフを驚かせて
しまいました(泣)。ちょうどピークが鹿のメインを
いただく前後くらいだったようで。メインの写真は
9割がブレブレでした。必死で抵抗したんスけどね(;´д`)トホホ…

いつものように、多少浮遊しても、一旦重力を感じたら、そっからは
全くなにごともなかったように復活するワケで、チーズ以降の記憶は
完全にクリア。マルメロのペーストを添えたコンテチーズとか、見事な
挿し込み加減でしたね。いつもはフロマージュは「お腹いっぱいです」と
なりがちなボクもぺろっと食べてしまったり。

ピエール・ガニェールのデセール攻勢は有名ですが、
ここでも変わらず5皿くらいやってきました。
ん、もっとだったかな。様々アプローチで手を変え
品を変えてやってくるんで、さっきまで「腹いっぱいじゃ...」と
唸っていたのが嘘のように臨戦態勢に。

これでも写真絞ってあるんだけど、ほんと次々に出てくるのよね。

充分 伝わってるかと思うけど、ホントに素晴らしいディナーでした。
こういう食をいただくと、香港っていわゆる世界の重要都市のひとつ
なんだなって再認識させられます。なにぶん、中国本土は未訪問なので
上海や北京の状況は知らないのですが、サービスも料理もここまでの
クオリティのフレンチが出来ると文化レベルの高さを感じます。

単に「金出すから高いモンよこせ」みたいな態度のゲストが多く
(中国人に対するステレオタイプな印象ですが)、お店もそれに
媚びちゃってるスタンス透けてると「やっぱり...ね」となるので、
その国の文化レベルを測る上でもレストランって重要だと思うんスよね。

ほんっと、成長の勢いをまざまざと魅せつけてくれた香港初日の
ディナーでした。半年前の話ですが、このブロガーツアーはマジで
ヤバかったです。来年も、こんな風に協力できることがあると嬉しいんだけど。

Pierre

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
香港のデモは長期化しそうな感じですね。
東京でもデモは行われているものの、殆どが人知れず...という感じ。
世間に訴えかけるというよりは、自己満足に見えてしまうことが多い。
香港のデモのように、ここまで共感を呼んだり、世界から注目を集めたり
というは、単なる偶然ではなく戦略的なアプローチが底辺にあったと
見るほうが自然。対岸の火事と傍観してるだけではなく、学ぶべきところは
学びたいね。
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2014年08月13日
Victoria and Albert Museum (LONDON)デザインの聖地

ロンドンは大英博物館や自然史博物館など有名な博物館をはじめ
テート・モダンのような美術館も数多くあるんですよね。思ったより
たくさんそうした施設はあるし、日本よりも生活に馴染んでる気がします。
デザイン好きなヒトなら押さえておきたいのが通称『V&A』、
ヴィクトリア&アルバートミュージアム。

なんせデザインを学ぶ人のために作られた工業博物館が前身で、
今ではデザインの総合美術館として400万点以上を収 蔵しているそう。
開化堂の茶筒も、ここのパーマネントコレクションになっています。
場所はロンドンのケンジントン、ハロッズからも徒歩圏内。
マンダリンオリエンタルからも歩けました。
ルネサンス様式の建築が美しく、建物見てるだけでも高まります。

展示してあるもののジャンルが色々分かれてるので、
見るものによってだいぶ印象が変わるみたい。
ボクは時間なかったので、日本コーナーに寄りつつ
館内をサラッと歩くくらいしか出来なかった。

展示品もさることながら、スゲーなと感じたのがCafeのかっこよさ。
ウィリアム・モリスがデザインしたカフェは、世界初のミュージアムカフェ。
いまでは博物館や美術館の中でフツーに食事できるけど、ここが発祥の地なんだって。

ほかにもモダンなカフェスペースや、テラスカフェがあったりと
感性を豊かにしてくれる仕掛けがいっぱい。

文化の底力の差を感じるのは、こうした施設が無料で入れるということ。
また、個人使用の目的なら撮影も無料だということ。なんか変に肩の力
入ってなくて、アートが生活に近いんです。
日本の美術館って、どうしても「わざわざ行く感」が強いけど、
生活に溶け込んでる感じが無性にカッコ良かった。

帰国したらインフルエンザが発症したので、このとき既にその予兆で
ふらふらでした。殆ど意地と根性で訪れた美術館。ホテルに戻った
時には、大げさじゃなくベッドに倒れ込みました。

部屋にスマホ差しっぱなしにして、一旦車が空港に向かいだした後に
引き返すことになるは、Yシャツ部屋のクローゼットに忘れてくるは、
今から考えると限界超えてましたね、オレ 笑
よく最後まで遊び倒しましたわ。
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2014年07月18日
バーブリュー (LONDON) マンダリン内のスタイリッシュな肉ビストロ

マンダリン・オリエンタル・ハイドパーク・ロンドンといえば、ロンドンを
代表するレストラン「ディナーバイヘストン ブルメンタール」が圧倒的に
有名だけど、ナイツブリッジの通り沿いにもスタイリッシュなビストロが
入っているんです。

その名も『Bar Bouloud London (バーブリューロンドン)』、リヨン出身のシェフで、
ニューヨークの「ダニエル」でミシュラン3つ星を獲得したダニエル・ブリューが
英国第一号店として2010年に出店したレストラン。

レストランの空気はリヨンというより、ニューヨーク寄り。
ロンドンでも勢いのある大人な客層が集まっていて、パワフル
かつオープンなエネルギーで満ちている。フランスのちょっと
気取った艶っぽい空気と異なるせいか、あんましフレンチを
食べてるという感覚にはならないかも。

牛塊の赤ワイン煮やハンバーガーなど、料理は深みよりも
インパクト重視。この方がビールに合うからなのかな...
そんなにワインが欲しい!ってなる感じじゃないかも。

これは、さすがにワインに合います。

マンダリンの中だけあってインテリアは洗練されてるし、
サービススタッフも気持ちよくサスガ。ただ、フレンチという
前提で料理に向かうと、やはり日本との差を感じてしまう。
(決して悪くはないよ、日本のレベルが高過ぎる)

ただ、スイーツのクオリティに関しては、完全にビストロを超越。
シェフパティシエは別ラインなのかな。

Bar Bouloud London
Mandarin Oriental Hyde Park,London 1F, 66 Knightsbridge, London SW1X 7LA
020 7201 3899
http://www.mandarinoriental.com/london/dining/bar_boulud/
たまーに、押してみてください。
更に、その先で「漢の粋」(9位前後)を
押してもらえるとランキングがあがります。
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2014年06月14日
ハイドパークで乗馬の朝 (LONDON)

香港&ロンドン旅では、紳士の嗜みを身につけようと
朝ごはんの後はハイドパークで乗馬をすることに。
ポニーにまたがったことはあるものの乗馬は初めて。
デビュー戦がロンドンってのは華があっていいなと思うものの、
英語での細かな指示とか理解できるかな、と少しドキドキ。
ま、不安と好奇心がぶつかった時は、たいてい好奇心に
身を任せることにしてるので、この日も余計なことは
考えず現場に向かうことに。
乗馬体験が出来る厩舎はいくつかあるようで、ここは
ハイドパークの北側にある町中の路地。

公園内に厩舎があるんだろうと思っていたので、
このシチュエーションにはのっけから驚かされました。
周りの乗馬体験者を見てみると、ボクみたいに
初心者のかたも多くいたので「なんとかなるでしょ」と。
帽子やブーツはレンタルで。なので手ぶらでOKです。
公園までは普通にアスファルトの上をカツカツ歩いて
向かうんです。この非日常感はハンパない!!
都会でこんな遊びができるのか…とロンドンの
懐の深さに改めて驚く。

インストラクターがロープでつないでくれているので
ボクらはゆったりまたがっていればOK。たまにギャロップも
はさんでくれますが、小走りするだけで体が浮いてケツが
がんがん打ちつけられます。競馬の騎手ってスゲーなと
思い知る。というか、暴れん坊将軍やりますな。

ハイドパーク内は、こうした乗馬の専用コースがあるんです。
池沿いを歩いていたら、向こうに馬に乗った衛兵の行進が。
朝から優雅さ全開のように見えますが、この頃からインフルエンザの
前戯がはじまっていて、やけに寒気を感じてたんですよね。
まだ発熱はしてなかったんで疲れが溜まってるのかな…くらいに
思ってたんですが、発症があと一日早かったらと思うと冷や汗。
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英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
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2014年05月28日
マンダリンオリエンタルハイドパークの朝ごはん (LONDON)

マンダリンオリエンタル ハイドパーク ロンドンの朝食は、
ファインダイニング「ディナー バイ ヘストン・ブルメンタール」
のフロアでいただきます。
大きな窓から眼前に迫るハイドパークの緑を眺めながらの
朝食は、エレガンスを極める朝に相応しい。
食事の前は地下のどえらくクールなプールでくつろぎ、
この朝食の後には、ハイドパークで乗馬な予定。
とりあえず、アクティビティから優雅に固めていけば、
オレもエレガンスを纏えるんじゃないかという極めて
短絡的な思考回路。
読む気がなかった新聞も、武装用に置いています。

実は、この時からインフルエンザの兆候が出ていて、
いくら眠っても寝足りない状況でね。

ライで食べたイングリッシュ ブレックファーストと比べたくて、
ここでもオーダーしてみました。もちろん味はかなり洗練
されていたけど、おおまかな印象は変わらず。
適当に取ってきたパンや、試しに頼んだスムージーが
予想外に美味しくてシビレましたわ。やりたいことが
多すぎて、全く時間が足りない朝。

address 66 Knightsbridge, London, SW1X 7LA, United Kingdom
telephone +44 (0) 20 7201 3616
facsimile + 44 (0) 20 7201 3701
email jmcdevitt@mohg.com
website www.mandarinoriental.com/

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英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
エレガンスへの道は、遠く険しいモンですね。
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2014年05月19日
マンダリンオリエンタルロンドンのお洒落過ぎるプール(LONDON)

未だに友人からは「3月に行ってたロンドン、ヤバかったね」という話が出るし、
ロンドン好きな友人とは、次回訪れるときのための情報交換が自然とヒート
してしまいます。それくらい刺激をもらったロンドン。
これは英国政府観光庁をはじめ、キャセイさんとかマンダリンさんの
おかげなんだけど、油断してるとたまに「あ、オレってもしかして
イケてるのかも?」と勘違い入りそうなこともありました 笑
例えば、このマンダリンオリエンタルの地下にあるスパのプール。
ロンドンのホテルに、プールがついているところは殆どなく、
実はマンダリンオリエンタルもボクラが訪れたちょい前に
このプールが完成したばかりとのこと。
そのため、朝ごはん前に寄ったりすると貸切状態。
この容赦なくイケてる空間を独り占めして、ニュースを
チェックしてたりなんてすると、なんだか自分がデキる
オトコになったかのように錯覚しちゃうんです 笑

ロッカールームにあるリラクゼーションソファー。
サウナで汗かいた後に、ここで水を飲みながらリラックス。
なんだか、今日頑張るぞって活力が湧いてきます。

あのクラシカルな外観のホテルに、こんなモダンな空間があったとは。
そのギャップが、また旅人心を刺激するんですよね。

address 66 Knightsbridge, London, SW1X 7LA, United Kingdom
telephone +44 (0) 20 7201 3616
facsimile + 44 (0) 20 7201 3701
email jmcdevitt@mohg.com
website www.mandarinoriental.com/

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英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
しかも、このプールに行くまでのアプローチも
結構ウキウキしちゃうんですわ。詳しくは続きで。
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2014年05月09日
シャード (LONDON)見下ろしてロンドン

310mの高さを誇るロンドンの新名所「THE SHARD(シャード)」
ヨーロッパで一番高いビルで、最上階は外に出ることが出来る。
展望台まで登るのは5000円弱。スカイツリーと似たようなもん?
なにげに、スカイツリー未登頂なので知らないんですわ。

ロンドンで2番目に高いビルの約2倍なので視界が360度開けまくり。
東京やバンコク、香港みたいに高層ビルだらけの町を見慣れると
この抜けてる視界は凄まじく新鮮。

あの煙突のはピンクフロイドのジャケで有名なバターシ旧発電所。
再開発でお洒落スポットになるらしい。007でお馴染みのMI6も
写ってた、わかるかな?

さすが最近のビルだけあって、展望台に行くまでのアプローチも
お洒落で、色々デザインが凝られている。そして、雇用対策なのか
知らないけどとにかくスタッフが多い。

知らない町で高いとこに登るのは好き。
初日に位置関係を掴み、最終日に復習する。
今回は時間に余裕が無かったので、上から
ロンドンの名所の位置関係を頭に叩き込む。
夜景とかも見たかったなぁ。

殆ど高層ビルが無いロンドンで、唯一高層ビルが集まってるエリア。

シャンパンがグラスでいただける。このロケーションで
飲まないのは勿体無いと、ヘベレケに酔ってるくせにオーダー。

ここは、最上階は外に出れるでしょ。
テラス席あればシャンパン飲みながら
うつりゆくロンドンの夕暮れを眺めて
いられるのに。


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高いとこに登らない選択肢はありません。
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2014年05月08日
Great Queen Street Restaurant (LONDON)ガストロパブは舌鼓

イギリスはメシが不味いというのは本当か?
確かにイギリス料理として浮かぶものは、
フィッシュ&チップスくらい。あれだけ洗練された国で、
どうして食文化が育ってこなかったのかほんと不思議。
昨今は食もグローバル化が進んでいるので、今まで
食後進国だった地域も、どんどん美食化が進んでいる。
たとえば、一観光地にすぎないバリ島も、昔は味の濃い
ローカルフードやシーフードが中心だったのに、今では
洒落たフレンチも増えています。全体的に底上げも
されてるしね。

となれば、世界を代表する大都市でもあるロンドンの
食文化が急激に開花してもおかしくはない。
現に「ファット・ダック」のようなガストロノミックの
頂点のようなレストランも輩出しているし、
インド系の料理などは相当ウマいと聞いています。
そして、ロンドングルメのレベル底上げに大きく
貢献してるのが「ガストロパブ」と呼ばれるお店達。

酒呑むのがメインのパブとは異なり、きちんと
美味しい料理を出そうとするパブが増えてるんです。
日本だとブラッスリーとかビストロとか、だいたい
そんな感じかな。肩肘張らずに美味しいもの
食べようというスタンスなので、フレンチ風だったり
オーガニックを極めてたり、お店によって色々方向性は
あるみたい。

ボクラが行ったガストロパブは、SOHOエリア。フリーメイソンの
本部前に立つ「Great Queen Street Restaurant」。
ウッディーな店内は居心地いいけど、単にそれだけじゃなく
押し付けがましくない美意識が節々から伝わってくる。
食はフレンチ寄りのパブ料理とでもいうのかな。

前菜のイワシのフリットとか、リエットはビールに良く合うね。
メインのうずらや仔羊、イノシシの煮込みなどはたっぷりの
ボリューム感。
フランスやイタリアほどの「なんじゃこりゃ!」的な感動とまでは
いかないけど、食に対する真摯な姿勢も伝わってくるし、
断じて「イギリスはまずい」というようなレベルではない。
日常的にこうしたガストロパブの料理が食べられるのなら、
もはや「ロンドンの食はまずい」というのは都市伝説なんだと
感じましたね。

完全酔っ払ってますね、オレ。
ビールはもちろん、シードル、ワイン、ポート酒までありと、
お酒の楽しみ方が自由なのも好み。チーズやデザートも
美味しかったし、ここは安心しておススメできます。

Great Queen Street Restaurant
Great Queen Street, 32 Great Queen Street London
London WC2B 5AA
020 7242 0622
http://www.greatqueenstreetrestaurant.co.uk/

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
もっとロンドンの食を掘ってみたい。
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2014年05月03日
LIBERTY (LONDON)お洒落すぎるデパート

ロンドンっ子からも支持の高いお洒落デパート「LIBERT」、
センスが良くてオリジナリティが高い分、プライシングも強気。
ゆえに”おリバティ”と呼ばれることもあるんだとか。
メンズのオレは良く知らないけど、リバティ柄と言えばパッと
イメージが湧く人もいるんじゃないでしょうか?外観もこんなで
明らかにロンドンの町中で主張しています。でも、それを納得
させてしまっているわけなんで、どれだけそのセンスが支持され
続けてきたかわかるってもんです。

ここでも、やはりバーバーは存在感ありました。
男がビシッとキメる場所があるっていうのは
成熟した大人文化がある場所の条件だと思います。
メンズエステとはまた違った日常感、そういう肩肘
張らない場所がフツーにあるっていうのが真の大人街。

何に使うんだか良くわかりませんが、いろいろ洒落たもの並んでますね。

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
ロンドン在住のお洒落ピーポーも、とりあず
ここに来るのが最優先と言ってたくらいなので
今回はサッと様子見で終わっちゃいましたが、
次回はじっくり見たろうと思ってます。
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2014年04月30日
THE EAST INDIA COMPANY (LONDON)歴史の名を継ぐもの
EIC
なんの略だかわかりますか?
The East India Company 、教科書にも載ってました。
日本語で言うと「東インド会社」、色んな意味で歴史を作ってきたあの会社です。
ただ、一度会社は解散してるので、1600年設立のあの会社を継承してるわけじゃないんですね。
1978年に設立された会社で今はこんな感じで紅茶関連のアイテムを買うことが出来る。
歴史ヲタ的に、この名はなんとも不思議な気分。
現代に生まれ変わったEICはセンスのいい人向けの
お土産を買うのにちょうどいい。

紅茶はもちろん、香辛料をキカせたチョコレートも美味。
この紅茶セットとか、お土産もらったら絶対嬉しいと思うんだけど。

この紅茶はロイヤルフラッシュ(って名前だった気がする)。
かなりバカ売れとのことで、当家ももれなくお土産に仲間入り。

割れるのがコワくて買えなかったけど、これは欲しかった。

London Store Details
The East India Company,
7-8 Conduit Street,
London.
W1S 2XF.
map
『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
もうちょい歴史を振り返ってみたくなった。
↓ ↓
2014年04月28日
sketch (LONDON) トガってるカフェ。

なんだかロンドンって優等生な都市だと思ってたんだけど
それだけじゃないんですよね。
ビートルズを輩出したり、パンクな文化を生み出したり
カフェも、結構ぶっ飛んだとこあるんですね。
インテリアはボエムをもっとハリーポッタ数にした感じで、
それはそれで結構ヒップなんですが...。
一番ぶっ飛んだのはトイレ。このジュラシックパークに出てきそうな
卵型の物体、いったい何だと思います??????
レディガガは入ってません。

はい、なんとトイレなんですよね。
とても清潔なので気付きにくいんですが。
ただ、中に入ると荷物をかけるのは
困難なので大量の買い物中で紙袋が
多い時には気を付けて。
目印はこちら。


『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
旅は刺激に満ちてるから止められない
↓ ↓

2014年04月26日
Savile Row (LONDON)背広の語源のサヴィル・ロウ

顧客を抱え、王族も通う正真正銘の紳士のショッピングストリート。
一見さんではビスポークしてもらえないお店も結構あるという。

最初サヴィル・ロウは軍の関係者やその家族の居住場所でエリアんだけど、
1800年代に入ると紳士階級の間で服飾に関する興味が集まり始めた頃に、
やはりこの人、ジョージ・ブライアン・ブランメル先生がバーリントン地区の
仕立て屋を支援したのよ。

1846年には、バーリントンからほど近いサヴィルロウに、
仕立て屋としては最古のヘンリー・プールがオープン。
そこから150年紳士のファッションを支えてきたんですね。
ただ、地場産業的な古い慣習に飲まれてしまったのか、
2006年にはアルマーニのバッシングなどもあり、廃業する
テーラーが続出したとか。
↓ ↓

2014年04月23日
ペンハリガン (LONDON) ショッピングの哲学

バーリントン・アーケード(Burlington Arcade)内にある
英国王室御用達のフレグランスブランド『Penhaligon's(ペンハリガン)』
http://www.penhaligons.jp/
親から子へと受け継がれて使われる香水とも言われていて、
単なる消費財としての香水ではなく、人とのコミュニケーション
スタイルや、生きるスタンスそのものと深く関わっているフレグランス。

ここで是非トライして欲しいのが、スペシャリストによる香水の
プロファイリング。香りの好みや、なりたいイメージを伝えながら、
自分にマッチした香水を選んでもらえるサービスがあるのよ。
しかも無料! ただし、予約は必須だけどね。

ぼくらのプロファイリングを担当してくれたマダムマルタの言葉。
「予約なしに来られても、こちらが迎える準備がちゃんと出来ないから、
必ず予約はして来てください」。

きちんとお客さんと向き合って責任をもって商いをする真摯な言葉に
胸をうたれました。王室御用達だからというわけではなく、人と人の
コミュニケーションの根っこの部分を改めて気づかされた感じ。
こういうとこも、客人をもてなすために亭主が心の限りを尽くす
日本のお茶の文化に似てますよね。

ちなみに、ボクが選んでもらったのはENDYMION、
どんな香水がいいのと効かれた時に「爽やかで
ジャントルでセクシーな香りを」と言ったら、
「欲張りね」と大笑い。でも、その後はマジメに
モダンで大人の艶っぽさがあるこちらを選んでくれました。

写真を見せながら相談して、まりえの香水も選んでもらえた。
こういう体験を経て買ったおみやげは格別です。

Penhaligon's
16-17 Burlington Arcade London
020 7629 1416
http://www.penhaligons.jp/

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
買物にも紳士と淑女の美学が詰まっています
↓ ↓

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2014年04月20日
バーリントンアーケード (LONDON)格式のアーケード

王立芸術院横のアーケードで、王室御用達の格式ある店舗が並んでいる。
私設の警備員がいるというのも、このアーケードの特徴。
厳選された良店が並んでいるという印象。一店舗たりとも

アーケードの入口がLADUREEですからね。
外席あるのもいいね、まだ、ちょい寒かったけど。

こじんまりしたブティックなんだけど、
置いてあるものがいちいち選びぬかれてて気持ちいい。

アンティークウォッチが飾ってある店を見つけると
思わず足が止まってしまう。

こちらのSHOPはROLEXを中心にかなりの数のアンティークウォッチが
揃っている。価格も数百万円のがゴロゴロと。

GLOBE-TROTTERたちが並ぶショーウィンドウ。
奥の方に見えるアタッシュケースもカワイイっすね。

こちらは冬の制服、外套を羽織っています。


『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
正直、こっちの価格帯は”眺めてるだけ”的な
アイテムが多かったという印象ですね。
目の保養になるし、足を運ぶ価値は絶対に
ありますけど。ちなみに、この通りでは
『ペンハリガン』の香水を買いました。
詳しいことは、また別の機会に。
↓ ↓

2014年04月19日
ジャーミンストリート (LONDON)紳士の買い物道

ロンドンっ子や観光客であふれるピカデリー通りの一本裏手。
ここはシャツやネクタイ、靴などメンズの名店が並ぶ「ジャーミンストリート」。
これまでミラノやナポリ、パリなどでも買い物を愉しんできたけれど、
ここまで実用的な紳士アイテムが充実している通りは見たことがありません。

朝早めに来たので軽く眺めただけ。
夕方にゆっくり来ようと、めぼしい店をチェックしてみたものの
結局スケジュールが押し押しになって再訪できなかったエリア。
ロンドンでの最大の心残りは、このエリアでゆっくりと買物が
できなかったこと。マジでこの通りで1日つぶせます、オレ。

もちろん、モノにもよるんだけど、実用的でかつデザインの
秀逸な靴が思ったより安そう。アンティークのカフスとかも
充実してたし、色々小物も充実している。ディスプレイを
覗いただけの感覚なので、確信は持ててないけど多分世界の
どこより紳士にとっては買い物天国だと思う。

プリンスアーケードやピカデリーアーケードなど、
ジャーミンストリートとピカデリー通りをつなぐ
アーケードにも魅力的な店が軒を連ねている。

散財リスクの大きなゾーンですw
↓ ↓

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2014年04月14日
MANDALIN ORIENTAL HYDE PARK LONDON 紳士の宿

前にもちらっと書いたけど、ロンドンの拠点となった
マンダリンオリエンタルは、ハイドパーク沿いという
抜群のロケーション。
ハイドパークは、NYで言ったらセントラルパークみたいな
もんなのかな。ロンドンの中心部に位置する王立公園。
朝食時、ダイニングの窓からは公園内を行進する騎兵が
見れたりするのね。ロンドン初訪問のオレでも、ここが
相当ヤバいロケーションなんだということが容易に理解できた。

周囲はナイツブリッジといって、ハロッズをはじめとする
高級百貨店やブランドブティックが建ち並ぶロンドン屈指の
ショッピングエリア。ホテルのドアの向こう、目の前には
「ハーヴェイ・ニコルズ」。

Gentlemen's Clubだった建物で、
入口辺りとか当時のそのままの姿とのこと。

部屋は香港のマンダリンと比べるとクラシックなスタイル。
だが、ロンドンではそれがいい。窓の外にはバルコニーが
あるんだけど、今のご時世 出ることはできなかった。

単にクラシックなだけではなく、モダンさと融合しているのも魅力。
ロンドンでは、プール付きのホテルって殆ど無いんだけど、ここ
マンダリンは地下にプールがあるんです。このプールがオープン
したての時に行ったんで、ほぼ貸切状態。写真で見る通り、ここ
ほんと艶度高いんすよ。ブレックファーストの前にプールとサウナを
愉しむとか、まさに紳士の朝の嗜み。

address 66 Knightsbridge, London, SW1X 7LA, United Kingdom
telephone +44 (0) 20 7201 3616
facsimile + 44 (0) 20 7201 3701
email jmcdevitt@mohg.com
website www.mandarinoriental.com/
紳士のエレガンスを感じるホテルです。
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2014年04月12日
マーメイド・イン (ライ)カントリーサイドのアンティークホテル

1156年に創業した老舗旅籠の「マーメイド・イン」、
今の建物は築600年ということで、かなりのアンティークっぷり。
中に入ると足元がミシミシ音するなんてかわいいもんで、
一部では木の床が水平とれていなかったりとか、
近代建築では味わえないアナログ感が満載。
幽霊が出ることでも有名らしい。
熊本城にも清正が築城した櫓(築400年)が残ってたけど、
柱のアンシンメトリーさとか、木の艶加減とか、壮大な
歴史を重ねてきた建造物だけが出せる独特のオーラが
共通してました。

ダイニングをはじめ宿の内部は雰囲気ありまくり。
オーナーのジュディスさんがアツく宿をプレゼン
テーションしてくれます。

朝食はクラシックなスタイルのイングリッシュブレックファーストを。
ブーダン・ノワール(イギリスではなんていうか謎)や、ソーセージに
ボイルしたトマトや目玉焼きが乗っている。

他のメンバーは、エッグ・ベネディクトや、燻製の魚にソースが
かかったトラディショナル料理(名前は忘れた)食べてましたね。
なにげにカントリーサイドらしく、ヨーグルトが極ウマだったことに驚いた。

密輸事業者でこの街が栄えていた頃は、筋金入りのスマグラーが
入り浸っていたというこの宿。部屋には隠し扉があったりと、
男心をソソります。

こちらの古い暖炉は迫力あります。
ちなみに、暖炉に頭をつっこんで煙突の上の方をみあげると、
煙突の途中にも秘密の物入れがあったりと、あちこちに
密輸時代の歴史の跡が残っている。ちなみに、オーナーの
ジュディスさんは10代でバイトに入って、そこから今の
オーナーになったんだとか。凄腕です!!

イギリス国内でも有数の美しい坂と言われるマーメイドストリート沿い。
しかも最上部の絶景ポジションという最強のロケーション。
さすが多くのセレブリティたちが宿泊したという老舗宿。
宿の入口には、過去に宿泊したセレブの写真が飾ってあって
ブラッド・ピットやアンディ・ガルシアの写真があったのを
覚えている。エリザベス女王もお泊りになったとか。

Marmaid Inn
Mermaid Street, Rye, East Sussex TN31 7EY
電話番号 01797 223065
http://www.mermaidinn.com/
イギリスで最初に訪れた町がロンドンでは無く
ライの町というところが、尚更お洒落。
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2014年04月09日
イギリス南東部 海沿いの街「ライ(RYE)」へ
香港から深夜に移動し、朝6:00前にはロンドン ヒースロー空港の外へと
出ることが出来たので、ホテルのチェックインまではイギリスの田舎町を
探索することに。
朝焼けの空を眺めながらロンドンの町とは逆方向へ車を飛ばす。
朝もやが大地から立ちのぼる優雅な田園風景は映画のよう。
牧場と思われるキレイに整備された草原の中を高速で南下していく。
田舎の景色とはいっても日本より優雅で、イタリアのトスカーナ地方とは
また趣は異なるけど、とにかく洗練されててお洒落なんすよ。

空港から2時間弱、目的地の「ライ」に到着。
石畳の急坂が雰囲気あって、貴族の別荘地として昔から栄えてたの?
と思ったら、むしろ逆で18世紀に密輸業者(スマグラー)の溜まり場として
悪の巣窟的な栄え方をしていたらしい。想像だけど、アルカポネ的な感じかな。

TOPの写真がこの町で一番フォトジェニックと言われている「マーメードストリート」、
15,6世紀に建てられた古い家並みが並び、坂の向こうには美しい丘陵地帯が
広がっている。
朝食は、この町でセレブ御用達となっている「マーメード・イン」へ。
入口にはアンディ・ガルシア、ジュニー・デップをはじめ、ここに宿泊
したセレブ達の写真が飾ってあります。朝食はここでいただきましたが、
詳しくはまた次回。

食後は、いよいよ町を散策。
家は古くても手入れが行き届いているので、街全体がとても
こざっぱりしていて、雰囲気も明るい。

町のハズレには13世紀に建造された要塞が。
ここは崖の上のため、見晴らしがよく気分も爽快に。

しっかり日光を浴びて町の中心部に戻ります。
古いポンプがあったり、かわいいショップを横目で
眺めながらセントメアリー教会へ。


ここは、時計台の上まで登れるので、高いとこ好きなオレは
勇んで狭い階段を登っていきます。フィレンツェのドゥオモとか
シエナの時計台とか、パリ モンマルトルのサクレ・クール寺院と
比べれば、昇るのもなんてことないレベル。わりとヨユー

それでいて、ヒルトップの立地を活かした景色は中々のモノで
茶色い屋根が並ぶ古い町並みは趣あるし、町の周囲に広がる
丘陵や、緑の草原(湿原?)は、見ていてかなり清々しい。


ここは、もっとゆっくりボーっとしてても良かったかも。
遠くに海も見えたし、天気もよく気持ちよかたんで。
にしても、イメージしていたイギリスという国と、
いい意味で大きなギャップ。
カントリーサイドがここまで洗練されてるとはね、
イングランドの底力に、のっけから魅せられました。


『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
人生MAXデブを更新中、ほんとヤバい。
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2014年04月07日
紳士道は倫敦にありと見つけたり(香港+LONDON)

香港に続いて、向かった先はイングランド。
半日ほどカントリーサイドも回ってきたけど、
殆どの時間は倫敦(ロンドン)で過ごしてました。

細かなレポは、後から書くつもりだけど、
わずか3日の滞在で強く感じた印象は、
実にエレガントな街だなということ。

イングランドの紳士道というのは、
ちょっと堅苦しくて、自分のスタイルには
合わないかなって先入観があったんです。

お洒落で女性的な国「フランス」
陽気で艶っぽい男性の国「イタリア」
正直、ファッションといえば
この二カ国だと思ってました

でも、10年後の50代の自分をイメージした時に、
今のボクに必要なのはエレガンスと紳士道だと
改めで気付かされたんですよね。
それくらいいい意味での普遍性があって、
イタリアのギラギラした色気とは異なる、
凛とした艶っていうものの存在を感じたんです。
日本人、特にメンズにはかなり馴染みやすい印象でしたね。

ロンドンの紳士道はロイヤル気質とでも言うのかな、
ボクの感覚的にも武士道に近いものがありました。
「オレが主役」という自己主張よりも、なにか信ずるものが
あって、それに対して各人が誇りを持って役割を果たしている感じ。
印象的だったのは王室御用達の香水店
「ペンハリガン」での、マダムマルタの言葉。
「我々の香水の目指す姿は、大勢の中で圧倒的に
目立つためのものでなく、さりげなく品のある
印象を残すためのものなんです」、と。
このスタンスにイギリスらしいお洒落道を感じたんすよ。
自己主張派のオレが言うのもなんだけど、めっちゃ共感できたのね。
それに「ペンハリガン」で感じた印象って、ここだけじゃなく その後
ロンドンのあちこちで遭遇したし。

日本だと京都で強く感じるんだけど、エレガントさを保ってる町には、
お金や効率よりも優先されるものがきちんと存在してるんだよね。
あと、大人と子供の間に越えられない境界線がくっきり引いてあるんです。
日本語の”背広”の語源になったとも言われている「サヴィル・ロウ」も、
一見さんではビスポークが出来ないテーラーが並んでいる。このお金で
全てが手に入るわけじゃないっていう価値観を、日本、というか東京が
失ってしまったことが、”TOKYO”からエレガンスさを奪ってしまった
大きな理由だと思う。ま、その代わり違う魅力も手に入れてるから、
トレードオフっちゃトレードオフなんだけど。

ロンドンっ子から絶大な支持を受け続けているデパート”リバティ”。
日本では圧倒的な強さを誇る伊勢丹 新宿店も、この空間と比べると
どうしても色気が100倍くらい落ちる。比べるベクトルが違うとは
わかってるけど、外から見ると日本の欠けてる部分がよく見える。

こちら「リバティ」にあるバーバーっす。床屋がカッコいい国って
男たち、いやオヤジ達がカッコいい国だと思うんです。日本にも、
こんなバーバーが増えてくれないかな。

色んなジャンルで生態系の最上層に君臨するイングランド、
ただ、食事は…って声を良く聞きます。
そんなマズいものには出逢わなかったけど、確かにイギリス料理と
聞かれてイメージできるガストロノミックな料理は無いし、
イタリアやフランスのような強烈な印象は残らなかったかも。
ただ、ガストロパブでは、比較的手頃な価格でビストロっぽい
料理を美味しく食べること出来たし、インド料理などは
かなりのレベルとも聞いている。マンダリンの朝食は、
そりゃ美味しかったけど、それがロンドンの食を測る
ものさしになるかと言うと、ちと違うと思うし。
次回、しっかり町の味を試してみたいな。

カントリーサイドも、やけに洗練されていて
田舎 ≒ 垢抜けないみたいな法則は、ここでは
全くあてはまりませんでした。

ロンドンの拠点もマンダリンオリエンタル、ハイドパーク沿いという
凄まじい好立地。元々がGentleman's Clubという紳士中の紳士スポット。
今はまだ、思い描く紳士には程遠いけど、いつかここに似合うように
なってみます。そういうストレッチな目標を持つことが、人生を張りの
あるものにしてくれるんでね。

address 66 Knightsbridge, London, SW1X 7LA, United Kingdom
website www.mandarinoriental.com/
男の買物としては、少なくともパリよりは楽しいし、
ナポリと違って英語通じるし、ミラノよりもメンズの
店の数が多い気がする。日本ではそこまで知られて
ない気がするけど海外で紳士物買うならロンドンが
最強だと思うよ、マジで。
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2014年04月03日
フルフラットでロンドンへ (CATHAY PACIFIC)

短期旅の長距離フライトは、ビジネスクラスのフルフラットが
ほんと翌日に効いてきます。香港ーロンドンは、深夜に飛んで
フライトは12時間程度。翌朝早朝にロンドン着くから、寝て
過ごしてたら、翌日違和感なく動けます。
この時間帯に動けると、時差とかあんまし関係ないので
覚えておくといいですね!普段の睡眠時間の2倍以上
寝てる感じなので、ロンドンついたらその場でTOPGEAR。
しかも、羽田-香港よりも新しい最新のビジネスクラスシート
だったので、微妙なとこで更に快適。
座席のリクライニングが、もっとやりやすくなってたりとか、
USBコネクターがついてたりとか、連れがいる方なら、
隣とのコミュニケーションもとりやすくなっている。

TVモニターの位置も食事の補助テーブルに干渉しないので、
CAさんが食事のあげさげをする際でも、邪魔されること無く
映画を見続けていられるのよ。
そして、シャンパーニュはビルカール・サルモン!
切味と洗練された酸味が好きなブラン・ド・ブラン。
ディナーでも、ラウンジでも、ここでもシャンパーニュ。
シャンパーニュに酔ってロンドン行きって、楽園以外の
ナニモノでもありません。

ディナーはしっかり食べたし、空港のラウンジで担々麺まで
食べていたにも関わらず、何故か機内食まで食べてるオレ。
フライトしてしばらくオチてたせいか、胃がリセットされてみたいで。
”ライオンヘッド”っていうボリューム感満載のミートボールです。


『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
短い旅で時間を最大限に活かすため、ビジネスクラスを
活用するってのはスマートなオトナの選択肢。
ま、中々普段はそうもいかないけどね 笑
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2014年04月02日
THE WING (香港)キャセイラウンジでフライト前のシャンパーニュ

キャセイパシフィックのお膝元だけあって、香港の空港ビジネスクラス
ラウンジは、カフェかホテルと錯覚するような洗練された空間。

空港はデカイので、ひとくちにラウンジっていっても5,6個あるのよ。
香港-ロンドンのフライト前に使ったのは、THE WINGっていうのは旗艦ラウンジ。
ここのウリはなんといっても20m以上ある大理石の「ザ・ロングバー」、

滑走路の夜景を眺めながらシャンパーニュ飲めるって、こりゃ年齢を問わず
全ての男子達がキュンキュンしちゃう永遠の浪漫です。

や、マジでこの環境でシャンパーニュはウマい。

ディナー食べたばっかだし、機内食も出るんじゃね?と思いつつも、
箸が伸びてしまったのが空港名物担々麺。ザ・ヌードルバーなんて
飛び道具があるって聞いたら、そりゃ「ひと口だけでも...」って
頼んじゃいますって。

ちなみに、ディナー後の深夜の入口だったので、ヘビーな担々麺
よりも、すっきりとした雲呑麺にすべきだったなと、軽く後悔。
オッサンの腹にはダイレクトに肉の地層が重なりますわ
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2014年03月31日
紳士道を磨く旅(香港+LONDON)香港編
時間軸は前後するけど、今のうちに香港+ロンドン旅のこと、
一回全体を俯瞰してまとめてみたいなと思います。
ディティールのレポが先行してて、本質的なこと
書けてないかなーとも感じてたんで。
40代のメンズにとって、言うなれば
今回の旅は『紳士道を磨く旅』でした。

ラグジュアリーなホテルに滞在したり、ガストロノミーを堪能したり、
ビジネスクラスで移動自体を愉しんだり....と。これらは勿論それ自体
価値のあることではあるんだけど、あくまで手段であって本当の目的は
別のところにあるとボクは考えています。贅沢って、それ自体を目的と
すると品がなくなるけど、それを手段と捉えて活用することが出来れば、
人間力を蓄積することができる便利なツールだって考えているので。

”旅人”には、それぞれが旅に対する想いや目的ってものがあって、
宿や移動手段をその目的に応じて最適に組み合わせ自分の型に
創っていく。それこそが旅の醍醐味。
例えば、ボクが去年の夏に回った沖縄離島旅は『離島遊びの達人に
出逢って島遊びを学ぶ』ことが旅の一番の楽しみ方だと考えてたので、
そういう時は別にビジネスクラスに乗る必要もないし、竹富島なのに
港区価格という島の生態系とは別世界の「星のや 竹富島」に泊まる
必要はないんです。
こういう時の移動はチャリだったり、レンタカーも相乗りしたり、
宿に至っては一泊3000円のゲストハウスがベストの選択だったり
するわけで。だってカチューシャ代わりに安い白のデカサングラスを
頭にのせて、短パンTシャツで異様に黒いラフなヤツがですよ、
”ラグジュアリーだよねー”なんて言っても似合いませんから(笑)

翻って、今回の旅を振り返ってみると本当に良く設計されてたなぁって思う。
単に贅沢なアイテムを並べているだけでなく、しっかりと目的・手段がクリアに
なってたんすよね、だから余計に心地いい。しかも男性・女性と混合のメンバーながら、
その両方が満足できる流れをつくりあげちゃうという見事なコーディネーション。
そりゃ、英国政府観光庁とキャセイパシフィック、マンダリンオリエンタルの
コラボレーションですから、オレみたいな素人がそれを評価すること自体
分をわきまえてないって話です(笑)

改めて言うと、この旅は香港2日とイングランド3日間という短期間の中で、
相当濃いコンテンツを詰めあわせているというかなりタイトな構成。
香港の初日はマンダリンオリエンタル香港をしっかりと魅せようという
コンセプト。したがって、あの空気感にスッと入っていくには、やはり
ビジネスクラスというのがスンナリ馴染むし、現地での時間を充実させる
ためのファストパス的サービスも、必然の選択肢なわけです。
こうしてお膳立てが整ったところで、ホテルのインスペクションが
始まるわけなんですが、これまでの流れを軽く飲み込むくらい
凄んごく紳士なコンテンツが目白押し。さすが50年前にマンダリン
ホテルが発祥した誕生の地。フラッグシップとしてのプライドというか、
ここまでのグループに成長させたセンスの素晴らしさや、
卓越したフィロソフィーをしっかりと感じることが出来ました。

これまでも何度かマンダリンオリエンタル香港には来ていて、知人が
泊まっている時に部屋にも遊びに行ったことあったし、広東料理の
「マンワー」やスパにも来たことがあって「キャプテンズバー」に
至っては3回以上訪問してた気がします。

でもね、このホテル、まだまだ掘り下げる場所いっぱいあったのよ。
特に”紳士道”という視点から見ると、これほどまでに深い場所だったのか…
って、今までの素通りじゃまったく気づいていませんでした。

●マンダリンオリエンタル香港
Address 5 Connaught Road, Central, Hong Kong
Website http://www.mandarinoriental.com/hongkong/
特に紳士ポイントに刺さったところ、いくつかあげてみますね。
↓ ↓

2014年03月29日
鴻星海鮮酒家(香港)動物飲茶との遭遇

香港ではガストロノミックな食事ばかりを食べてた
わけではなく「鴻星海鮮酒家 セントラル店」で、
動物飲茶なんかも楽しんだりしてみました。

飲茶ももちろん大好きで、これまではミシュランを取ってる
利苑酒家の北角店で飲茶したり、世界最強の北京ダックで
有名な欣圖軒(ヤントンヒン)で飲茶したりとか、ワリと
ストイックに攻めていきたので、変化球系はかなり新鮮。
ゆるキャラとか特に日本でも興味ない派なので、
デフォルメされたふぐやサメが出てきても、正直
なんにも反応できなくてゴメンなさい 笑

「えーっと、飲茶が動物であるところのどこに
悦びを見い出せばいいんだ、オレ…(汗)」と
女性陣が歓声をあげるなか、完全に空気から
取り残されておりました。

案外リアルでシュールだったタツノオトシゴが、
思いのほか惹かれましたけどね。

なにより感動したのが、特に動物アレンジされてない
濃厚なエビの風味のプリプリした飲茶。あれは香港らしい
味わいで、わざわざ食べに行った甲斐があります。

変なとこ堅物でつまらない男で恐縮ですが、
子供や女子連れの際には、覚えておくと
いいお店ではないでしょうか。

『キャセイパシフィック航空で行く香港+LONDON』
英国政府観光庁、キャセイパシフィック、マンダリンオリエンタル
新しい体験は、基本なんでもWelcome!
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2014年03月28日
女心を掴むホテル (香港)マンダリンオリエンタル香港

いくつ歳を重ねても、一向に”女心”は読めるように
なりませんが、さすがにこのホテルが女性陣の心を
鷲掴みにしてるってくらいのことは気づきます。
視覚と味覚で愉しませるショコラティエ、
エレガントでありながら艶やかなスパ、
逸品を取り揃えたトリートメントルーム。
そして映画のセットのような洒落たプールに、
どこまでもラグジュアリー気分を昂ぶらせて
くれるスイートルーム....

オッサンのボクですら、ドキドキするような
仕掛けなんで、そりゃ女性陣はキュンキュン
しちゃうんじゃないでしょうか。

この風格あるロビーは、男性好きするだけなのかなと
思いきや女性からも好感度高いですよね。以前(2007年)、
香港に来た時も、まりえからここで写真撮ってと頼まれたし。

ショコラティエに至っては、もはやズルいです 笑
このヴァイオリンもチョコレートで出来ています。

このスイートルームのバスタブは反則じゃないっすか? 笑

男性にはバーバーがありましたが、女性には
白ベースの明るい内装のトリートメントルームが。

男のボクには、この宝の山の価値はわかりませんが、
きっと見る人が見れば溜め息もんなんでしょう。

●マンダリンオリエンタル香港
Address 5 Connaught Road, Central, Hong Kong
Website http://www.mandarinoriental.com/hongkong/
もうちょい”女心”の勉強続けてみました。
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2014年03月27日
香港 街歩き

香港でランチからディナーの間、5時間ほど自由に動くことが出来た。
そのくらいの時間だと、あまり欲張っても不完全燃焼になってしまうので、
「外で酒飲んで、後はぷらぷらしてよう」、その程度のことだけ決めて、
あとは自分の中から沸き上がってくる声を聞いてみた。

起点はセントラル(中環)だったので、まず浮かんだのはARMANIの
テラスBAR、入口まで向かうも夕方からOPENとのことでアウト。
スターフェリー乗りたいし、海見ながらテラス席ってあったっけ?と
尖沙咀に向かってみた。こちらは海沿いの遊歩道はあっても、
そこにはオープンテラスのレストランが殆ど無いんすね。
(もっと高層階のテラス席では昼酒出来たみたいですが)

本意ではなかったけど室内から香港島の夜景がパノラミックに
見えるラウンジでビールを一杯飲んでたら、友人からSOHOなら
日曜でも昼からテラス酒デキるぜとメッセが来たので、のんびりと
SOHOに向かう。

SOHOへは、セントラルからヒルサイドエスカレーターを乗り継ぎつつ
向かうことができる。地図ではイマイチどこだかわからずに向かったけど、
このエスカレーターに乗っていれば、自然と左右にオープンエアの
それっぽいレストランが現れるので、行ってしまえば迷うことはない。

SOHOで飲んでふらふらしてたら、そこそこいい時間に。

やっとインフルエンザから復活。
ただ、しばらく寝たきりで酒も絶っていたので
今、ちょっと酒入るだけでオチまくり。
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2014年03月25日
マンダリンオリエンタル香港 (香港) 男も悦ぶ紳士ホテル

50年前に「マンダリン香港 」として誕生し、
「ザ・オリエンタル・バンコク」を買収後、
アジアを代表する高級ホテルチェーンとして
成長を続けてきた『マンダリンオリエンタル』。
香港は生誕の地でもあり、フラッグシップでも
あるため、レストランは勿論、客室やサービスなど
細かなところまでフィロソフィーがいき届いている。
部屋はクラシックとモダンがいい具合に寄り添ってるとこが好み。
トップの写真みたくベッドあたりはクラシカルな雰囲気にまとめて
あるけど、水回りは一気にモノトーンの世界で形成されていたりする。
中央に写ってるの鏡なんだけどさ、そこにTVモニターが埋まってたり
するトコとか、結構予想外じゃない? 女性が喜びそうなだけじゃなく
男子心もくすぐられる空間です。

部屋の窓からは湾越しに九龍方面が。
夜のライトアップやショーも部屋から見ることが出来る。

チェックイン時に「お茶はいかがですか?」と聞かれたので
お願いしたら、なんと籐で編んだ入れ物とともに運ばれてきた。
こういうのめちゃくちゃカワイイんですけど。
ただでさえ、部屋の雰囲気が抜群なのに、こんな
サービス盛ってこられたら、益々惚れちまうわ。

ベッドの奥、窓際にカウチが見えるでしょ。

移動から開放されて一人になった瞬間ここで体を伸ばし、
お茶を啜りながら、外の景色をぼーっと眺めるんですよ。

もちろん外靴は脱ぎ捨てて室内履きに履き替えて。
ここは、日本の文化も融合させてみようと西陣織の
トラベルスリッパを持参してみました。いい艶だよねぇ。

旅先のホテルでは圧倒的な高揚感と同時に、
絶対的な信頼感も求められる。ここで心と体に
良質な癒しをもらえるからこそ、刺激的な外の
時間へと戻って行くことが出来る。

マンダリンオリエンタル香港は、クオリティの高いショコラティエが
入っているので、軽い気持ちで口にすると思わずカウンターを喰らう
ことになる。勿論、いい意味でのサプライズなんだけど 笑

部屋の装備で嬉しかったのがスチームアイロンが常設されてたこと。
短時間とはいえジャケットは皺になりやすいので、ワンタッチで
使いやすいこのスチームアイロンが ほんと助かった。

あと、機能的で嬉しかった点をもう一点。
ドアのすぐ近くに荷物置き場のスペースが設置してあるのね。
GLOBE-TROTTERはこういうところに向いてるのよ。
両サイドをガバって開くタイプのスーツケースは
この手の台の上で荷物開きにくいけど、こういう
タイプのトランクなら。この台の上がそのまま収納になる。

●マンダリンオリエンタル香港
Address 5 Connaught Road, Central, Hong Kong
Website http://www.mandarinoriental.com/hongkong/
女性好みのホテルは多いけど、男心もつかめる
ホテルって中々貴重ですよ。その本領を発揮しする
このホテルの紳士っぷりは、実は部屋の外にこそ
たくさん用意されているんだけど。それはまた
別のレポで報告します。乞うご期待!
↓ ↓

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2014年03月23日
マンダリン的ファストパス (香港)
前フリしてたヤツを今日は紹介しちゃいます。気分的はTDLのファストパス

ホテル側のサービスなんだけど、なんと飛行機を降りたところで
名札をもった専門のスタッフが待機していて、あとは空港のカートで
入国審査までひとっぱしり。規模のデカい香港の空港だと、
この時間の節約具合はかなりのもの。こういう乗り物にメンズは
弱いので無駄にハシャイでますなオレ。

荷物もバゲッジクレームタグを渡しておくと、
あとはピックアップして運んでくれるのね。
とは言っても、彼らはエスパーじゃないので、
ターンテーブルで荷物が来たら、さすがに
「これだよ」ということは告げるけどw
元ミュージシャンだったというオッチャンと
おしゃべりしながら外に出ます。

したら、今度はマンダリンオリエンタルの刻印が入った
黒塗りのメルセデスが待ち構えているじゃないっすか。
恐るべき連携プレイ。SATCの映画かと思ったよ。

あまりにもスムースなので体感時間はわずか5分程度。
実際はもっとかかっているんだろうけど、それくらい
ストレスが無いってことね。

この演出は自然に昂ぶります。ハネムーナーとか、
両親へのお祝い旅行とか、あとは相手からの好感度
あげたいメンズも覚えておくといい技ですね。
もちろんビジネスシーンでも使えるし。

そして、空港から30分。
全く自分の荷物に触れること無くホテルに到着。

本来、オレのGLOBE−TROTTERのバックは、こうやって
扱われるべきものだったのね と妙に納得。

Address 5 Connaught Road, Central, Hong Kong
Website http://www.mandarinoriental.com/hongkong/
ラグジュアリーホテルは、空港についたトコから差異化はかって
来る時代なんですよね。時間を有効に使いたいときは、こういう
サービスをうまく活用して旅を愉しみたいね。