東北2014_7月
2016年09月29日
小舟渡 (八戸)うに丼と葦毛崎展望台と種差海岸
このブログは、2年くらいの時差なんてザラですが、そろそろこちらは書き終えましょう。2014年の夏に行ったレストラン列車「東北EMOTION」と八戸美食巡りの記録です。
最終日のランチで「フェザント」で鯖ピザと雲丹パスタに痺れたあと、ちょいと海まで出てみたんです。なんか海に突き出た建物があるぞ?と偵察してみたら、『小舟渡』という磯料理のレストラン。

ランチ食べたばっかだけど、ウニ丼ならイケる!ということでお店に入ったら大行列で30分の待ち時間。逆に腹ごなしにはちょうどいい時間ということで、そのあたりを散策しながら時間をつぶしてました。


周囲はかなり美景スポットで、ここから食後に葦毛崎展望台まで歩いたけど、その中でも印象的な美しさ。

お店に戻るとすぐにテーブルに通されてうに丼を。真横が海というこれでもかというくらいのシーフロントなロケーション。多分、満潮だともっと海が近いんでしょう。

馬糞生ウニ丼が3000円、紫生ウニ丼が2800円。このクオリティならオトクとしか思えない。ただし、生ウニは5/15〜8/末なので要注意。もっと早く書けよって?、うん、オレもそう思うわ(笑)

連れのフォーリンデブはっしーは、更に名物料理の磯ラーメン食べてました、さすがプロ。

海席料理処 小舟渡
0178-33-3824
住所 青森県八戸市鮫町小舟渡平10
http://www.kofunato.co.jp/
食後は更にカントリーサイドを掘り下げてました。
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2016年07月13日
フェザント (八戸)鯖のピザに出会った

八戸の中心部から、車で5kmくらいでしょうか。パワースポットやうみねこの繁殖地として有名な蕪島の近くにある「ガーデンレストラン・フェザント」

ここは、うにパスタと、鯖のピザが有名とのことでランチに寄ってみたんす。
天気が良ければ、やはり外席がきもちいい。海の近くではあるものの、シービューではありません。

八戸の特産物でもある鯖のピザがやはり美味。このクサさはたまらん。ナポリピッツアのようなふかもち生地ではなく、パンタイプの生地というのも、この味にはあってる気がする。鯖の主張がダイレクトに伝わってくる。
生うにのパスタは、うにがズッしり盛られてて、しっかりと麺に絡めて食べることが出来る。

実は、ここから徒歩圏内にシーフロントの「小舟渡食堂」があるということが判明し、フェザントではシグニチャーメニューのみをいただいて、早々に退散してしまいました。

ガーデンレストラン・フェザント
0178-32-3557
青森県八戸市鮫町小舟渡平3-4
ガーデンシートは気持ちいいので、のんびりランチに向いてます。
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2016年03月14日
サバの駅 (八戸)前沖さばって知ってます?
日本の鯖漁場の最北端って八戸なんですね。
八戸前沖では秋になると海水温が急激に下がるうえに、
餌が豊富にあるから、美味しさのの決め手となる
EPA・DHA(不飽和脂肪酸を含む粗脂肪分)を蓄え
やすいんだそうで。
この脂ののった鯖はブランド化されていて
”八戸前沖さば” って言うんです。
この前沖さばの専門店が「サバの駅」。
八戸の中心街にある地元でも人気店。

ボクラが普段目にしている鯖料理に加えて、
鯖の串焼きとかづけとかつくねとか、
面白そうなメニューも並んでいます。

鯖だけでも走り続けられるけど、その間に
海鮮丼的なアイテムも挟みこむことで、
より鯖の長距離走を愉しむことができる。

訪れたのは鯖のピークシーズンでは無かったけど、
夏でこの味わいなら、旬の頃はどんな味わいになるんだろ。

最近は、地方の地元人気店が面白い。

サバの駅
0178-24-3839
青森県八戸市六日町12 大松ビル 1F
http://www.hachinohe-sabanoeki.com/
サバの駅 (魚介・海鮮料理 / 本八戸駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
今年も国内飛び回ります。
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2015年09月20日
青森屋 (三沢)星野リゾートだけに高すぎる
外資系ホテルが日本におけるラグジュアリーなカテゴリーを独占し、
殆どの国内ホテル勢がその下っていう位置づけになってしまった昨今、
帝国ホテルやパレスホテルといった老舗ホテル以外で、唯一といっても
いいくらい、独自のブランディングに成功しているホテルグループ「星のや」
軽井沢といい京都といい竹富島といい、見事にその土地らしい
ラグジュアリーな空気感を形成していて、スゲーなって印象は
もっていたんです。
ただね、勉強になりました。
星野リゾートに「星のや」気分を持ち込んじゃうと、
期待値との落差が半端ねーなと。
八戸から更に奥まった三沢、しかも駅からかなり
離れた山の中で、2食付きで2.5万円/泊。
そりゃ、それなりの期待感もっちゃいますよね。
まずタクシーで駅から向かう途中から、
「アレレ...、まさかこの古い建物?」って
イヤな予感が走ります。
あとで調べて知ったんだけど
「古牧第1〜第4グランドホテル」っていう
1970年代に開発されたホテルで、1980年代に
全盛を誇ったというから、伊東のサンハトヤ的な
ポジションだったんだろうと思います。

で、バブル後に経営破綻して、ゴールドマン・サックスが
買い取り、星のリゾートが再建したらしいです。
なので、サービスとか頑張ってるのは伝わってきます。
レセプションあたりとかモダンな雰囲気取り入れてるし。

とはいえ、フロント周辺以外は、ファミリー向けで洒落た感じは
殆ど無いし、部屋もリノベで多少は雰囲気出してるけど、2.5万円の
対価に見合うかというと、かなり首をかしげてしまいます。

料理もバイキングだけど、八戸市内のレストランなら
もっとローカルのものが食べられて、格段に安いしなぁ...

とはいえ、凄く人気があるホテルなので、ある層には
きっと刺さるんだと思うんです。それこそ子連れのファミリーとか。

1人で1部屋だから多少高めで2.5万円/泊だけど、2人なら少し
ディスカウントされて4万円/泊くらいで泊まれるみたい。
でも、都内ですら4万円っていったら帝国ホテルやウェスティン
くらいなら、お釣りくる価格帯だからね。正直、自分には
ピンとこなかったです。

敷地自体はかなり広くて、港区にあった渋沢邸が移築されてたり。
だから、なんだ...って話なんだけど。

能舞台やデカい池もあるけど、世界観として高い付加価値を
つけてるかっていわれても、ただ建物が配置してあるだけでは、
ボク程度の美意識では、全く奮い立つものもなく...

こういう、雰囲気ある建物が一体化してリゾートの価値を
作ってるなら、多少は納得行くものがあるのかも
しれないですが、個別にただそこにあるだけでは、
どう自分の中で咀嚼していいのか、さっぱりわからず。

夏のピークシーズンだったので、八戸市内のボッろいビジネスホテルですら
結構な値段がしたので、需給バランス的には、きっとアリなんだと思います。

この時は、直前で紹介されたのでここに泊まることに
なったんですが、次回自分で選ぶとしたら八戸市内の
ビジホ泊まって、美味しい地のものが食べられる
レストランをハシゴしますね。ほんとは、どっか
海の方に民宿でもあれば、そっち泊まりたいんだけど
情報がネットでもあんま拾えないんだよなぁ。

種差海岸のこういう旅館とか気になる!
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kyah2004 at 02:48|この記事のURL│Comments(2)
2015年04月18日
11年目の結婚記念日
まりえが覚えているかどうか謎だけど、
今日は11年目の結婚記念日。
昨年は、友人らに協力してもらって
京都で記念に残る10周年目結婚式を
あげることができた。
それに一生モノのの時計もプレゼント
できたというわけで、今年はもっといかした
旦那になるべく紳士道を磨く旅に出させて
もらっています。
日本の価値観だけでは見えないものが世界にはあるし、
今しか経験を積めない時間というものがある。

夫婦って依存しあう部分がもちろんベースにあっていいんだけど、
当家はお互いが相手を刺激できるよう、可能な限り自由でありたい
とも思っています。その方が感謝も自然と湧いてくるし。

とまぁ、周囲からは「好き勝手やり過ぎだ」と言われるくらいの
放牧をさせてもらっているのも、ほんとまりえの理解があるからで、
これからの一年も感謝しながらまた全力で走り抜けるつもり。

まだまだ、なりたい自分には程遠いし、というかそもそも
ゴールの姿すら明確になっていない。

まずは、こんな湖水地方のカントリーホテルで、
のんびりした時間をエスコートできるように
がんばります。

そんな感じで皆さん、この一年も当家をよろしくです。
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2015年02月16日
みなと食堂 (八戸)至極の海鮮丼
瀟洒なグルメ列車『東北EMOTION』に乗るために訪れた八戸。
八食センターで七厘のあさごはん後に、そのまま向かったのが
本八戸にある海鮮丼の『みなと食堂』。シグニチャーメニューの
平目の漬け丼は見目麗しく、天然の生うに丼に至っては凄烈な
オーラを放っている。

せんべい汁ってのも地元の味らしく。

海鮮丼もいただいたけど、この店はうに丼とかヒラメ丼とか、
しっかりとターゲットを絞ったほうが、より魅力の深淵に
辿り着けると思います。削ぎ落とす勇気、これが凡夫なオレ
には、中々出来ないことなんだけど 笑

いやいや、これは30分くらい待った甲斐がありましたね。
ちなみに、駅近だけど電車は1時間に1本とか当たり前なので
帰り時間逆算しながら食べるといいかも。

みなと食堂
0178-35-2295
青森県八戸市大字湊町字久保45-1
知床以来の海鮮丼の感動かも。
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2014年10月20日
八食センター (八戸)市場の魚を七厘で即食!
水揚げされたばかりの新鮮魚介類や乾物や珍味など八戸名物が
勢揃いしている「八食センター」。全長170mの室内ストリートに
約60店舗が軒を連ねるデカ市場。そこで買ったものを七厘で
焼いて食べられる「七厘村」なんていう観光客垂涎の仕掛けもあったり。
気楽に試食もできちゃうのが、こういう場所の嬉しいところ。

ローカルの生うにが並んでいるって昂ぶりますよね。

なかには、見慣れないこんなモノもあったり。

七厘村では、七厘を大人1人300円で借りることができるのね(2時間制)。
当然、人気スポットなので行列は必至。

人気グルメブロガーの「ハッシー」と、
NHKで密着取材ついてた有名ブロガー
「はあちゅう」ちゃんと一緒だったので、
フツーに食べてる風だけど、横では
NHKさんのカメラが回ってましたね。

ちなみに、これは朝飯の位置づけです。
この後、海鮮丼やさんに行くので、そこがランチ 笑

脂のった銀ムツが美味でした。
ほかにも、ホヤの刺し身食べまくったり。

八食センター
〒039-1161 青森県八戸市河原木(大字)神才22−2
海外でもそうだけど、食いしん坊には市場って
たまらないエンタメスポットなんですよね。
↓ ↓

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2014年07月27日
東北EMOTION (青森-岩手) 三陸海岸を走る白いレストラン鉄道

青森県八戸から岩手県久慈まで、車窓 を流れる三陸の海を
眺めながら、ゆったりと旅するレストラン鉄道『東北EMOTION』

列車自体がレストランを彷彿とさせる白ベースの洒落たデザイン、
ライブキッチンの車両を挟み、コンパートメントの車両と
オープンテーブル席で構成されたわずか3両の贅沢空間。

土日祝日を中心に1日1往復しかないことから、
既にかなり先まで予約で埋まってるとのこと。
デザイン・食・アートを通じて新しい東北を発見できる新し旅のカタチ。
旅好きの叔母からは早速「それ行こうと思ってたのよ!」と、
ボクより先に知ってた模様。

今回の『東北EMOTION』は、食のインフルエンサーを集めた
”たべあるキング”の活動の一環で行ったんです。
フォーリンデブのハッシー、人気ブロガーのはあちゅう、
たべあるキング ワイン担当の瀬川あずさちゃんとの4人旅。

食べることは大好きな4人だけど、それぞれ得意分野とか
こだわりのポイントが違うんで、色々刺激も貰えたり。
さて、このレストラン鉄道ですが八戸を11:00過ぎに発車します。
なので朝イチで東京出れば、日帰りでも楽しめるのよ。
ボクは東北に来る機会がそんなにあるわけじゃないので、
自主練と称して前泊・後泊して地の物を食べまくってたけどw

八戸から久慈までは、景観のいいところをゆっくり走るので
片道ざっくり2時間弱の旅。時折地元の方々が手を振ってくれます。
外の景色をしっかり目に焼き付けておくと、海岸線を翌日遊びに
行った時とか、色々シンクロするので更に楽しくなりますよ。

往路が前菜、メインで、復路がデザート。シェフは年2回担当が替わり、
メニュー内容も季節ごとに4回替わるとのこと。リピーターにも嬉しいですよね。
コース料理は岩手の人気フレンチ「ロレオール」の伊藤シェフ監修していて、
スイーツはホテルメトロポリタン盛岡が担当。
東北の食材をふんだんに使ったもので、ほや、うに、ホタテといった
食材や、地元の窯元で焼いたお皿が使われていたりする。
料理はアルコール含めてオールインクルーシブ。

電車×地方ということで、正直そこまで料理期待してなかったんですが
地の素材をふんだんに用いながら、期待値を超える流れを作ってたんですよ。
こちらは東京でも知名度の高い岩手の短角牛。ガルニの野菜も地の物が中心。

三陸海岸の美しい景色や、原生林を眺めながらの食事は、
都内のレストランはもちろん、リゾート地のファインダイニング
とも違った心地よさを与えてくれる。

復路にデザートの楽しみが残されているというのも
列車の旅を飽きさせない愉しい仕掛け。

デザート アソートプレートのセンターには
東北EMOTIONのロゴが刻まれたホワイトチョコレート。

「食を通じて日本を元気に!」を目指す”たべあるキング”
こんな風に地方の面白いイベントを紹介できるのは愉しいですね。

前後の自主トレもストイックに攻めたことで、
八戸の魅力 色々掘ることが出来ました。
時間があれば奥入瀬の方にも足を伸ばし
たかったんだけどね。
↓ ↓

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