京都_201612
2017年01月07日
おはりばこ(京都)つまみ細工で艶度をあげる

メンズには「つまみ細工」といってもピンと来ないと思うけど、京都土産の候補として覚えておくといいのが、大徳寺『おはりばこ』のかんざし。
「つまみ細工」っていうのは、江戸時代から伝わる技法で、布を小さく切ってつまんで折りたたみ、その組み合わせで花などを形づくっていく手作業の集大成。 着物の髪飾りや舞妓さんのかんざしに使われている技術。
江戸時代から伝わる伝統工芸が有している”品”というのはさすがで、「七五三」とか「婚礼」の場で使われることも多いんだけど、自分的には夏の浴衣やさりげない着物姿でも一気に華やかさが増すんで、逆に今の若い世代なら、うまく普段使いできるといいなと。

そんな想いを汲んでくれたのがパリ在住のひろこちゃん。そうなのよ、オレが言いたいのはこういうことなのよ。HPにも洋服やドレスで付けてるサンプルの写真載せてくれたら、もっとマーケット広がると思うんだけどなぁ。

そんな『おはりばこ』が、12月に店舗を移転・リニューアルしたので京都へお祝いに。場所は大徳寺の真横、和久傳の蕎麦「いつつ」すぐ近く。

店内に入ると思ったより採光が取れていて、とても明るい印象。入口から入ってすぐに実演コーナーがあるので、ここを見るだけで”つまみ細工”がどんなもので、商品がどんな風に作られていくのか感覚的に理解することが出来る。

京都らしく、ショップの奥には中庭と離れがあって、これが贅沢な空間なんすよね。庭師の長嶋さんの力作の庭。ベースを活かしつつ、趣ある京都らしい空間に仕上がっている。春にはここに桜が咲くから、お花見しに行かないと。

はなれから見た庭とショップ。やー、オレもこんなお店作りたいわ。

離れの中はこんな感じ。

非常にレアなお茶菓子をいただきました。

このお茶は、あの「一力」さんでもお出ししてるお茶だとか。

かおりがとても印象的。

さて、ショップゾーンに戻りますか。壁のコーナーごとに七五三、婚礼などと別れてディスプレイされているんだけど、メンズ的にはこの手前の”旦那コーナー”に引き寄せられます。

煙草入れなる着物アイテムがあることを教えてもらい、実際に挿してみたらメッチャ洒落度アップ!!

煙管は持ってないけど、まずは形から。現代人の自分的にはリップクリームと目薬が欠かせないので、たばこの葉入れの方にはそんなものを。煙管入れの方には何を入れようか考え中。

女性ゾーンに、このあたりは気軽に使える髪飾り。まりえにも前に買ったことあるけど、ワンポイント入れるだけでほんと変わるから。是非、試してみて欲しい。

これは七五三のコーナーでしょうか。

こちらは婚礼ゾーンかな。

合わせるアイテムも置いてあったり。

提灯にもつまみ細工が。って、アレ? 何故にDJの機材も。
って、この日がレセプションなので、夕方からはパーリータイムです。

パーティ後のお庭。祭りの余韻、静と動のコントラストを感じられるのもいいね。

おはりばこ
京都府京都市北区紫野下門前町25
075-495-0119
http://www.oharibako.com/
続きではレセプションの様子を。お洒落度高いショップだけに、ゲストもお洒落な人が多かったです。
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