石垣島_201706
2017年12月09日
川平湾 (石垣島)ビーチサイドより見下ろす方がフォトジェニック
石垣島は、あちこちに美しいビーチがあるので、折角 川平湾に来たのならば、川平湾らしい絵が撮りたくなるのがフォトグラファー魂ってモンです。
ホワイトサンズにエメラルドグリーンをバックにした絵は、それはそれで美しいんだけど、この絵なら別に川平湾でなくてもいいわけです。

ここが美しく見えるのはちょっと上から眺めたときで、中洲に浮かぶ小島のアクセントや、水の深さによって色を変える海面の表情を捉えることができると、絶景だらけの石垣島でも唯一無二の絵が完成するんです。

こうした絵を撮りやすいのが、展望台。ダテに一等地にポジショニングしてるわけじゃありませんな。

ちなみに、ドローンだと更にヤバくて、30分1万円でも鳥体験してみたくなります。(本当に時間貸しで鳥になれるなら10万円でも安いよね。勿論、他の鳥に襲われたりとかナシでね)

Mavic Pro
あと、遊泳できない川平湾では、グラスボートが有名。ただ、ここんとこ環境破壊が進んでいて、以前来たときみたいにカラフルで迫力あるサンゴってのが激減してました。

それでも乗ったほうが面白くていいと思いますよ。

そんな川平湾に、ひとつだけ残念なところがあるんです。
何かと言うち、こんな絶景なのに湾を見下ろしながら、お酒を呑める場所がないこと。こんだけのビューをアテにシャンパーニュやれたら、ほんと最高なんだけど。

お酒はムリだけど、中々のロケーション力あるのが、川平湾の駐車場からほど近い「R’s cafe」。ここは川平湾沿いで、いちおうテラス席もあるんです。エラい!!

これだけのロケーション力誇るcafeって、石垣島でもそうそう無いと思うので、極めて凡庸な八重山そばや自家製チキンカレー出すより、単価あげてラグジュアリーなカフェとして差異化してくれると嬉しいんですけどね...
あと、絶景なのにブラインド閉めてる(しかもオフィスっぽい色気ないタイプ)のとか、全く
意味不明だったし、もうちょい雰囲気作り込んでてくれると、超人気店になるポテンシャル秘めてるんだけどなぁ。

ボクがカフェに寄ったときは風が強く曇りがちで(滞在中にフォトシューティング目的で計3回、川平湾には訪れていたので。上の写真は天気いいときのもの)、パラソルは開けられなかったから、絵力は落ちちゃってます。
マンゴジュースは2種類あって、ハイエンドな方を飲んだらさすがに美味でした! こういうのもグラスちょっと変えるだけで印象変わるんすけどね。

R’s Cafe
沖縄県石垣市川平934
ryukyu-shinju.co.jp
0980-88-2596
すんごいポテンシャルもってるので、ついつい願望が溢れ出てしまったけど、絶景カフェには違いないので上手く使えるとがっつり昂れます。
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kyah2004 at 23:52|この記事のURL│Comments(0)
2017年09月26日
平久保岬 (石垣島)今年3本指の絶景
休日は、旅したり美味しいもの食べ行ったり、イベント行ったりと変わらずな感じですが、9月は平日が殆どOFFな時間を作れてないので、こういう癒やしの空間に15分でいいから行きたいです。
ここは、どこかというと石垣島の北にある平久保岬。この灯台に見覚えあるひとも多いはず。

しっかし自然界の美しいものって、どうして皆が美しいって思うんでしょうね。

ドローンは、こういうロケーションでこそ、フルに力を発揮できます。
熱さとか気にならない絶景中の絶景。

雲がクッキリと影を地面に落とす。都会にいると、影って目の前のものだと思ってたけど、遠くまで影の境界線が視認できるんです。

あゝ、バカンスに行きたい。
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kyah2004 at 23:30|この記事のURL│Comments(0)
2017年09月08日
明石食堂 (石垣島)八重山そばにソーキを浮かべて
朝、東京を出れば昼頃には石垣島につきます。まずはレンタカーを借りて北上し、玉取崎展望台で石垣島の絶景を浴びてから遅めのランチへと向かいます。
目的地は明石食堂、島の北部 伊原間の町にある民宿に併設した食堂です。ちなみにアカイシショクドウが正解。ずーっと、アカシショクドウって言ってましたわ(笑)。
県内でも老舗の有名店だけに、昼過ぎでも満席。昔、こんな綺麗な佇まいだったっけな…と思ったら、やっぱし10年くらい前に移転してたんですね。

シンプルに八重山そばをオーダー。

のつもりだったんだけど、途中からやっぱしソーキも食べたくなって追加でオーダー。ソーキのボリュームは結構あるんだけど、八重山そばの包容力でペロリといけちゃいました。ちょっと白濁したスープと、麺の相性もよく、見た目以上に味に品があります。

明石食堂 (あかいししょくどう)
0980-89-2447
沖縄県石垣市伊原間360
暴力的な陽射しもたまらん。
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kyah2004 at 23:41|この記事のURL│Comments(0)
2017年08月12日
玉取崎展望台(石垣島)楽園の入口
今、夏休みという方も多いんじゃないでしょうか? この夏は沖縄!!って人、実に羨ましいです。
そんな海の綺麗さが半端ない石垣島ですが、空港から石垣港方面にそのまま南下すると、アレ聞いてるほど綺麗じゃない…と感じるかと思いますが、ご安心ください。
絶景に逢いに行くには、空港でレンタカーを借りたら、まず北上しましょう。すると「玉取崎展望台」の案内板が出てくるので、駐車場に停めて ちょいと歩くとこんな見晴らし台が見えてきます。

途中の景色も綺麗だけど、やっぱ展望台の上は別格です。

伊原間のあたりのくびれ部分は両サイドに海が見えてなんか贅沢。

単に海が広がっているよりも、陰影や凹凸がある方が、景色に表情が出て魅力的に見えるんです。人間と同じですね、単調なだけだとつまらない。

こんな場所に、牛肉の研究に訪れられるってHAPPYです。

いやー、ここにBAR作って、琉球のラム酒でも呑んでいたい。

お盆の東京はのんびりで悪くないけどね。天気がイマイチなのは無念。
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kyah2004 at 20:47|この記事のURL│Comments(0)
2017年07月01日
石垣島〜与那国島 食べ歩きメモ
先日訪れていた石垣島、黒島、与那国島の食べ歩きメモ。
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石垣島に昼頃に着いてレンタカーを借り、平久保崎に行く途中で腹ごしらえ。

石垣島の八重山そばでは、最も有名なお店なんじゃないでしょうか? 「明石食堂」。結構、島の北部なので車じゃないとアクセスは難しい。ほぼ満席状態でした。麺の歯ごたえ、食感もいいけど、スープも美味。

追加でソーキを頼んでドンと放り込み、味変を愉しむ。ソーキの味付けも柔らかさもいいね。

明石食堂
0980-89-2447
沖縄県石垣市伊原間360
平久保崎でシューティングしてたら喉が乾いて。この辺、コンビニとかないからストリート沿いのフルーツ直売所とか、いいカフェ代わりに。

きんきんに冷えたパインジュースを。

したら、シャーベットもおまけでつけてくれました。これが汗をかいた体に、やけに染み入るんだわ

国道沿いのゆるい感じがたまらん、圧倒的な景色の海を見てる時も昂るけど、こういう日常の延長な風景にこそめっちゃ開放感が仕込まれてます。

伊原間農園フルーツ直売所
0980-89-2707
沖縄県石垣市字伊原間4-96
川平湾沿いで酒呑みて〜と思ったけど、ここ眺めながら酒のめる場所ないんすね。ま、単独ドライブだから、どっちにしろムリだったんだけど。

ただ、グラスボート乗り場から徒歩圏内の琉球真珠本店の敷地に、湾ビューのカフェがあることを発見。

Webではパラソルの写真あっていい雰囲気だったんだけど、実際は風強くて直射日光。店内は折角の絶景なのにブラインド締めてて、シャビーさ極まりない雰囲気。ほんと勿体無い…、テラサー的に日差しは気にならなかったけど、風が強かったのでモノ飛ばされないように気をつけてました。

アールズ・カフェ
0980-88-2596
沖縄県石垣市川平934
http://www.perljwe-kabira.co.jp/
宿は石垣の繁華街近くだったので、沖縄らしいものでも食べようと『ひとし 石敢當店』へ。早起きだったのに泡盛のクース(古酒)投入で一気にMAX酔っぱらいに。

石垣牛の握りとか、まぐろの握りが有名らしい。わりと楽しめる味わい。

豆腐ようとか、いわゆる沖縄料理はイマイチ ピンとこなかったけど。

ラフテーとか島らっきょとか、一人でやたらと食い散らかしてました。

ひとし 石敢當店
0980-88-5807
沖縄県石垣市字大川197-1
コーヒーでも呑んで帰りたいなと思って、カフェ使いもできそうなオープンエア席あるバルに座ったら、結局マンゴジュース頼んでました。クースの酔いが突き上げてきて、意識飛ばしそうになったのでホテルに退散。

翌日、御神崎に行く途中で見かけたイタリアン、ここ空いてたら寄りたかったなぁ。テラスもあって、結構、好みのロケーション。

イタリコ (italico)
0980-88-2562
沖縄県石垣市崎枝530-128
個人行動はここまで。以降、食材ツアーに合流です。
まず、向ったのは石垣市内からほど近い『丸八』。昔からある老舗で、一旦クローズしてたらしいんだけど、最近綺麗な建物になって復活したようで。

いわゆる沖縄料理が美味しい。牛汁とか、中々美味よ。中身汁も臭みなく食べやすかったし。

ソーキそばは、明石食堂と違って透明度のあるスープ。こちらも洗練された味わいで気に入った。

なにげにカレーも旨かったし。空港から、まずはここ向って腹ごしらえとか、次回いいパターンかも。

石垣島料理丸八
0980-87-5483
沖縄県石垣市真栄里599-10
きたうち牧場 美崎店で、きたうちプレミアムビーフのしゃぶしゃぶを。

石垣島は、元々繁殖農家が中心の島で、現地で石垣で肥育された牛肉が食べられることってなかったんです。殆どが県外の肥育農家行きでね。で、沖縄サミットあたりから一気に有名になって、一部の肥育農家で育てられるようになり、島内でも流通するようになったんだけど…

正直、石垣牛って一言でいっても、怪我した雌牛とか去勢牛など入り混じってて、クオリティに差がデカいのが実態なんだそうです。でも、きたうちプレミアムビーフは血統もこだわっているし、36ヶ月の長期肥育という高コストな良肉を扱っているので、本当に美味しい焼肉食べたいなら、ここを選んでおけば正解です。あ、ただしゃぶしゃぶはスペシャルメニューなので、無いと思うから悪しからず。

焼肉きたうち 美崎店
0980-84-2929
沖縄県石垣市美崎町11-1
ホテルピースランド石垣島 1F
http://krs-beef.jp/company_restaurants/misaki/
まだまだ、美味探索は続きます。
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kyah2004 at 23:20|この記事のURL│Comments(0)
2017年06月25日
石垣島の牛たちと
食にしてもファッションにしても、背景の文脈が気になるお年頃。
ビジュアルの美しさや美味しさに加えて、テーブルの外まで含めて価値を求めることで、より多面的な時間の過ごし方ができるようになる。たとえば、シェフの世界観だったり、生産者の想いに共感することで、味の奥行きが深く広くなるようにね。

にしても、若い頃は美味しいものにたいして興味なかった自分が、まさかこんなにも食への愛や好奇心が高まるとはねぇ...。それを言ったら、写真も一時期キライだったかもしれん(笑)。
小さい子供の頃に刷り込まれたものが、思春期に反動となって距離が出る。それってよくあることだと思うんだけど、でもまた幼児期に刷り込まれた感覚が、大人になって”価値を見極める目”となって自分形成に寄与していく。いわゆる三つ子の魂百までってヤツなんだけど、自覚してる以上に深く根が張ってるね。

今回はどんな背景を探しに行ってたのかというと”牛肉”のストーリー。「石垣島食材ツアー」に参加して、全国の鉄板焼きシェフたちとともに、牧場を中心に生産者さん達のところを回ってきたんです。

なんとなく、石垣島って子牛の生産地のメッカだよねって知識はあったけど、詳しいことは知らなかったんで、めっちゃ発見多い旅でした。
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まずね、松阪牛とか近江牛とか言われるけど、アレって全部が子牛からその地で育ってるわけではなくて、繁殖農家から子牛を買って育ててるのね。石垣島はその「繁殖農家」が中心なので、殆どの子牛が県外の肥育農家に引き取られていくんです。

どうしてかと言うと、石垣島の子牛の質がいいから。
石垣島をはじめとする八重山諸島は、牧草が一年に五回も生え変わるので、良質の草をたくさん食べさせてあげられる日本でも数少ない繁殖農家向きの土地なのよ。

繁殖農家についてもうちょい詳しく書くと、種付けから文字通り繁殖まで行い、約10ヵ月かけて体重280kgまで育てます。そこでセリに出すなど家畜市場に出荷し、肥育農家へとバトンタッチ。

肥育農家ではお肉にするためのエサを食べさせて、20ヵ月くらい育てて食肉として市場に出すのが一般的なパターン。

人生初 子牛セリ市見学だったけど、この2日間で数百頭が取引されると言っていた。農家さんが自分の牛にしっかり付き添って、引き取られていくのを見守っている。

繁殖農家さんから話し聞くと、牛も人間と同じような感覚なんだって。それぞれ、性格も違うし、顔も違うし、ヒエラルキーも出てきてと。「そんなんだと出荷のときって寂しくないの?」って聞いたら、「よく聞かれるけど、そのために育ててるし、自分の育てた牛が、お客さんを喜ばせていたら、こんなに嬉しいことはない」と。

こういう声を聞けると、胸を張って、ども大事に牛肉食べたいと思いますわ。
いくつか繁殖農家さん回ったけど、こちらは若い世代が、更に質のいい肉を作ろうとパッションを燃やしている野底牧場。凄い血統の但馬牛の種牛が、牧場の入口でボクラを迎えてくれました。

人間よりも牛の数が多いという黒島(石垣島から船で25分)では、下地牧場で子牛に授乳というレア体験。見た目はかわいい子牛さんですが、ミルクを呑む時の力は半端ないんです。

牧場の中を(自家製)オープンカーで走ったけど、気持ちいいのなんの。



日本最西端の与那国島の真嘉牧場は、石垣島よりも更にのんびりした空気感。

牛たちも人懐っこかったです。

牛肉と同じくらい、絶景も好物ですから、生産者ツアーに参加する前日に石垣島に乗り込んで、ドローンも駆使しながら撮影に萌えてました(笑)
石垣島をゆっくり回るのは久しぶりだったので、絶景ポイントおさらいしておきます。
まずは、空港からも近く石垣島の海のパンチ力を簡単に体感できるのは「玉取崎展望台」。駐車場も整備されてるし、一番の絶景ポイントに展望小屋が設置されてるので、風に吹かれながら世界に誇る沖縄の海の美しさを堪能することができる。

ビーチの曲線と山の立体感の組み合わせが、絵面を愉快にしてくれています。

島の最北端「平久保岬」は、力ある緑と溜息しか出ない珊瑚の海、両方を愉しめる絶景ポイント。

右側の景色が特にシビれるのよ。

こういう場所ではドローンがポテンシャルいやってほどに発揮してくれます。
平久保岬のちょい下の海岸線、特にビーチの名前は無さそうなんだけど、車が停められそうな空き地を見つけて海まで出てみたら、当然のごとく無人のビーチ。こんな絶景が独り占めってヤバくない?

観光ではハズせない「川平湾」も、やはり晴れた時に見ると別格に美人。前に来た時は曇だったので、ここまでの感動値には届いてなかったです。写真という意味では、ちょっと上から撮るのがいいので、ここも展望台からのシューティングがおすすめ。

底地ビーチは地味でした…
今回の石垣島で、一番のアタリだったのが「御神崎」。ここは、崖×海という自分にとって最強のコンボが繰り出されている場所で、自己責任で結構崖際まで攻め入ることができる。


風は強いけど、ドローンには最強の被写体で、思わず背筋が震える美しさ。
石垣島から船で25分、黒島の仲本海岸は、地上から見てももちろん美景なんだけど、上から見下ろした珊瑚が、NHKですか?って感じの理想的な絶景。

黒島は平らなので、鳥かドローンじゃないと見ることの出来ない景色。いやぁ、シビレました。
亀の放流も興奮コンテンツ!!


日本最南端の与那国島。別名”どなん”と呼ばれる島で、その所以は周囲を崖に囲まれているうえに、天候が変わりやすく渡るのが難しいから。こちらも飛行機着陸前に見た景色が、モロ好みでした。

ただ…
ただね…
オレ、計らずも”渡難”を体感しちゃったんですよ。自然の力はナメちゃいかんすね。

続きでは、もうちょい牛の話掘っています。
↓ ↓

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