韓国_201712
2017年12月18日
Happy Wedding in Seoul
R字とみえちゃんの結婚式で、ソウルへ。
韓国は何年ぶりの訪問かな...、アンコールワットの帰りにソウルに寄った記憶があるので多分10年ぶりくらいな気がします。お祝いにいきつつも、もちろん美味しいお店たくさん回ってきました。

旦那のR字との出会いは2007年。パリからボルドーに向かうTGVの中「なんかふてぶてしい日本人おるな、オモレーわ」という第一印象にはじまり、ボルドーのレストランでのセレンディピティな事件で一気に絆が深まったのね。
その後、ヤツの出身地の札幌に通うようになってじゅんたと仲良くなり、その後「ファットリア・ビオ」を立ち上げたタカちゃんとも仲良くなっていくわけです。そのタカちゃんが、エリオ・ロカンダに行くキッカケがボクとの訪問だったので、R字との出会いがなかったらもしかしたら「ファットリア・ビオ」は存在しなかったかもしれません。

そんなR字との縁で、東京の友人らも札幌メンツと交友が深まり、今回はソウルのカンナムで集結することになったわけです。国内海外問わず、集結した時はだいたいトラブル起こるんだけど、その話はまたのちほど。

式は、とにかく本人たちが幸せそうな顔が見れれば最高。それが見れれば、足を運んだ価値があるってものです。

日本の結婚式にはそれなりに出席してきたけど、やはり韓国スタイルの式は新鮮で、まりえの韓服姿も中々似合ってました。

ちなみに、この韓国の着物って”チマチョゴリ”って呼び方が日本では定着してるけど、チマもチョゴリも幅広く「下半身の服」とか「上半身の服」を指す言葉だそうで。みえちゃんが日本に来た当初は、”チマチョゴリかわいいね!”って言われても、最初は「え、どの服のこと?」って感じで何のことかわからなかったようです(笑)

主役たちの韓服姿も新鮮だったけど、更に式の後に衣装替えして子供の数を占ったりとか、独特の儀式もあってフォトジェニック。

ちなみに、この数時間のためにボクラも着物をもっていったわけだけど、いつきまんやゆっきーは、この日に間に合うよう着物を仕立てていたわけで、メンズたちの力の入りようが伝わることと思います。


ま、単にハレの場で、しかも海外で着物がきたかった。という話でもあるんだけど、動機はどうあれ、日本からお祝いに来たゲストが、やけにドレッシーだったというのは事実。ボクラの気合は、言語の壁を超えて韓国の方々にも通じていたことでしょう。

わずが2泊の滞在で結婚式もあったから食事のチャンスは限られていたけど、やはり本場なので、日本での印象と大きく異なるものも多く、3日だけでも充分愉しめた。

特に「こりゃ、もうヤバい」と今でも禁断症状が出そうなのがケジャン。生のワタリガニを塩とタレに漬けて熟成させた料理。上海蟹の紹興酒漬けも強烈な旨みのパンチをお見舞いしてくれるけど、あれ高すぎるし、こちらの方が食べ部分が多い印象。

そのうえ、ある程度食べたところで、蟹の甲羅にご飯いれてしっかり混ぜ混ぜして、韓国海苔とともに食べると悶絶の世界に。蟹×米が足りなくて、ケジャンのビビンバも追加オーダー。こちらは、ちとピリッと辛さも加えることで、また先ほどとは違う味わいに。

ケジャンの安いお店は他にもあるんだろうけど、『プロカンジャンケジャン』は観光客的に入りやすいお店で、アクセスも楽チン。更に24時間営業というのも心強い。
プロカンジャンケジャン
新沙洞本店
(+82) 25434126
韓国서울특별시서초구잠원동27-1
http://www.prosoycrab.co.kr/
市場で水餃子も強烈だったなぁ。つーのも、この時期のソウルは寒い。タカちゃんが札幌よりも寒いって言ってたから、ヤバさはわかるかと。『Gwangjang Market』という鍾路5街(Jongno-5 gu)駅近くにある市場は、アーケード街の中に屋台が並んでいて、ストーブとかないし、特に入口近くは風も吹き込んできるので、5分でカラダの芯まで冷えてきます。

ケジャンの後に寄ったので、ここでは水餃子とお酒少し呑んでみたものの、あまりの寒さに耐えきれず近くのカフェに避難。木製のベンチは、どういう仕組みかほんのり熱を放ってたけど、いくらテレサーとはいえ、ストーブ無しのマイナス極寒ベンチは長時間座ってることできませんでしたわ。

イベリコ豚のサムギョプサルのお店は、さすがに腹一杯だったのでつまむ程度。途中からチャミスルをビールで割る”バクダン”大会になっていたので、ここはつまみ程度でちょうどよかった。肉の脂はベタッとしてなくて、キムチの一種を大葉に挟んで、更にサンチュで包むんだけど、この配合が肝なわけで、地元っ子に調合してもらえると、やはり美味い。

ここは結婚式の後に行ったホルモン焼きのお店「Aliyang」。ザクッとホルモンが運ばれてきて、スタッフのお母さんが頃合いを見て、ひっくり返したりハサミでカットしてくれます。網の端に肉を置いたら「食べてどうぞ」の合図。切り出されたコプチャンの脂がやけに美味で、ちょっと羊っぽい癖もソソります。

ちなみに、ここでも”バクダン大会”になってた。オレは久々の一気で気持ち悪くなってたので、後半は沈んでました。ちなみにチゲライスも相当に美味で、これとコプチャンのコラボは無双。

Aliyang
277-35 Nonhyeon-dong, Gangnam-gu, Seoul, 大韓民国
http://ariyangnh.fordining.kr/
+82 2-540-7860
80年つづく老舗の「韓一館(Hanilkwan)」。辛さは控えめの上品な味付けのお店でランチはプルコギを軸に、洗練された韓国料理をいただける。前日のクラブでさんざんやらかして、疲れ切った面々を癒やす落ち着いたレストラン。当家はランチにコンディション合わせてきたので、もちろん美味しくいただきました。つまみも美味しく牡蠣のキムチが美味だったし、チヂミなども丁寧なつくりで町場とは違った完成度。

Han-Ilgwan
276-2 Gayang-dong, Gangseo-gu, Seoul, 大韓民国
+82 2-2063-9200
ホテルは、Hak-dong駅からほど近い「Imperial Palace Hotel」に宿泊。恵比寿のウェスティンに枯れ感を加えた雰囲気の大規模ホテルで、部屋も広くビューも抜けてて快適。


繁華街のど真ん中ではないけど、タクシーがあればカンナムエリアなら、どこへもアクセスは良好でした。

Imperial Palace Hotel
640 Eonju-ro, Nonhyeon-dong, Gangnam-gu, Seoul, 大韓民国
+82 2-3440-8000
http://www.imperialpalace.co.kr/jpn/
さて、ここからはダメな大人のトラブル記録。いい大人の皆さんは、絶対真似しないでくださいね。全く必要のないトラブルを酒とともに呼び込んでくる力は、ある意味才能だとすら感じています。
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kyah2004 at 23:29|この記事のURL│Comments(0)